東京駅近くで講習会が有り、昼に地下街を歩いていたら見つけました、十四代!
こんにちはつよぽんです
東京駅近くで講習会が有り、昼に地下街を歩いていたら見つけました、十四代!
美味しそうな日本酒が並んでいました。
>災害から逃れ、避難所に入ってもプライバシーも無く体育館に雑魚寝では身体的にも厳しいですね。
何日も続くようでは突然死の危険もあります。
段ボール製の簡易ベットの記事が出ていましたので紹介します。
2012年10月、新潟大学学園祭に災害発生時の初期対応の新しい避難所が登場しました。
雑魚寝の光景とは全く違って、整然と簡易ベッドが並んでいました。
ベッドヘ出入りする通路(40~50㌢)も確保し、ベッドとベッドの境には間仕切りもあります。
広さは教室二~三つを合わせたほど。
「避難所を想定し、簡易ベッドを並べたのは初めて」というのは、新潟大学災害・復興科学研究所
の榛沢和彦医師。
呼吸循環外科学分野病院講師です。
「簡易ベッドは1台1.8平方㍍。190平方㍍の部屋に最大40台入れられることが確認できました」
簡易ベッドは段ボール製で使い勝手をよくする工夫がされていました。
一つのベッドを24個の段ボール箱(みかん箱)でつくっているのもそう。
強度を上げ、振動・音を吸収し、多数の空気層で寒さを防ぎます。
>段ボールは強度が有るのでこんな使い方が出来るのですね。
ただ巻くだけでも暖かいですね。
段ボール箱には所持品を収納でき、避難所の閉鎖時には整理・運搬用として活用できます。
簡易ベッド開発のJパックスの水谷嘉浩社長はいいます。
「規格の決まっている段ポール箱を組み合わせているので製造費用が低い(74自治体と防災協定を結び、1台900円で供給)」
「備蓄する必要はなく、要請を受けてから生産(全国400以上ある工場で1分間300ベッドを生産)、72時間以内に避難所に必要量を届けることが可能です」
>備蓄しなくて良いのは収納する場所が要らないですね。
>中越の教訓から突然死対策や避難所の生活を日常生活に近づける意味合いもあるようです。
避難所は雑魚寝でなく、簡易ベッドで。
というのには、04年10月の新潟県中越地震以降の教訓があります。
中越地震では被災後―週閣以内に車中泊避難していた11人が肺塞栓症を発症し、4人が突然死しました。
車中泊のように狭い場所で、長時間座ったままでいると、脚の中心部の太い静脈(深部静脈)の血流が悪くなり、血の塊 (血栓)ができます。
深部静脈血栓症です。
血栓がはがれて肺動脈を塞ぐと、肺は酸素を取り込めなくなり、心肺停止。最悪、突然死です。
これが肺塞栓症であり、主な原因は深部静脈血栓症です。
>同じ姿勢が駄目なようです。
その後、能登半島地震など地震が相次ぎます。
なかでも東日本大地震の三陸沿岸地域の避難所では、と榛沢講師。
「生活環境が厳しく、深部静脈血栓症検診を実施すると、″血栓あり″が異常なほど高率(検査した被災者の30~50%)に見つかりました」
被災初期、多くの避難所は、ぎゅうぎゅう詰めの雑魚寝。
隣を気にして寝返りも打てず、横を歩く人が気になり、眠れない。トイレも我慢です。
「簡易ベッドであれば安心して等しく寝る場所が確保できます。
床から離れるため冷気が背中におよぶのを防ぎます。
下肢静脈血栓症だけでなく、持病の悪化や脳梗塞、心筋梗塞を防ぎます」
初めて設置したのは第2次世界大戦のロンドン大空襲時、最大で市民17万7000人が地下鉄ホームや構内に避難したときです。
″雑魚寝や座ったまま寝た人たちに肺塞栓症による死亡が多発し、前年の6倍に″″市と政府は20万台の簡易ベッドを持ち込み、さらに20万台を用意。
設置後、肺塞栓症による死亡はなく、循環器疾患や呼吸器疾患も減少″ 以降、欧米では簡易ベッドを用いた避難所が常識になっています。
>外国では常識になっているのですね。
災害の多い我が国でも常識になって欲しいですね。
つい最近の12年5月に発生したイタリアの地震はどうだったか。
避難所の設営状況を調査した報告です。
避難所は5~6人ずつの冷房装置付きのテントでした。床は厚いカーペットを敷き、簡易ベッド
を設置していました。
別に食堂テント(約200人収容)が設営され、専任料理人を配置し、温かい食事を提供していま
した。
トイレは公園の公衆トイレを小さくした感じで、待つのに雨風に当たらず、洗面所、シャワー室もありました。
>日本とは比べものにならないですね。
調査した榛沢講師はいいます。
「これらの災害用物資は最初すべて軍隊などによって24時間以内に搬送され、設置されると説明していました」
>日本でも自衛隊にこの役目にして欲しいです。