嘉藤建築設計
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用語集


か行

非常に微量の薬物やある種の化学物質の摂取によって引き起こされる健康被害

薬物や化学物質に対する許容量を一定以上超えると引き起こされると考えられており、個人差が大きい。

「特定の化学物質に接触し続けていると、あとでわずかなその化学物質に接触するだけで、頭痛などのいろいろの症状が出てくる状態」である。
その原因は、「微量の化学物質の長期間における体内摂取により、体の耐性の限界を越えてしまったこと」と考えられる。

化学物質の曝露は、大気汚染や室内空気汚染、食品の残留農薬などであり、体の耐性の限界を越えることによって、その後は微量の化学物質に曝露するだけで過剰なほどに敏感となり、アレルギーに似た症状や、情緒不安、神経症、行動過多を引き起こす。

環境中の合成化学物質のうち、生き物の体内に取り込まれると、 まるでホルモンのように働いて生殖機能などをかく乱するおそれのあるものを指す。

「内分泌かく乱化学物質」という呼び名と基本的には同義。

さ行

蓄積に価値を見いだし利用を行なう社会

日本の場合、新築の住宅は、一見して新築と分かるデザインに、開発されたばかりの新建材が使われている。
そうすると、隣の家は、いかにも古めかしく映る。当然、中古住宅の価値は低くなる

財団法人 建築環境・省エネルギー機構

気候や敷地特性など立地条件と住まい方に応じて極力自然エネルギーを活用した上で建物と設備機器の選択に注意を払うことによって居住性や利便性の水準を向上させつつ居住時のエネルギー消費量(CO2排出量)を2000年頃の標準的な住宅と比較して50%にまで削減可能で2010年までに十分実用化できる住宅の手法

国民に安全かつ安心な住宅を十分に供給するための住宅政策の指針となる日本の法律。

今回、政府・与党がまとめた住生活基本法案では、基本理念として

1.住生活の基盤である良質な住宅の供給
2.良好な居住環境の形成
3.居住のために住宅を購入するもの等の利益の擁護・増進
4.居住の安定の確保

の4つを設定しています。

新築の住居などで起こる、倦怠感・めまい・頭痛・湿疹・のどの痛み・呼吸器疾患などの症状があらわれる体調不良の呼び名。

住宅の高気密化や建材等の使用だけでなく、家具・日用品の影響、カビ・ダニ等のアレルゲン、化学物質に対する感受性の個人差など、様々な要因が複雑に関係していると考えられています。

そもそもサスティナブルとは、維持できるとか、持続できるという意味である。

サスティナブル建築とは、地球環境や人への負荷を極力抑え、長寿命化によって、環境をできるだけ維持し続けられることを考えて計画・建築されたものを意味する。

新聞紙を粉々にしてホウ酸を混ぜて作られている、天然木質繊維の断熱材です。

人体への影響も少ないエコ材料であることが最大の特長で、断熱材では唯一エコマークを授与されている商品です。

た行

住宅性能表示制度および耐震診断により、建物がどの程度の地震に耐えられるかを示す等級

建築基準法で要求している住宅が満たすべき耐震性をもつものを耐震等級1,その1.25倍の耐力を有するものを耐震等級2,1.5倍の耐力を有するものを耐震等級3と決めています。

記録物によって、その履歴、転用または所在を追求できる能力」と定義されている。

英語の「トレース(Trace: 足跡をたどる)」と「アビリティ(Ability:できること)」の合成語で、もともとは工業製品などの商品の履歴、所在を追跡する方法の概念。
使われている建材だけでなく全ての職種に携わる職方を明らかにし責任とやりがいのある環境を整え、優れた技能と責任感のある職方を評価することも含まれると思われる。

な行

耐震性や耐久性の高いはりや壁を使い、壁を取り払って自由に間取りを変更できる200年持つ住宅の普及を提唱。

住生活基本法の制定を踏まえた今後の住宅政策に関する提言の中間取りまとめという位置づけで、ストック社会の形成を支援するもの。

は行

住宅品質確保促進法とも言う。

1.10年間の瑕疵(かし)担保責任の義務づけ
2.住宅性能表示制度を創設(任意制度)
3.住宅専門の紛争処理体制の整備

2000年4月

住宅性能表示制度とは、構造の安定、火気の安全、高齢者等への配慮など住宅の性能を公的に指定された機関が評価し、住宅取得者に対して住宅の性能に関する信頼性の高い情報を提供するしくみをいい、任意に活用することができ、工務店・住宅メーカー・分譲住宅会社などの住宅供給者が、新築住宅の瑕疵保証を10年間にわたり行うことを義務づける新しい法律。

大量生産・大量消費の「使い捨て」型の社会

戦後の日本の経済政策が、大量生産・大量消費、つまりフローが大きくなった方が経済は拡大し、会社は儲かり給料も上る、そしてもっとモノが買えるようになる。
企業はどんどん新製品を出して、どんどん売る。

それで売上が拡大すれば、儲けも増えて、給料も上がる。
しばらくはこの方法はきわめてうまく機能したのです。

高齢者や障害者に対して住みやすい住環境を提案するアドバイザー

医療・福祉・建築について体系的で幅広い知識を身につけ、各種の専門職と連携をとりながらクライアントに適切な住宅改修プランを提示。
また福祉用具や諸施策情報などについてもアドバイスをしている。

や行

問題がありそうな可能性がある場合、安全であることが確認されるまで、予防的に使うことをやめようという考え方

取り返しのつかない結果を招く行為や、重大な危害を引き起こす恐れがある行為に対して、その科学的根拠が完全なものでなくても、やめるなり緩和策を講じるなりの対策を行うべきとする。

ユニバーサル=普遍的な=「すべての人のためのデザイン」

文化・言語の違い、老若男女といった差異、障害・能力の如何を問わずに利用することができる施設・製品・情報、バリアフリー概念の発展形。
「できるだけ多くの人が利用可能であるようデザインすること」が基本コンセプトである。

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