魚の幼生はマイクロプラスティックを餌と間違える。それを人間が食物連鎖を通じて摂取する
こんにちはつよぽんです。
プラスチック問題が有りますね、特にマイクロプラスチックは魚を通じて我々の体に入るのでしょうか?
怖い話ですね。
ネットの記事より
さまざまな海洋生物の食物源である、孵化したばかりの微小な仔魚。
海水の表面に生じるスリックと呼ばれる膜のような部分に集まるが、このスリックはマイクロプラスティックの密度が高く、仔魚が餌と間違えて食べてしまうことが研究結果から明らかになった。
海の食物連鎖の末端にいる生物が積極的にマイクロプラスティックを蓄積しているということは、つまり最終的には人間が摂取するなど、生態系に大きな影響を及ぼしている可能性がある。
>食物連鎖の最後の我々が食べることになるのですね。
ハワイのあちこちにある有名なビーチの沖は、複雑な生態系によって結ばれた生物たちで満ち溢れている。
サメやウミガメ、海鳥などの生物は、孵化したばかりの微小な仔魚(しぎょ、魚の幼生)を餌にしている。
これらの生物は、膨大な数の仔魚たちによって支えられているのだ。
孵化してから数週間、仔魚たちはまだ自力で泳ぎ回る力がない。
このため海流に身を任せ、最終的には海水の表面に生じるスリックと呼ばれる膜のような部分に数百万匹という単位で集まることになる。
ところが、複数の海流が合流して形成される帯状や斑紋状のスリックでは、仔魚たちがマイクロプラスティックという有害な敵に取り囲まれ、それを餌と間違える現象が増えている。
『Proceedings of the National Academy of Sciences』に11月11日付で発表された論文によると、こうしたスリックでは近くの海面
付近の水と比較してマイクロプラスティックの密度が126倍で、太平洋ごみベルトと比べても8倍であることが示されている。
仔魚と食物連鎖の関係
スリックに含まれるマイクロプラスティック片と仔魚の数は、7対1でマイクロプラスティックのほうが多い。
仔魚を解剖したところ、その多くの胃の中にマイクロプラスティックが存在することが明らかになった。
この結果は、これらの生物種だけでなく、食物連鎖網の全体にとっても懸念すべきものだ。
論文の共同筆頭執筆者で米海洋大気庁(NOAA)の海洋学者ジャミソン・ゴーヴは、「海鳥たちは仔魚を餌にしていますし、成魚も仔魚を餌にしています。
仔魚は主要な食物源なのです」と語る。
「つまり、この研究結果はプラスティックがどのように環境にばら撒かれ、どれだけ早く食物連鎖の上位に到達する可能性があるのかを明確に示唆しています」
>我々にとっても大問題になりますね。
ゴーヴのチームが数百匹の仔魚を解剖したところ、海面に浮かぶ滑らかなリボンのように見えるスリックから採取した標本の8.6パーセントに、マイクロプラスティックが含まれていることがわかった。
これは近くにあるスリックではない海面付近の水にいる仔魚の2倍以上である。
10パーセント未満という数字は多いと思えないかもしれないが、スリックの中に小さな仔魚が膨大にいることを考えると、この割合でも汚染された生物の数は相当なものになる。
これらの仔魚では、摂取したマイクロプラスティックに対処するための体の仕組みがまだ十分に発達していない。
マイクロプラスティックの砕片が海を浮遊する間に細菌などの病原体を吸着することが知られているため、これは特に懸念される問題だ。
論文の共同筆頭執筆者でNOAAの海洋生態学者のジョナサン・ホイットニーは、「ひとつの可能性ですが、仔魚でいる間は非常に脆弱であるため、1片のプラスティックを飲み込んだだけで死んでしまうかもしれません」と説明する。
つまり、科学者たちが把握している数をはるかに上回る仔魚たちが、マイクロプラスティックを食べて死亡し、海底に沈んでいる可能性があるということだ。
食物連鎖に入り込むマイクロプラスティック
仔魚たちは通常は海流に乗って浮遊するプランクトンを食べているが、浮遊するプラスティックを食べ物と間違える可能性がある。
摂取されたプラスティック片の多くは透明か青色で、仔魚が餌にするプランクトン(例えばカイアシ類と呼ばれる微小な甲殻類の節足動物)と同じ色だ。
仔魚に摂取されていたマイクロプラスティックは、ほぼすべてが繊維だった。
プラスティック製の漁網などから抜け落ちる繊維は、カイアシ類の触覚によく似ている。
いずれにしても、マイクロプラスティックはハワイ海域の食物連鎖に大きく入り込んできている。
今回の調査では、マヒマヒ(シイラ)やメカジキなどの種が、仔魚として成長する過程でマイクロプラスティックを積極的に摂取していることがわかった。
このことが、これらの種の生存状況に影響を与えるとしたら、その種を食べる種にとっても悪いニュースとなる。
文明の「プラスティック中毒」は制御不能に汚染された仔魚を食べた捕食者は、自身の体内にもマイクロプラスティックを蓄積することになる。
そして、結果的にまだ知られていない影響が出る可能性がある。さらに、その食物連鎖の最後にいるのがわれわれ人間であるということも、忘れてはならない。
今回の調査には参加していないが、カリフォルニア大学サンディエゴ校スクリップス海洋研究所でマイクロプラスティックの研究を続けている海洋学者ジェニファー・ブランドンは、「この論文はプラスティックとプランクトンと仔魚が、海流のなかでどれも同じような動きをすることを示した点で、素晴らしい成果を上げたと思います」と語る。
そして、プラスティックとプランクトンと仔魚が「すべて同じ場所に集中している」ことから、これらのプラスティックを一掃しようとしても、そこにいる生物たちを一緒に捕獲せざるをえないことになる。
文明の「プラスティック中毒」は制御不能に陥っており、その報いがやってきている。いまの課題は、広大な海の生態系をわれわれがどの程度までひどく壊してしまったのかを明らかにすることだ。
>プラスチックを食べる虫や、分解する細菌に期待しないとならないですね!
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「タバコではない!」 : 閉塞性肺疾患の最大の発症要因は「漂白剤と消毒剤」であるこ
こんにちはつよぽんです。
たばこの煙が悪いと教えられていましたがどうも違うよう様です。
画像はファブリーズのHPに乗っているものです、自然物質で出来ているような気がしますね。
記事より
また一つ『タバコ悪』の嘘が明らかに。
何か一つ『悪』を捏造して、全てそれのせいにする事で一般人を扇動し安心させ欺く。
その一方ぬくぬくと利権を貪り、実害被害を社会中に拡大させる欺瞞構造。
社会における魔女狩りやスケープゴートといった卑劣な手法は、中世の頃から何も変わっていないようです。
◆家庭にも多数ある除菌剤/漂白剤製品のすさまじい悪影響
慢性閉塞性肺疾患(COPD)という病気があります。
これは、一般的に「タバコ病」などとも言われていまして、以下のように説明される病気ですが、日本に500万人以上、患者がいるという深刻な病気でもあります。
>知りませんでした。
漂白剤も色々種類が有ります。
慢性閉塞性肺疾患(COPD)とは、従来、慢性気管支炎や肺気腫と呼ばれてきた病気の総称です。
タバコ煙を主とする有害物質を長期に吸入曝露することで生じた肺の炎症性疾患であり、喫煙習慣を背景に中高年に発症する生活習慣病といえます。(日本呼吸器学会ウェブサイトより)
◆「タバコ病」という事実無根の嘘
つまり、COPD の主要因は、あくまでもタバコであるというのが、これまでの、あるいは今でも一般的な見解となっていると思われます。
ところが、先日、アメリカの健康系のウェブサイトを見ていましたら、「 COPD の最大の発症要因は漂白剤(消毒剤)」
だというタイトルの記事がありました。「どういう意味だ?」と見てみましたら、これがまた、米ハーバード大学とフランス国立衛生医学研究所によって「 30年間にわたって続けられた調査の精査の結果」だというのです。
◆清潔志向の除菌剤と漂白剤こそが原因
漂白剤/除菌剤が、何よりも最大の COPD の発症要因だというのです。
正確にいえば、「第四級アンモニウム塩」という成分を含む除菌剤、殺菌剤、漂白剤などがすべて該当しますが、後述しますけれど、日本にも、これが含まれている製品は山ほどあります。
>ブログに「身近に忍び寄る化学物質に警鐘を鳴らす『ファブリーズはいらない』」をお読みください。
報道は 2017年のもので、英国ガーディアンが報じたものでした。
私はこのことを知らなかったですので、記事を読んだ時、結構ショックを受けたわけでして、つまり、たとえば、うちの奥さんにしても、私自身にしても、湯飲みの茶渋をとったりとかで、漂白剤はたまに使うのですね。
◆除菌剤と漂白剤は他の肺病とも関係している
また、この研究によれば、漂白剤は、ぜんそくなど他の肺の病気と関係していることは、以前から知られていたそうです。
しかし、これが 2017年の研究にも関わらず、どんな慢性閉塞性肺疾患(COPD)に関するサイトを見ても、「漂白剤がひとつの原因」と書いてあるものがひとつもありません。どれも、タバコ、タバコ、タバコ。
私自身は、タバコを吸わないですので、COPD は無縁かと思っていましたけれど、漂白剤(消毒剤)が発症要因になるのなら、誰にでも可能性があるものだと思われます。
>私もたばこは吸いません、原因が他に有るとは。
時期は遅くて、知ってよかったと思います。まずは、その英国ガーディアンの記事をご紹介します。
◆『定期的な漂白剤の使用が致命的な肺疾患のリスクにつながる』リンク
週に1回以上、消毒剤(漂白剤)を使用した場合、慢性閉塞性肺疾患を発症するリスクが最大32%増加する可能性があることがわかった。
漂白剤やその他の一般的な消毒剤の定期的な使用は、致命的な肺疾患を発症するリスクが著しく高まることを研究者たちは発見した。
アメリカの 5万5000人以上の看護師たちの病気の発生率を調べた研究によれば、消毒剤の使用が、慢性閉塞性肺疾患(COPD)の発症リスクを高めることと関連していることが示されたのだ。
これは、米ハーバード大学とフランス国立衛生医学研究所(Inserm)により 30年間にわたって続けられた調査の解析で判明したことで、週に 1度、漂白剤や消毒剤製品を使用した人たちは、COPD を発症する可能性が 32%も高いことがわかった。
イギリスでは COPD 患者は、推定 120万人いると見られている。
COPD は、気道が狭くなるために肺に空気を出し入れすることが困難になる肺気腫や慢性気管支炎などの肺疾患と関係する疾患だ。
イギリスでは、年間約 2万5000人が、この疾患で死亡しており、ヨーロッパで 3番目に高い死亡率となっている。
消毒薬の使用は、以前から、ぜんそくなどの呼吸器系の問題のリスクの増加と関連していることがわかっていたが、今回の新しい研究は、COPD と「第四級アンモニウム塩」(消毒剤に使われる成分)として知られる特定の洗浄化学物質との関連を特定した最初の研究と考えられている。
フランス国立衛生医学研究所のオリアーネ・デュマ(Orianne Dumas)博士は、今回の結果について以下のように述べる。
「消毒剤への暴露が COPD に及ぼす潜在的な悪影響はあまり注目されていませんが、ヨーロッパでの最近の 2つの研究では、消毒剤を多く使用する清掃の仕事に従事する人々に COPD のリスクが高いことが示されています」
「消毒剤と COPD の関連性を報告し、この関連の根底にある特定の化学物質を調査したのは今回の研究が初めてとなります」
漂白剤は一般家庭でもありふれたものだが、漂白剤の日常使用に特定の健康ガイドラインはない。
しかし研究者たちは、漂白剤/消毒剤使用の健康ガイドラインが検討されることを望んでいる。
>もっとこの情報を広める必要がありますね。
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