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「7時間睡眠」がもっとも長生きできる理由

こんにちはつよぽんです。
こんな情報を見つけました。
8時間睡眠と言われますが7時間で良いのですね。

睡眠は脳のクリーニング・タイム。
疲れた脳の老廃物を洗い流してくれる貴重な時間です。
『50代からの「老いない体」のつくり方』著者で医師の満尾正氏が、「老いない体」をキープする上でとても重要な、睡眠の効果について解説します。

■質の高い人生は「脳の休養」から生まれる。
「7時間睡眠がもっとも長生きする」
これは、日本やアメリカ、イギリス、それぞれの国の研究チームの調査で明らかにされていることです。
もとより、人には個体差がありますから、6~8時間が健康的な睡眠時間と考えてよいでしょう。
脳は、さまざまな心の作用と結びついています。
睡眠が足りずに脳の疲労が回復されないと、たちどころに心が不安定になります。感情のコントロールが効かなくなる障害も出てきま
す。倦怠感や集中力の欠如などの不調も現れてきます。
日中、働きづめの脳は、十分な休養、つまり「睡眠」が与えられることで、いくつになっても最高のパフォーマンスを発揮します。
感情や気力は、生命力の構成要素です。脳の休養は、強い生命力を保つうえで欠かせない条件なのです。
睡眠時間がどうしても短くなりがちな人は、昼寝をとり入れるといいでしょう。ただし、長時間ダラダラと寝るのは禁物です。
せいぜい20~30分ほどの昼寝が、脳の休養にとても有効とされています。
寝すぎも、無気力などの気分障害を引き起こします。

■睡眠時間以上に
熟睡できているかが重要
良い睡眠とは、睡眠時間の長さではなく、むしろ「熟睡」できているかどうかといった睡眠の質の問題と考えられています。
睡眠には体を休める「レム睡眠」と、脳を休める「ノンレム睡眠」があります。
レム睡眠は浅い眠り、ノンレム睡眠は深い眠りです。
ノンレム睡眠から始まって徐々に眠りの深度を増し、熟睡度のピークを過ぎると浅くなってレム睡眠に変わります。
約90分を1サイクルとして、4~5サイクル経て、心地よい目覚めに至ります。
ぐっすり眠る脳は、夢をほとんど見ることがありません。
このノンレム睡眠の間に、成長ホルモンが分泌され脳の機能回復や細胞の新陳代謝を高めたり、免疫力を増強したりといった体のメンテナンスが行なわれます。
いつも決まった時間、夜10時に就寝し、朝5時に目覚める――。
入眠して3時間の間にしっかりと成長ホルモンが分泌する眠りが、理想的な熟睡です。
過不足ない睡眠は、朝の目覚めの状態でわかります。
前向きな気持ちがあふれた目覚めであれば、熟睡が得られた証拠です。朝目覚めたときの気分を尺度に、自分に合った睡眠時間を見つ
けるといいでしょう。
■「質の良い眠り」を
与えてくれるメラトニン
規則正しい起床・就寝の習慣は、「誘眠ホルモン」とされるメラトニンの性質を活用してつくります。
メラトニンは、脳の中心部の「松果体」と呼ばれるところから分泌されています。大量に分泌されると眠気をもよおし、少なくなって
くると目覚めます。
メラトニンの分泌量は7歳ごろをピークに、50代以降では半減しますが、「幸せホルモン」と言われるセロトニンを増やすことで分泌量
が高まります。
セロトニンは、納豆をはじめとした大豆製品や、ゴマ、しらす干しなどに豊富なトリプトファン(必須アミノ酸の一種)を原料につく
られます。セロトニンからメラトニンへの合成は暗くなると始まると言われています。
規則正しい睡眠習慣をつけるとともに、こうした食品を積極的にとって、脳を健康に保っていきたいものです。
メラトニンにはまた、「不老長寿ホルモン」の異名があります。
強力な抗酸化作用を持ち、脳細胞を守る働きがあります。
さらに熟睡を得ることで免疫力が増強するという間接的な効果で、がん、骨粗しょう症、心臓血管疾患、糖尿病の合併症、肥満にもか
なりの予防効果があることが報告されています。
■朝日を浴びることで
ストレスから解放される
昔から、日本人の勤勉さは「早起き」に象徴されています。
江戸・元禄時代に井原西鶴が著したわが国初のビジネス小説『日本永代蔵』には、「金持ちになる秘訣5カ条」が書かれています。
そのなかで「いの一番」に挙げられているのが、早起きです。
じつは朝は、ストレスと闘う「ストレスホルモン」の分泌量がもっとも多くなります。
体に活動のエンジンがかかる際にエンジンの役割を果たすのです。
しかし、ストレスをためやすい人だと、体は一日中、ストレスホルモンであふれてしまいます。
気持ちがうしろ向きになり、愚痴っぽくなったり、ひがみっぽくなったりして、ストレスがさらにストレスを呼ぶといった「ストレス
スパイラル」にはまってしまいます。
そうならないためには毎朝、決まった時間に起床して朝日を浴びます。いわば「心を洗う朝の儀式」です。
朝日を浴びると、前述のセロトニンが脳内に分泌されます。
セロトニンは、ストレスが生まれにくい体内環境をつくります。
このとき、笑顔をつくれば、ストレスホルモンの分泌量がスーッと下がります。
心を洗う儀式は、脳をリフレッシュする習慣でもあるのです。

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その他   2020/08/15  

カマンベールチーズで認知症を防げる? 1日2ピースで

こんにちはつよぽんです。
気になる話題を見つけました。
酒の肴にカーマンベールチーズは大好きですね。


カマンベールチーズを食べると、認知症の予防につながる可能性があるとの研究結果を、東京都健康長寿医療センターなどの研究グル
ープがまとめた。
認知機能が低下すると、BDNF(脳由来神経栄養因子)というたんぱく質の血中濃度が減ることが知られるが、カマンベールを食べるこ
とで上昇したという。
東京都内の70歳以上の軽度認知機能障害の女性71人を二つのグループに分け、片方にカマンベール、もう片方にモッツァレラを1日約30グラム(2ピース)ずつ、3カ月食べてもらった。
食べない期間を3カ月おいてグループを入れ替え、同様の試験を実施。すると、カマンベールのグループは血中BDNFの値が約6%増えたが、モッツァレラは約2%減る傾向が示された。
BDNFは運動すると増えることが知られている。
センターの金憲経(キムホンギョン)・研究部長は「運動できないほど体力が低下した人でも、カマンベールを食べれば改善を期待できそうだ」と話す。
ただ、チーズには脂質も多い。「食べ過ぎは禁物。健康維持には、適切な量の摂取と運動が効果的」と指摘した。

>チーズを大いに食べましょう!

 

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その他   2020/02/09  

“スマホ脳過労” 記憶力や意欲が低下!?

こんにちはつよぽんです。
物忘れが多くなりました、人の名前がすぐ出てこなかったり認知症?
スマホ脳疲労という記事を見つけました、もしかしたらこの影響かも。

生活に欠かせないスマホが脳科学の世界で物議を醸している。
スマホに依存すると30~50代の働き盛りでも、もの忘れが激しくなり判断力や意欲も低下するというのだ。
患者の脳では前頭葉の血流が減少。
スマホから文字や映像などの膨大な情報が絶えず流入し続け、情報処理が追いつかなくなると見られている。
「スマホによる脳過労」「オーバーフロー脳」などと呼ぶ脳神経外科医も現れ、脳の異常は一時的なのか、認知症の初症状なのか、議論が始まっている。

また東北大学は、スマホの使用時間が長い子どもの大脳に発達の遅れが見られると発表。
一部自治体は子どものスマホ規制に動き出した。
こうしたなか注目されるのが「デジタル・デトックス」の試みだ。
リゾート会社はスマホを手放して自然を無心で味わう滞在を提案。
スマホメーカーも一定時間を超えるとアプリを使用できなくする機能を開発した。
明らかになりつつあるスマホのリスクと対策。
その最前線を伝える。

最近、スマホの使いすぎが原因で、脳に異常をきたす人が増えているという指摘が、医師や研究者の間で相次いでいます。
スマホによる「認知機能の低下」、「脳過労」とも呼ばれています。
スマホが原因で脳過労に陥った人の脳画像です。
青くなっているのは、血流が減って機能が鈍っている部分。
正常な時と比べると、明らかに機能の低下が広がっています。
岐阜県の、もの忘れ外来です。以前は高齢の患者がほとんどでしたが、5年ほど前から異変が起きたといいます。
脳神経外科 奥村歩医師「30代から50代の働き盛りの患者さんが、全体の4割を占めるに至っている。」
1年前、スマホによる脳過労と指摘された田中さん(仮名)、59歳です。
自動車販売店で支店長を務めています。田中さんは、8年前からスマホを愛用。
メールやSNSに加え、仕事に役立つと思うネット記事は頻繁にチェックするといいます。
田中さんは「話のネタに使えますし、社内の部下育成に使えるネタがたくさんあります。
私自身がこういったツールにしろ情報にしろ嫌いじゃないので、知らないうちにそれが体に影響している、そういう診断でした。」
最初の異変は、もの忘れでした。

>私も有りますね。


なぜか、部下の名前が思い出せない。こうしたことが頻繁に起こるようになりました。
そして、部下がミスをすると…。
「今どき、小学生だってやらないよ!大体、君はどういう教育を受けてきたんだね!」
田中さんはもともと温厚な性格でしたが、周囲の目も気にせず、どなりつけてしまうことが増えたといいます。
しかも驚くことに、田中さん自身はこうした異変に全く気づいていなかったというのです。
田中さんは「かなりひどいことを言っていましたけれども、私自身は自覚もないし、全く異常がないと思っていましたけれども、妻のほうが『おかしいんじゃないか』と。はたから見て。」
奥さんの勧めで受診した田中さん。奥村医師はこうアドバイスしました。
「まずは5分でもいいから、スマホを触らない、ぼんやりする時間を作ってください」。
実は、脳にはぼんやりするときに活発化する回路があることが分かってきました。
これを「デフォルト・モード・ネットワーク」といい、情報を整理する役割を果たしていると考えられています。
脳の情報処理には、3つの段階があります。情報を入れる「インプット」。

次にデフォルト・モード・ネットワークによる「整理」。
そして、話すなどの「アウトプット」。
しかし、ぼんやりすべき時にスマホを使いすぎると、この「情報の整理」が行われないため、脳がまるで、ごみ屋敷に。
すると、覚えることや話すことにも悪影響が及ぶと奥村医師はいいます。

>ぼんやりすることも必要なのですね。

脳神経外科 奥村歩医師
「スマホが息抜きだと考えているかもしれないが、息抜きが息抜きになっていなくて、そのスマホが“脳過労”を憎悪させる最大の原因になっている方が非常に多い。」

>確かに息抜きになると思ってスマホを見ることが有ります。


同じく脳過労を指摘された、55歳の藤本さん(仮名)です。
数年前に乳がんを患い、最近は母親の介護の心配も出てきました。
藤本さんは、ある感覚に悩んでいました。
「何をしても心に響かない」というのです。

藤本さんは「例えば映画を見に行くとか好きだったんですけど、それがさして面白くなくなってしまう。
(前は)どきどきしていたのが全然しらっとして、途方にくれた。」
奥村医師の診断によると、藤本さんはデフォルト・モード・ネットワークが働きにくくなっている上、前頭葉の機能低下のおそれがありました。
前頭葉は、判断や意欲、そして、感情までつかさどっています。
藤本さんは、病気や介護でもともとストレスを抱え、前頭葉は余裕がない状態でした。
そんな時、スマホで病気のことを頻繁に調べるうち、前頭葉に疲労がたまったのではないかといいます。

>感情にまで影響出て感動しずらくなるのですね。

スマホは必要以外触らないほうが良いようですね。

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その他   2020/01/10  

「7時間睡眠」がもっとも長生きできる理由

こんにちはつよぽんです。

本日は越谷市総合体育館にて「産業フェスタ2019」の参加します!

是非当事務所ブースまでおいでください。


十分睡眠を取らないと認知症になるかも。

そんなネットの情報です。

睡眠は脳のクリーニング・タイム。疲れた脳の老廃物を洗い流してくれる貴重な時間です。
『50代からの「老いない体」のつくり方』著者で医師の満尾正氏が、「老いない体」をキープする上でとても重要な、睡眠の効果について解説します。

当事務所ブログ

睡眠で脳内の"ゴミ"を掃除しないと認知症 人は人生80年のうち25年寝る

 

■質の高い人生は
「脳の休養」から生まれる「7時間睡眠がもっとも長生きする」
これは、日本やアメリカ、イギリス、それぞれの国の研究チームの調査で明らかにされていることです。
もとより、人には個体差がありますから、6~8時間が健康的な睡眠時間と考えてよいでしょう。

>確かに若い頃より睡眠時間が少なくなりました。


脳は、さまざまな心の作用と結びついています。
睡眠が足りずに脳の疲労が回復されないと、たちどころに心が不安定になります。

感情のコントロールが効かなくなる障害も出てきます。

倦怠感や集中力の欠如などの不調も現れてきます。
日中、働きづめの脳は、十分な休養、つまり「睡眠」が与えられることで、いくつになっても最高のパフォーマンスを発揮します。
感情や気力は、生命力の構成要素です。脳の休養は、強い生命力を保つうえで欠かせない条件なのです。
睡眠時間がどうしても短くなりがちな人は、昼寝をとり入れるといいでしょう。

ただし、長時間ダラダラと寝るのは禁物です。
せいぜい20~30分ほどの昼寝が、脳の休養にとても有効とされています。
寝すぎも、無気力などの気分障害を引き起こします。

>過ぎたるは及ばざるがごとし、ほどほどが良いのですね。

■睡眠時間以上に
熟睡できているかが重要
良い睡眠とは、睡眠時間の長さではなく、むしろ「熟睡」できているかどうかといった睡眠の質の問題と考えられています。
睡眠には体を休める「レム睡眠」と、脳を休める「ノンレム睡眠」があります。
レム睡眠は浅い眠り、ノンレム睡眠は深い眠りです。
ノンレム睡眠から始まって徐々に眠りの深度を増し、熟睡度のピークを過ぎると浅くなってレム睡眠に変わります。
約90分を1サイクルとして、4~5サイクル経て、心地よい目覚めに至ります。
ぐっすり眠る脳は、夢をほとんど見ることがありません。
このノンレム睡眠の間に、成長ホルモンが分泌され脳の機能回復や細胞の新陳代謝を高めたり、免疫力を増強したりといった体のメンテナンスが行なわれます。
いつも決まった時間、夜10時に就寝し、朝5時に目覚める――。
入眠して3時間の間にしっかりと成長ホルモンが分泌する眠りが、理想的な熟睡です。
過不足ない睡眠は、朝の目覚めの状態でわかります。
前向きな気持ちがあふれた目覚めであれば、熟睡が得られた証拠です。朝目覚めたときの気分を尺度に、自分に合った睡眠時間を見つ
けるといいでしょう。
■「質の良い眠り」を
与えてくれるメラトニン
規則正しい起床・就寝の習慣は、「誘眠ホルモン」とされるメラトニンの性質を活用してつくります。
メラトニンは、脳の中心部の「松果体」と呼ばれるところから分泌されています。大量に分泌されると眠気をもよおし、少なくなって
くると目覚めます。
メラトニンの分泌量は7歳ごろをピークに、50代以降では半減しますが、「幸せホルモン」と言われるセロトニンを増やすことで分泌量
が高まります。
セロトニンは、納豆をはじめとした大豆製品や、ゴマ、しらす干しなどに豊富なトリプトファン(必須アミノ酸の一種)を原料につく
られます。セロトニンからメラトニンへの合成は暗くなると始まると言われています。
規則正しい睡眠習慣をつけるとともに、こうした食品を積極的にとって、脳を健康に保っていきたいものです。
メラトニンにはまた、「不老長寿ホルモン」の異名があります。
強力な抗酸化作用を持ち、脳細胞を守る働きがあります。
さらに熟睡を得ることで免疫力が増強するという間接的な効果で、がん、骨粗しょう症、心臓血管疾患、糖尿病の合併症、肥満にもか
なりの予防効果があることが報告されています。
■朝日を浴びることで
ストレスから解放される
昔から、日本人の勤勉さは「早起き」に象徴されています。
江戸・元禄時代に井原西鶴が著したわが国初のビジネス小説『日本永代蔵』には、「金持ちになる秘訣5カ条」が書かれています。
そのなかで「いの一番」に挙げられているのが、早起きです。
じつは朝は、ストレスと闘う「ストレスホルモン」の分泌量がもっとも多くなります。
体に活動のエンジンがかかる際にエンジンの役割を果たすのです。
しかし、ストレスをためやすい人だと、体は一日中、ストレスホルモンであふれてしまいます。
気持ちがうしろ向きになり、愚痴っぽくなったり、ひがみっぽくなったりして、ストレスがさらにストレスを呼ぶといった「ストレス
スパイラル」にはまってしまいます。
そうならないためには毎朝、決まった時間に起床して朝日を浴びます。いわば「心を洗う朝の儀式」です。
朝日を浴びると、前述のセロトニンが脳内に分泌されます。
セロトニンは、ストレスが生まれにくい体内環境をつくります。
このとき、笑顔をつくれば、ストレスホルモンの分泌量がスーッと下がります。
心を洗う儀式は、脳をリフレッシュする習慣でもあるのです。

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その他   2019/11/30  

原発より危ない!チタンの裏話

こんにちはつよぽんです。
福島の放射能も危険ですがそれ以上にチタンの廃棄物は危ないようです。

こんなに大量にそしてこんなに身近に放射能を発する物質が有るとは知りませんでした。

「酸化チタン」という物質をご存じだろうか。チタン鉱石を原料に生成されるもので、自動車の塗装、印刷インキ、プラスチックなどの白色顔料として使われている、ごく日常的な化学物質だ。
ところがこの酸化チタンの原料となるチタン鉱石の中には、トリウムという危険な放射性元素が含まれている。
そのため、その生成の過程で排出される汚泥は、放射能を持つ。
しかも、この「放射性産廃」は、原発から排出される廃業物より、はるかに危険な「ゴミ」なのだ。
この問題に詳しい京都大学原子炉実験所の小出裕章氏 が、警鐘を鳴らす。
「そもそも、廃棄物の総量が大きな危険を孕んでいます。酸化チタン生成の過程で、日本では年間60万tもの放射性廃棄物が、過去三十数年にわたって全国各地に投棄されました。
その量がいかに膨大かというと、過去30年間に原子力発電所が出した放射性廃棄物の総量は、200Lのドラム缶で50万本。一方、酸化チタンの汚泥は、たった1年間で300万本に達するのです」

>凄い量ですね

かつてマレーシアにおいて、大きな「公害事件」が起きた。80年代、三菱化成(当時)の傘下にあった企業の杜撰な放射性廃棄物管理
の結果、付近の村で白血病や流産・死産、胎児性の障害者など が続出。
公害訴訟が起こって現地からの撤退を余儀なくされた。この、村ひとつを壊滅させた恐るべき物質こそ、トリウムなのだ。

 

こうした処分場は、秋田県岩城町、福島県いわき市、三重県四日市市、大阪府堺市、兵庫県宝塚市、岡山県邑久町などの各地に存在する。

>存在していることを知りません。


それらは、数十haという広大な面積を占め、数十万~数百万tの膨大な汚泥が廃棄されてきた。

これらは「放射性廃棄物処分場」とはされていないため、住民は、その危険性をまったく知らされていない場合も多い。
渓流は「赤い水」で変色していた秋田県岩城町の処分場を取材した。
岩城町は、秋田市の南隣りに位置する町だ。町の西側は日本海で、夏には海水浴場も開かれる。件の処分場は、海岸からわずかlOOmほどの距離まで迫った森林の中に存在する。
処分場の広さは、約13ha。東京ドームおよそ10個分という、広大な土地である。
岩城町の町議会議員・山崎真美氏が、こう語る。
「この処分場は、当初は養鯉場という名目で、84年に当時の町長の肝入りで土地の売買が行われたんです。

ところが実際は、工場から出るチタン廃棄物の処分場ができた」
処分場には、日中、ひっきりなしに汚泥を積んだダンプが出入りする。
このチタン産廃の汚泥は、本来、輸送の際は飛散しないようにカバーをかけて運ばなければならない。
ところが、このページにある写真でも分かるように、汚泥は剥き出しのまま、ダンプに積載されているのである。

上記の写真はイメージです。
処分場の周囲には、渓流が流れている。
が、その川底や川岸は、赤く変色していた。
ちょうど処分場の裏手に当たる位置に、処分場に溜まった水を処理・排水する施設があり、そこから「赤い水」が放出されているからだ。
赤くなるのは、汚泥のなかに鉄分が含まれているからで、その鉄分は放射能を持つ疑いが強い。

>放射能とか電磁波は人間の五感に感じないので、機械で測定するしかないです。


施設の放水口付近のコンクリートは、不気味な赤茶色に染まっていた。
この処分場を管理するA社は、危険をこう否定する。
「埋め立てているのは、『鉱滓』という人工土で、これは天然の土と変わりありません。
放射能に関しても、科学技術庁、通産省、労働省、厚生省による通達にしたがっており、基準内となっています」(A社環境安全管理室長)
A社では、定期的に放射線測定もしており、その結果は、これまで何ら問題はないという。
だが、A社など企業が盾にとっている、国の「通達」自体が、そもそもデタラメだと指摘する専門家は多い。
この「通達」とは、90年に前出の4省庁によって出された『チタン鉱石問題に関する基本的対応方針』などの文書である。
これらが“お墨付き”を与えている一般人の許容年間被曝量はlmSv(ミリシーベルト。人間が被曝する場合の被曝量を表す)。だがこの「1mSv」という数値は、実はたいへん危険な意味を持つ。
福島県でチタン廃棄物の処分場建設反対運動を続ける市民団体「産廃処分場建設の白紙撤回を求める会」の田子耕一事務局長がこう語る。
「廃棄物の中で、厳重管理・規制されているものに、原子力発電所から出る放射性廃棄物があります。
ところが、原発の廃棄物は、年間被曝量0.01mSv以下にせよ、と規制されている。
つまり、チタン廃棄物は、危険とされる原発廃棄物より、被曝量が1OO倍まで許容されたまま、廃棄されているんですよ」

>同じ放射能なのに100倍も違うのはどんな理由でしょう、日本国が企業の方を向いているからでしょう。


福島では、いわき市の平上荒川地区に、関西に本社を置くB社の処分場がある。市内にはB社がすでに埋め立てを終えた土地があり、さらに、今後もう一つの処分場が、同じく市内に設置される予定だ。

>増やさないように運動してほしいですね。

子供の遊び場に産廃がゴロゴロ
さらに、90年以降、酸化チタン廃棄物問題の端緒となった、岡山県邑久町も取材した。

岡山市の東隣にある邑久町と牛窓町付近は、70年代後半から廃棄物の処分場となっていた。
90年に、ここで年換算で許容量の18倍という異常な放射線が検出され、騒然となった。

>一番影響を受ける成長期の子供のそばにこのよう物のを置いて平気なのでしょうか。


だが、当時は業者が「覆土」などの措置を行ったということで、即座に「安全宣言」がなされた。
 本誌はここに、簡易型放射線測定器を持ち込んだ。 「安全」である以上、数値は他の地域と同レベルのはずだ。
ところが、邑久町と岡山市の境界を流れる吉井川沿いの公団住宅付近で、年換算の被曝量で2.6mSv(γ線のみ計測)、つまり許容限度の2.6倍となる放射線を検出した。

>福島以上の措置を取る必要が有りますね。

本誌が放射線を検出した岡山県内の地点

マレーシアの事件で、現地に入りトリウム汚染の実態調査を行った、埼玉大学理学部 の市川定夫教授は、放射線の恐怖を、こう警告する。
「放射線は、年間の被曝量が0.25mSv増加しただけで、ガンの発生率が2倍になるといわれている。しかも、国の基準の1mSvというのは、放射線のうちのγ線のみの数値です。
しかし、放射線で最も危険なのはα線で、これはγ線の約10~200倍の危険性があるとされています。

>知らないとは恐ろしいですね。


本当に恐ろしいのは、このα線を放射する鉱石の粉末が飛散して人体内に入り、“内部被曝”してしまうことなんです」
70年代、アメリカのウラン採掘現場で働いていたネイティブ・アメリカンの人々が、放射線被曝により、白血病やガンで多数の死者を出した。
「このときも、γ線の数値が 低いから、安全だといわれていたんです。しかし、実は放射能を帯びた粉塵が呼吸などを通じて体内に入り、α線の内部被曝をしていたということが後に判明しました」(前出・市川教授)

>外部被爆より内部被爆の方が遥かに影響が有ります。


 使い終えた処分場は、やがて住宅地として造成されたり、公園、グラウンドなど公共施設になったり、なんと畑になっている場合もある。
「規制もなかった当時の、いまよりさらに高濃度だった放射性廃棄物がどう処分され、埋め立て跡地が何に使われているのか、誰も把握できない。
岡山では、グラウンドで遊ぶ子供たちの横に、明らかにチタン産廃と思われる赤土がゴロゴロしている。
これを手で触り、粉塵を吸ったりすれば、相当の内部被曝になります」

チタン産廃に含まれるトリウムの半減期は141億年。
地球が存在するかぎり消滅しない、この恐るべき物質を、このままタレ流し続けていいのか。

>誰も知らないから平気なんですね。

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その他   2019/11/15  

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