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住宅トラブルが増加傾向

こんにちはつよぽんです。
建築はクレーム産業と言われますがクレームを無くしたいですね。
住宅に関するトラブルが増えているというネットの記事です。

住宅に関して消費者と事業者との間で生じるトラブルなどの解決を支援する住宅リフォーム・紛争処理支援センターは、2019年8月5日、18年度における相談・紛争処理の件数などを集計した「住宅相談統計年報2019」を公表した。
住宅の新築・取得やリフォームなどに関する「電話相談」の件数は合計3万2253件で、前年度から14.6%増加。全体として右肩上がりの傾向が続いている〔図1〕。内容では、「住宅のトラブルに関する相談」が最も多く64.0%だった。

新築に関する電話相談で「評価住宅」「保険付き住宅」「評価・保険付き以外の住宅」の別では、評価・保険付き以外の住宅が最も多く8062件〔図2〕。

保険付き住宅は6519件、評価住宅は874件だった。

評価住宅は「住宅の品質確保の促進等に関する法律」に基づく「建設住宅性能評価書」の交付が確認できた住宅、保険付き住宅は住宅瑕疵担保責任保険(1号保険)付きの住宅をそれぞれ指す。
10年度以降、「保険付き住宅」の割合が年々増えており、18年度は初めて新築に関する電話相談件数全体の40%を超えた

新築は築浅物件の相談が目立つ
新築に関する電話相談で、不具合発生時の築年数が判明していたのは5448件〔図3〕。このうち「築年数1年未満」が全体の35.5%と、突出して多い。

築3年未満の築浅物件に関する相談は、件数ベースで全体の半数強(51.2%)を占めている。

戸建て住宅の具体的な不具合事象で、件数ベースで1~5位は、新築が「ひび割れ」「雨漏り」「性能不足」「剥がれ」「変形」。

リフォームは「剥がれ」「雨漏り」「性能不足」「ひび割れ」「汚れ」だった。
「電話相談」で解決に至らず「専門家相談」へ進んだのは、18年度の合計が1964件と前年度から10.3%増加。
相談者の年齢構成では、新築住宅は30~40歳代が多く、年齢が高くなるほど相談者数が減少する傾向がある。
他方、リフォームの相談者は50~60歳代の割合が多い。
専門家相談の内容では、「不具合が生じている」が最も多く合計1364件(複数回答)。以下、「その他」を除き「契約と工事の内容が異なる」「不具合と契約に関するトラブル」「工期遅延」「追加費用を請求された」「業者が倒産」の順だ。
専門家相談に寄せられた不具合を部位別に件数で見ると、新築・リフォームとも最も多かったのは外壁で合計348件〔図4〕。

そのほか床、屋根(屋根裏を含む)、開口部・建具、内壁、設備機器が上位だった。

評価住宅」と「保険付き住宅」については、不具合の発生や工事内容の食い違いといった問題に対して、全国52の弁護士会が設置した「住宅紛争審査会」による紛争処理手続き(調停など)が用意されている。
18年度に各地の審査会が新規に受け付けた紛争処理の申請件数は172件だった。

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建築   2019/12/24  

魚の幼生はマイクロプラスティックを餌と間違える。それを人間が食物連鎖を通じて摂取する

こんにちはつよぽんです。
プラスチック問題が有りますね、特にマイクロプラスチックは魚を通じて我々の体に入るのでしょうか?
怖い話ですね。

ネットの記事より
さまざまな海洋生物の食物源である、孵化したばかりの微小な仔魚。
海水の表面に生じるスリックと呼ばれる膜のような部分に集まるが、このスリックはマイクロプラスティックの密度が高く、仔魚が餌と間違えて食べてしまうことが研究結果から明らかになった。
海の食物連鎖の末端にいる生物が積極的にマイクロプラスティックを蓄積しているということは、つまり最終的には人間が摂取するなど、生態系に大きな影響を及ぼしている可能性がある。

>食物連鎖の最後の我々が食べることになるのですね。


ハワイのあちこちにある有名なビーチの沖は、複雑な生態系によって結ばれた生物たちで満ち溢れている。
サメやウミガメ、海鳥などの生物は、孵化したばかりの微小な仔魚(しぎょ、魚の幼生)を餌にしている。
これらの生物は、膨大な数の仔魚たちによって支えられているのだ。
孵化してから数週間、仔魚たちはまだ自力で泳ぎ回る力がない。
このため海流に身を任せ、最終的には海水の表面に生じるスリックと呼ばれる膜のような部分に数百万匹という単位で集まることになる。
ところが、複数の海流が合流して形成される帯状や斑紋状のスリックでは、仔魚たちがマイクロプラスティックという有害な敵に取り囲まれ、それを餌と間違える現象が増えている。

『Proceedings of the National Academy of Sciences』に11月11日付で発表された論文によると、こうしたスリックでは近くの海面
付近の水と比較してマイクロプラスティックの密度が126倍で、太平洋ごみベルトと比べても8倍であることが示されている。

仔魚と食物連鎖の関係
スリックに含まれるマイクロプラスティック片と仔魚の数は、7対1でマイクロプラスティックのほうが多い。
仔魚を解剖したところ、その多くの胃の中にマイクロプラスティックが存在することが明らかになった。
この結果は、これらの生物種だけでなく、食物連鎖網の全体にとっても懸念すべきものだ。
論文の共同筆頭執筆者で米海洋大気庁(NOAA)の海洋学者ジャミソン・ゴーヴは、「海鳥たちは仔魚を餌にしていますし、成魚も仔魚を餌にしています。
仔魚は主要な食物源なのです」と語る。
「つまり、この研究結果はプラスティックがどのように環境にばら撒かれ、どれだけ早く食物連鎖の上位に到達する可能性があるのかを明確に示唆しています」

>我々にとっても大問題になりますね。


ゴーヴのチームが数百匹の仔魚を解剖したところ、海面に浮かぶ滑らかなリボンのように見えるスリックから採取した標本の8.6パーセントに、マイクロプラスティックが含まれていることがわかった。
これは近くにあるスリックではない海面付近の水にいる仔魚の2倍以上である。
10パーセント未満という数字は多いと思えないかもしれないが、スリックの中に小さな仔魚が膨大にいることを考えると、この割合でも汚染された生物の数は相当なものになる。
これらの仔魚では、摂取したマイクロプラスティックに対処するための体の仕組みがまだ十分に発達していない。
マイクロプラスティックの砕片が海を浮遊する間に細菌などの病原体を吸着することが知られているため、これは特に懸念される問題だ。
論文の共同筆頭執筆者でNOAAの海洋生態学者のジョナサン・ホイットニーは、「ひとつの可能性ですが、仔魚でいる間は非常に脆弱であるため、1片のプラスティックを飲み込んだだけで死んでしまうかもしれません」と説明する。
つまり、科学者たちが把握している数をはるかに上回る仔魚たちが、マイクロプラスティックを食べて死亡し、海底に沈んでいる可能性があるということだ。

食物連鎖に入り込むマイクロプラスティック
仔魚たちは通常は海流に乗って浮遊するプランクトンを食べているが、浮遊するプラスティックを食べ物と間違える可能性がある。
摂取されたプラスティック片の多くは透明か青色で、仔魚が餌にするプランクトン(例えばカイアシ類と呼ばれる微小な甲殻類の節足動物)と同じ色だ。
仔魚に摂取されていたマイクロプラスティックは、ほぼすべてが繊維だった。
プラスティック製の漁網などから抜け落ちる繊維は、カイアシ類の触覚によく似ている。
いずれにしても、マイクロプラスティックはハワイ海域の食物連鎖に大きく入り込んできている。
今回の調査では、マヒマヒ(シイラ)やメカジキなどの種が、仔魚として成長する過程でマイクロプラスティックを積極的に摂取していることがわかった。
このことが、これらの種の生存状況に影響を与えるとしたら、その種を食べる種にとっても悪いニュースとなる。
文明の「プラスティック中毒」は制御不能に汚染された仔魚を食べた捕食者は、自身の体内にもマイクロプラスティックを蓄積することになる。
そして、結果的にまだ知られていない影響が出る可能性がある。さらに、その食物連鎖の最後にいるのがわれわれ人間であるということも、忘れてはならない。
今回の調査には参加していないが、カリフォルニア大学サンディエゴ校スクリップス海洋研究所でマイクロプラスティックの研究を続けている海洋学者ジェニファー・ブランドンは、「この論文はプラスティックとプランクトンと仔魚が、海流のなかでどれも同じような動きをすることを示した点で、素晴らしい成果を上げたと思います」と語る。
そして、プラスティックとプランクトンと仔魚が「すべて同じ場所に集中している」ことから、これらのプラスティックを一掃しようとしても、そこにいる生物たちを一緒に捕獲せざるをえないことになる。
文明の「プラスティック中毒」は制御不能に陥っており、その報いがやってきている。いまの課題は、広大な海の生態系をわれわれがどの程度までひどく壊してしまったのかを明らかにすることだ。

>プラスチックを食べる虫や、分解する細菌に期待しないとならないですね!

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化学物質   2019/12/19  

「タバコではない!」 : 閉塞性肺疾患の最大の発症要因は「漂白剤と消毒剤」であるこ

こんにちはつよぽんです。
たばこの煙が悪いと教えられていましたがどうも違うよう様です。

画像はファブリーズのHPに乗っているものです、自然物質で出来ているような気がしますね。


記事より
また一つ『タバコ悪』の嘘が明らかに。
何か一つ『悪』を捏造して、全てそれのせいにする事で一般人を扇動し安心させ欺く。
その一方ぬくぬくと利権を貪り、実害被害を社会中に拡大させる欺瞞構造。
社会における魔女狩りやスケープゴートといった卑劣な手法は、中世の頃から何も変わっていないようです。

◆家庭にも多数ある除菌剤/漂白剤製品のすさまじい悪影響
慢性閉塞性肺疾患(COPD)という病気があります。
これは、一般的に「タバコ病」などとも言われていまして、以下のように説明される病気ですが、日本に500万人以上、患者がいるという深刻な病気でもあります。

>知りませんでした。

 漂白剤も色々種類が有ります。


慢性閉塞性肺疾患(COPD)とは、従来、慢性気管支炎や肺気腫と呼ばれてきた病気の総称です。
タバコ煙を主とする有害物質を長期に吸入曝露することで生じた肺の炎症性疾患であり、喫煙習慣を背景に中高年に発症する生活習慣病といえます。(日本呼吸器学会ウェブサイトより)

◆「タバコ病」という事実無根の嘘
つまり、COPD の主要因は、あくまでもタバコであるというのが、これまでの、あるいは今でも一般的な見解となっていると思われます。
ところが、先日、アメリカの健康系のウェブサイトを見ていましたら、「 COPD の最大の発症要因は漂白剤(消毒剤)」
だというタイトルの記事がありました。「どういう意味だ?」と見てみましたら、これがまた、米ハーバード大学とフランス国立衛生医学研究所によって「 30年間にわたって続けられた調査の精査の結果」だというのです。

◆清潔志向の除菌剤と漂白剤こそが原因
漂白剤/除菌剤が、何よりも最大の COPD の発症要因だというのです。
正確にいえば、「第四級アンモニウム塩」という成分を含む除菌剤、殺菌剤、漂白剤などがすべて該当しますが、後述しますけれど、日本にも、これが含まれている製品は山ほどあります。

>ブログに「身近に忍び寄る化学物質に警鐘を鳴らす『ファブリーズはいらない』」をお読みください。


報道は 2017年のもので、英国ガーディアンが報じたものでした。
私はこのことを知らなかったですので、記事を読んだ時、結構ショックを受けたわけでして、つまり、たとえば、うちの奥さんにしても、私自身にしても、湯飲みの茶渋をとったりとかで、漂白剤はたまに使うのですね。

◆除菌剤と漂白剤は他の肺病とも関係している
また、この研究によれば、漂白剤は、ぜんそくなど他の肺の病気と関係していることは、以前から知られていたそうです。
しかし、これが 2017年の研究にも関わらず、どんな慢性閉塞性肺疾患(COPD)に関するサイトを見ても、「漂白剤がひとつの原因」と書いてあるものがひとつもありません。どれも、タバコ、タバコ、タバコ。
私自身は、タバコを吸わないですので、COPD は無縁かと思っていましたけれど、漂白剤(消毒剤)が発症要因になるのなら、誰にでも可能性があるものだと思われます。

>私もたばこは吸いません、原因が他に有るとは。


時期は遅くて、知ってよかったと思います。まずは、その英国ガーディアンの記事をご紹介します。

◆『定期的な漂白剤の使用が致命的な肺疾患のリスクにつながる』リンク
週に1回以上、消毒剤(漂白剤)を使用した場合、慢性閉塞性肺疾患を発症するリスクが最大32%増加する可能性があることがわかった。

漂白剤やその他の一般的な消毒剤の定期的な使用は、致命的な肺疾患を発症するリスクが著しく高まることを研究者たちは発見した。
アメリカの 5万5000人以上の看護師たちの病気の発生率を調べた研究によれば、消毒剤の使用が、慢性閉塞性肺疾患(COPD)の発症リスクを高めることと関連していることが示されたのだ。
これは、米ハーバード大学とフランス国立衛生医学研究所(Inserm)により 30年間にわたって続けられた調査の解析で判明したことで、週に 1度、漂白剤や消毒剤製品を使用した人たちは、COPD を発症する可能性が 32%も高いことがわかった。
イギリスでは COPD 患者は、推定 120万人いると見られている。

COPD は、気道が狭くなるために肺に空気を出し入れすることが困難になる肺気腫や慢性気管支炎などの肺疾患と関係する疾患だ。
イギリスでは、年間約 2万5000人が、この疾患で死亡しており、ヨーロッパで 3番目に高い死亡率となっている。
消毒薬の使用は、以前から、ぜんそくなどの呼吸器系の問題のリスクの増加と関連していることがわかっていたが、今回の新しい研究は、COPD と「第四級アンモニウム塩」(消毒剤に使われる成分)として知られる特定の洗浄化学物質との関連を特定した最初の研究と考えられている。
フランス国立衛生医学研究所のオリアーネ・デュマ(Orianne Dumas)博士は、今回の結果について以下のように述べる。
「消毒剤への暴露が COPD に及ぼす潜在的な悪影響はあまり注目されていませんが、ヨーロッパでの最近の 2つの研究では、消毒剤を多く使用する清掃の仕事に従事する人々に COPD のリスクが高いことが示されています」
「消毒剤と COPD の関連性を報告し、この関連の根底にある特定の化学物質を調査したのは今回の研究が初めてとなります」
漂白剤は一般家庭でもありふれたものだが、漂白剤の日常使用に特定の健康ガイドラインはない。

しかし研究者たちは、漂白剤/消毒剤使用の健康ガイドラインが検討されることを望んでいる。

>もっとこの情報を広める必要がありますね。

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化学物質   2019/12/18  

無添加ニュースレター11月号

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お酒は少量であっても健康に悪かった!?

こんにちはつよぽんです。
非常に気になる記事を見つけました。
お酒飲みの言い訳として使われていた言葉ですね!

「お酒は適量飲む分には体にいい」――。
かつてこう言われてきたが、最近では「少量でも体に悪い」という話も耳にするようになった。
2018年には「少量でも体に悪い」という論文が権威ある雑誌に掲載されたことをご存じだろうか。
「適量ならOK」と安心して飲んでいた人にはショックな報告だ。
そこで今回は、飲酒と健康についての研究を手がける筑波大学の吉本尚准教授に飲酒量の最新事情について話を聞いた。

「酒を全く飲まないより、適量飲んだ方がカラダにいい」――。
2018年には少量飲酒のリスクを指摘する論文が相次いで発表された。その内容を詳しく見ていこう。
100歳を超える長寿の方が、晩酌するシーンをニュースなどで見ることもあってか、「酒は百薬の長」という言葉は今もなお多くの人に信じられている。

>私も信じています。

また昔からそれを裏付けるデータとして多用されている「Jカーブ効果」というものがある。
コホート研究から導き出されたこの「Jカーブ効果」から見るメリット面の結果がまさに、「適量を飲む分には死亡率が下がる」ということ。
もちろん一定量を超えれば、死亡率は上がるのだが、いいところばかりを見てしまうのが左党の悲しい性(さが)である(もちろん筆者も)。
このコラムで2年半ほど前に取り上げたように、「Jカーブ効果」は心疾患や脳梗塞などの病気についてはその傾向が確認されているものの、高血圧や脂質異常症、脳出血、乳がんなど、飲酒量が増えると少量であってもリスクが着実に上がる病気も多くあることが分かっている。
つまり、Jカーブ効果は全ての疾患に当てはまらず、病気によっては少量飲酒でも悪影響を受ける。
そして、飲酒と総死亡率の関係性として見ると、少量飲酒による心疾患などの影響が大きいことから、トータルでもJカーブとなるということだった。
こうした報告から、酒好きにとって都合のいい「飲まないより“少し”飲んだ方が健康にいい」という説を信じてきたわけだが、正直なところ、ここにモヤモヤをずっと抱えていた。
心疾患などにいい効果があるとはいえ、多くの病気ではリスクが上がるわけだし、少量とはいえ飲むのと飲まないのでは、飲まない方が体にいいのではないか――そんな疑問も浮かんでくるのである。

>考えると飲めなくなりますね!


折しも近年、世界的にアルコールのリスクが取り上げられる機会が増えているように感じる。
「タバコの次はアルコール規制が厳しくなる」と言われているし、左党としてはとっても心配である! 実際、海外ではアルコール規制が厳しくなっていて、海外に行くとそれをひしひしと感じることが多い。
先日訪れた常夏のハワイでも、ビーチや公園など公共の場での飲酒は禁止で、違反したら罰金が科せられる。

>公共の場で飲酒は禁止ですか、厳しいですね。


日本はお酒(そして酔っ払い)に寛容なのだ。
さて、そんなモヤモヤを抱えていたところ、昨年、少量飲酒のリスクを指摘する論文が相次いで発表された。
1つはGoodayでも紹介しているが、医学雑誌Lancet(ランセット)誌に2018年4月に掲載された英ケンブリッジ大学などの研究(Lancet. 2018;391(10129):1513-1523.)では、「死亡リスクを高めない飲酒量は、純アルコールに換算して週に100gが上限」という報告がなされている。
もう1つの論文もLancet誌に同年8月に掲載されたもので、「195の国と地域で23のリスクを検証した結果、健康への悪影響を最小化するなら飲酒量はゼロがいい」と結論づけているという。
「ゼロがいい」という結論は衝撃である! Lancet誌は世界的にも権威のある医学雑誌の1つで、その影響はとても大きく、ニュースなどでも取り上げられた。

>日本ではあまり聞きませんね、お酒関係の会社がマスコミを抑えているのでしょうか。


これら最新の研究は、「安全飲酒量(≒適量)は今の基準より少ない」あるいは「少量飲酒であってもリスクがある」ことを示唆するものである。
つまりは、「適量までの飲酒なら体にいいんだから…」という酒飲みの言い訳が通じないということでもある。
これは健康に気を遣う酒飲みにとっては大いに気になるところである。

>私も健康に気を遣う酒飲みの一人です。

専門家に詳しく話を聞かねばなるまい。
そこで今回は、飲酒と健康についての研究を手がける医師で、北茨城市民病院附属家庭医療センターの「飲酒量低減外来」で診療を行っている、筑波大学地域総合診療医学の吉本尚准教授に、「適切な飲酒量」の最新事情について話を伺った。

「どれだけたくさん飲んだら体に悪いのか」から研究が始まった。まず吉本さんに、これまでの飲酒と健康についての研究の経緯、そして、近年まで「少量のお酒は体にいい」と言われていた説が、最近になって否定されるケースが出てきたのはなぜか、このあたりの事情から聞いた。
すると、吉本さんはこれまでの経緯を丁寧に説明してくれた。
「アルコールと健康に関する研究では、『どれだけたくさん飲んだら体(健康)に悪いのか?』についての研究が先になされてきました。
その研究の結果から、毎日60g以上飲むとがんをはじめとする全ての病気のリスクが高まることが分かり、それによって飲む量を減らした方がいい(減酒)ということになったわけです。
この60gという数字は以前から知られていました」(吉本さん)

そして、次に検討されたのが、どのくらいまで減らせばいいのか、つまり適量についての議論だったのだという。
「日本人男性を7年間追跡した国内でのコホート研究(JPHC Study*1)の結果や、欧米人を対象とした海外の研究の結果などを基に、厚生労働省が2000年に発表した『健康日本21(第1次)』において、『節度ある適度な飲酒』として1日平均純アルコールで約20g程度という数字が明文化されたわけです。
いわゆる『適量』と言われる20gという数字が出たのは、画期的なことでした」(吉本さん)
上記の海外の研究の結果が下のグラフである。男性については1日当たりのアルコール量が10~19gで、女性では1日9gまでが最も死亡率が低く、アルコール量が増加するに従って死亡率が上昇することが示されている。

>20gのアルコールでは満足できそうもないです。

また、前述した国内のコホート研究(JPHC Study)では、その後、2005年に国内の40~79歳の男女約11万人を9~11年間追跡した結果を発表している。
それによると、総死亡では男女ともに1日平均23g未満で最もリスクが低くなっている(Ann Epidemiol. 2005;15:590-7.)。
なるほど、こうして適量20gという指標ができたわけだ。

左党としては、「この結果で満足してよ」と思うのだが、そうはいかないのが研究者たちである。
先ほど、Jカーブについて簡単に解説したが、研究者の間では「これはちょっとおかしいのでは?」と疑問視する声も挙がっていたのだと吉本さんは話す。
具体的には、「『全く飲まない人の死亡リスクがこんな高くはならないのではないか』という指摘です。詳しくは後述しますが、飲酒が血管に対していい効果があるのは確かとはいえ、他の病気についてはリスクが上がることから、トータルで見たら『(飲酒量は)少なければ少ない方がいいのではないか』と研究者の間ではずっと言われてきたのです」(吉本さん)
なお、こうした疑問が挙がった背景には、コホート研究において、飲酒量の測定が不十分であったこと、また飲まない人の中には元々飲んでいてやめた人もいるのではないか、などといった指摘もあったのだという。
「こうした流れから、ここ10年ほどの間に『少量飲酒のリスク』に特化した研究が増えました。
昨年、Lancet誌に掲載された論文などがそれにあたります。
ただし、日本において少量飲酒に関する論文はほとんど出ていません」(吉本さん)

>もう少し多く飲める研究が出てほしいですね!

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日本酒   2019/12/13  

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