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なぜ殺菌が良くないのか~必要なのは殺すことではなく共生すること~

こんにちはつよぽんです。

なぜ殺菌が良くないのか「菌」には有益な菌も有ります。
だから必要なのは殺すことではなく共生することではないでしょうか!
我々の人体に必要な「菌」につての情報です。

■菌をゼロにしてはいけない! 過剰な消毒は、身体に悪い
ドアノブや、電源のスイッチを触るたびに消毒しているときりがない。
とはいえ、しないと不安…。新型コロナウイルスから身を守るために、日夜こうした努力と不安に苛まれる人は少なくありません。
実際のところ、どこまで消毒する必要があるのでしょうか。
まず、知っておいていただきたいのが、「常在菌」の存在です。


>常在菌(じょうざいきん)とは
 主にヒトの身体に存在する微生物(細菌)のうち、多くの人に共通してみられ、病原性を示さないものを指す。 
 常在菌の種類は多種多様で、地域環境や生活習慣、および身体の部位により違いが見られる。


腸内細菌という言葉を聞いたことがあると思いますが、これも常在菌の一つです。
人は様々な常在菌と共生しており、生きていくうえで欠かせないものです。
人の周り、つまり家の中にも多く存在する、この常在菌を殺してしまうことは、免疫力の低下につながり、ウイルスが感染したときに発症しやすい状況を生み出すことになります。
もちろん病院では、ドアノブなど不特定多数の方が触る箇所はこまめに消毒しています。
それは、免疫力が極端に落ちた人たちが居住している特殊な空間の中に、多くの病原体を持ち込まれる可能性があるため、徹底的にウイルスや菌を排除していくことが必要だからです。
しかし、家庭では違います。家庭で病院のように過剰に消毒することは、かえって身体に悪いのです。

>家庭では家族以外触らないので過剰な消毒は良くないのですね。

■除菌は商用用語! 基本は「乾拭き」で十分
また、清掃の現場では「除菌」という言葉はありません。
「除菌」とは、商品を売るために作られた言葉で、その場から菌を除くという意味しかないのです。
消毒に有効な「消毒用エタノール」は、アルコール濃度が80%程度あり薬局でしか購入できません。
一般的に販売されているアルコール入り除菌シート等は、アルコール濃度が20~30%程度のものも多く、濡れた布で拭いているのと大差がないといえるでしょう。

>商売上の必要から作り宣伝され我々が信じこまされているのですね。

 濡れた布で拭くより薬品を使った方が有効な気がしますね。

病院清掃でのウイルスや菌の対策は、洗浄、消毒、滅菌の3段階で取り組みます。
第1段階の洗浄は、一方向の乾拭きを基本とし、ウイルスを含むハウスダスト(ホコリ)の量を減らすことを目的に行います。
目に見える汚れがない場合は、洗剤も必要ありません。通常であれば、家庭内の対策はこれで十分といえます。
なお、目に見える汚れ(油汚れ、皮脂汚れ、水あか等)がある場合は、適宜乾拭き後、用途に応じて洗剤を使用しましょう。

>「除菌」グッズには気を付けないと。

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化学物質   2020/10/25  

ファストフードで体内に「永遠の化学物質」の危険

こんにちはつよぽんです。
体内に残留するという化学物質の話題です。

米テキサス州にある工場のパテ成形機。
このようなファストフードに施される包装は、PFASと呼ばれる化学物質でコーティングされていることが多い。
ファストフードが健康に良くない理由はこれまで数々挙げられてきたが、また新たな問題が加わった。
「PFAS」と呼ばれる化学物質が、人体に蓄積されている可能性があるというのだ。
PFAS(パーフルオロアルキル化合物およびポリフルオロアルキル化合物)とは、耐水性や耐火性を高めるため、一般的な家庭用品に大量に使用されているフッ素化合物の総称。
「永遠に残る化学物質」として、近年、欧米で大きな問題になっている。
>永遠に残る化学物質とは初めて聞きました。
体外に排泄されるt思っていました。

ファストフードを食べた人と手作りの料理を食べた人の血中PFAS濃度について調べた新たな論文が、10月9日付けで学術誌「Environmental Health Perspectives」に発表された。
2003年~2014年に1万人以上から採取した血液サンプル中のPFASを調べたところ、約70%の血液から広く使われている5種類のPFASが検出されたという。
研究には、米国疾病予防管理センター(CDC)が定期的に更新する全国健康栄養調査(NHNES)のデータを用いた。
この調査データでは、過去24時間、1週間、1カ月の間に、どれくらいの頻度でファストフードを食べたかについても聞いているが、それらとPFAS濃度の関係を調べたところ、24時間以内にファストフードを食べた人は血中PFAS濃度が高い傾向にあることがわかった。
人体から速やかに排出される他の化学物質とは異なり、PFASは何年も残留するおそれがある。
このため、定期的にファストフードを食べると、体内にPFASが蓄積されることになる。
あちこちに含まれる物質
どの程度の量で人の健康に悪影響が出始めるかは、まだ明らかになっていない。
>分からないということは怖いですね。

だが、PFASががんや甲状腺疾患、ホルモンの変化、体重増加に関連があることは、多くの研究によりわかっている。
米国のワシントン州とカリフォルニア州サンフランシスコ市では、食品容器へのPFASの使用を制限する法令が可決された。
ファストフードの包み紙と容器400種類を調べた2017年の調査では、パンとデザートの包み紙の半分以上にPFASが含まれていることが判明した。
また、サンドイッチとハンバーガーの包み紙の40%近く、フライドポテトを入れる容器の板紙の20%にも含まれていた。
PFASは耐水性・耐油性に優れ、食品の携帯が容易になるため、包装の保護剤として広く添加されている。
研究者が心配しているのは、まさにその丈夫さだ。
「PFASへの暴露(化学物質に生体がさらされること)のレベルをどんどん低くしながら、健康にどんな影響が起こるかを検討しているところです」と、今回の論文の共著者で、米研究機関「Silent Spring Institute(沈黙の春研究所)」の環境工学者で化学者でもあるローレル・シャイダー氏は話す。
「食品は、PFASに接触する源の1つにすぎません」と、PFASが塗料やカーペット、衣類にも一般に含まれていることを、同氏は指摘した。

「暴露量を減らそうとすることには意味があると思いますが、現段階では、ファストフードを食べる頻度と健康への悪影響を関連づけることはできません」
>沈黙の春研究所という研究機関が有るのですね。

PFASは分解されないことで非常に有名で、「永遠に残る化学物質」と呼ばれることも多い。
また、ビスフェノールA(BPA)のような他の化学物質は数時間で体内から検出されなくなるのに対し、PFASの場合、最速のものでも数カ月も体内に残留することがある。
>体内に蓄積をしてどんな害が有るかわからないのでしたら出来るだけ排除したいですね。

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化学物質   2020/08/11  

意外なファストフードが体に悪い理由

こんにちはつよぽんです。
ファストフードが健康に良くない理由についての記事がありました。
紹介いたします。

69歳以下は化学物質暴露世代。ほとんどがその対象だ。

「ファストフードが体に悪い」というのは周知のことだが、その理由はもっぱら栄養面でのことだった。
そこに栄養面以外の理由が加わりそうだ。
 問題にされているのは、包装紙だという。
ファストフードで体内に「永遠の化学物質」の危険 | ナショナルジオグラフィック日本版サイト
ファストフードが健康に良くない理由はこれまで数々挙げられてきたが、また新たな問題が加わった。
「PFAS」と呼ばれる化学物質が、人体に蓄積されている可能性があるというのだ。

(中略)

どの程度の量で人の健康に悪影響が出始めるかは、まだ明らかになっていない。
だが、PFASががんや甲状腺疾患、ホルモンの変化、体重増加に関連があることは、多くの研究によりわかっている。

(中略)

ブラスチック汚染問題にも共通するが、これらの化学物質が大量生産されるようになったのは、戦後の1950年以降。
つまり、1950年以降に生まれた世代(現在69歳以下の世代)が、幼少期から暴露されてきたことになる。
日本でいえば、昭和25年以降の世代だ。
>高校まで田舎だってのであまり影響のあるものは無かったのかもしれません。

ある化学物質の影響を確認するために科学者がまず行う研究は、ラットやマウスなどの実験動物をさまざまな条件で暴露させることだ。
こうした動物実験の結果、PFASへ暴露すると、一貫して肝臓や腎臓、免疫系に障害が出るということが示された。
腫瘍の発生も広く見られ、中には、がんや甲状腺異常を引き起こす兆候を示すこともあった。
記事ではファストフードが悪者にされているが、同じような包装紙は、ほとんどの食品で使われている。
なぜ問題かといえば、PFASは水溶性であることから、食品と接触したPFASは、剥がれたり溶けたりして食品に付着し、それを人が口に入れてしまう。
ハンバーガーを食べているつもりが、PFASも一緒に摂取しているというわけだ。
 包装紙は盲点だったね。
>水溶性という所が悪かったようですね、今は使われていないのでしょうか。

高度成長時代で公害がひどかった時代に子供だった世代は、公害世代でもある。
 私もその世代だが、工場からはモクモクと煙が立ち上っていたし、スモッグで空は灰色、川は汚水でドロドロの異臭を放ち、魚は住めなく
なっていた。
 環境問題など誰も気にしなかった時代だ。
公害問題が表面化し、改善されるようになったのは、1970年代になってからだ。
 東京の神田川は「死の川」と呼ばれていた時期もあったが、現在はアユが遡上するまでに回復したという。
劣悪な環境は改善されたものの、それは目に見える汚染が減ったというだけ。
マイクロプラスチックやPFASなどの化学物質汚染は、相変わらず残されている。
化学物質汚染はずっと続いている。69歳以下の人たちのほとんどが、その対象。
 戦後生まれ世代は、長期にわたる化学物質暴露の被験者だ。
前々から書いていることだが、この世代は長生きしないと思うよ。
日本の平均寿命が80歳を超えたといっても、長生きしているのは戦前世代なんだ。
プラスチックにしろPFASにしろ、それが使われるのは便利だからだ。
利便性を追求した結果、その代償が大きくなってしまった。
ツケ払いにしたら、払えなくなってしまったようなもの。
化学物質暴露世代は、寿命で代償を払うことになるかもしれない。
>私は化学物質暴露世代の初期ですが今の子供は真っただ中、便利を取りすぎると寿命が短くなりそうですね。

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化学物質   2020/03/23  

「里山の生物減少 身近な自然に忍び寄る危機」社説より

こんにちはつよぽんです。

朝食を食べにファミレスに来たら読売新聞の朝刊が置いてあるので読んで驚きました。
この題で社説に書いていたのですが里山の生物の減少を里山の管理ができないからと書いています。
これも一つの原因かもしれませんが、ネオニコチノイド系農薬の影響でミツバチが急激に減少してしまったことは、広く知られています。
昆虫の減少と絶滅危機の原因は、森林破壊、都市化、生息域の変化などが要因として挙げられていますが、農薬や化学肥料を多用する近代的農業もそのひとつではないでしょうか。
絶滅の危機を回避する方法として、私たちに出来ることは、農薬と化学肥料の大幅な使用量削減ではないでしょうか。

スポンサーの方を向いている大新聞には書けないのでしょうね。
ある研究からわかってきたことは、そのミツバチをはじめとする昆虫の3分の1ほどが地球上から姿を消す恐れがあり、何も手立てを加えない場合、数十年後にはすべての昆虫が絶滅するかもしれないと言われています。

社説
人と自然が共生してきた環境に、異変が生じているのだろうか。
環境省が実施する全国の自然環境調査で、林や田畑が広がる里地・里山では、チョウやホタル、ノウサギなどの生き物が減っていることがわかった。

10年間、200か所のデータを分析した。
顕著だったのは、チョウ類の急減だ。北海道から九州まで分布する「ミヤマカラスアゲハ」は1年あたり平均で31%、国蝶こくちょうの「オオムラサキ」も16%減った。
調査対象となった87種のチョウのうち4割は、将来的に絶滅が危惧されるレベルの減り方だった。気がかりな結果である。
昨年には、世界の科学者の団体が、「100万種類の生物が絶滅の危機に直面している」との警告を発した。
今回の調査結果は、世界規模で進む環境の劣化が、身近なところでも起きていることの表れではないか。
例えばチョウは、他の動物の餌となっているほか、花の雄しべの花粉を雌しべに運んで受粉を助けている。こうした食物連鎖や繁殖のサイクルが崩れれば、生態系全体に影響が及びかねない。
近年、市街地にクマやイノシシが出没するケースが増えている。人間と動物の中間地帯である里山の環境変化により、食べるものが減ったことが、人間の居住空間に下りてくる一因だろう。
里山の変化は、人口減で林や田畑の手入れが行き届かなくなったことが影響しているとの指摘がある。地域の衰退が、自然環境に打撃を与えていると言える。
里山の適切な管理を続けていく努力が求められる。
三重県志摩市の森では、ボランティアらが水辺の草刈りや水路整備、外来植物の駆除などを行った。
その結果、カエルの産卵数の回復に成功したという。
岩手県一関市では、非営利組織が地域の住民や学校と連携する。夏になると、子どもたちが川沿いでホタルの生態を観察し、住民が手助けしている。

このような取り組みを広げたい。
農地を維持する事業を国や自治体が支援する制度では、水田や畑の生き物を保全する活動も対象に含まれる。
制度を周知し、利用を増やすことが大切だ。
今回の環境省の調査には、各地の市民2500人以上が調査員として協力している。
全国の里山の環境変化を裏付けるデータが蓄積されている意義は大きい。
環境保全には、多くの人が関心を持つことが欠かせない。


>確かに里山の手入れも大事だと思います。

それと共に農薬や化学肥料についても考えないとならないと思います。

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化学物質   2020/01/26  

魚の幼生はマイクロプラスティックを餌と間違える。それを人間が食物連鎖を通じて摂取する

こんにちはつよぽんです。
プラスチック問題が有りますね、特にマイクロプラスチックは魚を通じて我々の体に入るのでしょうか?
怖い話ですね。

ネットの記事より
さまざまな海洋生物の食物源である、孵化したばかりの微小な仔魚。
海水の表面に生じるスリックと呼ばれる膜のような部分に集まるが、このスリックはマイクロプラスティックの密度が高く、仔魚が餌と間違えて食べてしまうことが研究結果から明らかになった。
海の食物連鎖の末端にいる生物が積極的にマイクロプラスティックを蓄積しているということは、つまり最終的には人間が摂取するなど、生態系に大きな影響を及ぼしている可能性がある。

>食物連鎖の最後の我々が食べることになるのですね。


ハワイのあちこちにある有名なビーチの沖は、複雑な生態系によって結ばれた生物たちで満ち溢れている。
サメやウミガメ、海鳥などの生物は、孵化したばかりの微小な仔魚(しぎょ、魚の幼生)を餌にしている。
これらの生物は、膨大な数の仔魚たちによって支えられているのだ。
孵化してから数週間、仔魚たちはまだ自力で泳ぎ回る力がない。
このため海流に身を任せ、最終的には海水の表面に生じるスリックと呼ばれる膜のような部分に数百万匹という単位で集まることになる。
ところが、複数の海流が合流して形成される帯状や斑紋状のスリックでは、仔魚たちがマイクロプラスティックという有害な敵に取り囲まれ、それを餌と間違える現象が増えている。

『Proceedings of the National Academy of Sciences』に11月11日付で発表された論文によると、こうしたスリックでは近くの海面
付近の水と比較してマイクロプラスティックの密度が126倍で、太平洋ごみベルトと比べても8倍であることが示されている。

仔魚と食物連鎖の関係
スリックに含まれるマイクロプラスティック片と仔魚の数は、7対1でマイクロプラスティックのほうが多い。
仔魚を解剖したところ、その多くの胃の中にマイクロプラスティックが存在することが明らかになった。
この結果は、これらの生物種だけでなく、食物連鎖網の全体にとっても懸念すべきものだ。
論文の共同筆頭執筆者で米海洋大気庁(NOAA)の海洋学者ジャミソン・ゴーヴは、「海鳥たちは仔魚を餌にしていますし、成魚も仔魚を餌にしています。
仔魚は主要な食物源なのです」と語る。
「つまり、この研究結果はプラスティックがどのように環境にばら撒かれ、どれだけ早く食物連鎖の上位に到達する可能性があるのかを明確に示唆しています」

>我々にとっても大問題になりますね。


ゴーヴのチームが数百匹の仔魚を解剖したところ、海面に浮かぶ滑らかなリボンのように見えるスリックから採取した標本の8.6パーセントに、マイクロプラスティックが含まれていることがわかった。
これは近くにあるスリックではない海面付近の水にいる仔魚の2倍以上である。
10パーセント未満という数字は多いと思えないかもしれないが、スリックの中に小さな仔魚が膨大にいることを考えると、この割合でも汚染された生物の数は相当なものになる。
これらの仔魚では、摂取したマイクロプラスティックに対処するための体の仕組みがまだ十分に発達していない。
マイクロプラスティックの砕片が海を浮遊する間に細菌などの病原体を吸着することが知られているため、これは特に懸念される問題だ。
論文の共同筆頭執筆者でNOAAの海洋生態学者のジョナサン・ホイットニーは、「ひとつの可能性ですが、仔魚でいる間は非常に脆弱であるため、1片のプラスティックを飲み込んだだけで死んでしまうかもしれません」と説明する。
つまり、科学者たちが把握している数をはるかに上回る仔魚たちが、マイクロプラスティックを食べて死亡し、海底に沈んでいる可能性があるということだ。

食物連鎖に入り込むマイクロプラスティック
仔魚たちは通常は海流に乗って浮遊するプランクトンを食べているが、浮遊するプラスティックを食べ物と間違える可能性がある。
摂取されたプラスティック片の多くは透明か青色で、仔魚が餌にするプランクトン(例えばカイアシ類と呼ばれる微小な甲殻類の節足動物)と同じ色だ。
仔魚に摂取されていたマイクロプラスティックは、ほぼすべてが繊維だった。
プラスティック製の漁網などから抜け落ちる繊維は、カイアシ類の触覚によく似ている。
いずれにしても、マイクロプラスティックはハワイ海域の食物連鎖に大きく入り込んできている。
今回の調査では、マヒマヒ(シイラ)やメカジキなどの種が、仔魚として成長する過程でマイクロプラスティックを積極的に摂取していることがわかった。
このことが、これらの種の生存状況に影響を与えるとしたら、その種を食べる種にとっても悪いニュースとなる。
文明の「プラスティック中毒」は制御不能に汚染された仔魚を食べた捕食者は、自身の体内にもマイクロプラスティックを蓄積することになる。
そして、結果的にまだ知られていない影響が出る可能性がある。さらに、その食物連鎖の最後にいるのがわれわれ人間であるということも、忘れてはならない。
今回の調査には参加していないが、カリフォルニア大学サンディエゴ校スクリップス海洋研究所でマイクロプラスティックの研究を続けている海洋学者ジェニファー・ブランドンは、「この論文はプラスティックとプランクトンと仔魚が、海流のなかでどれも同じような動きをすることを示した点で、素晴らしい成果を上げたと思います」と語る。
そして、プラスティックとプランクトンと仔魚が「すべて同じ場所に集中している」ことから、これらのプラスティックを一掃しようとしても、そこにいる生物たちを一緒に捕獲せざるをえないことになる。
文明の「プラスティック中毒」は制御不能に陥っており、その報いがやってきている。いまの課題は、広大な海の生態系をわれわれがどの程度までひどく壊してしまったのかを明らかにすることだ。

>プラスチックを食べる虫や、分解する細菌に期待しないとならないですね!

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化学物質   2019/12/19  

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