それは、味をみせかけ上良くするためにです。
しかし、グルタミン酸ナトリウムを摂ることによって、肥満が増えているのです。
グルタミン酸ナトリウムはレプチン抵抗性を高め、内臓脂肪増加の要因となり、空腹感と脂肪蓄積の悪循環を招き、心臓病や糖尿病、メタボリックシンドロームのリスクを高める作用があります。
そしてそのような危険な物質が、だしの素、漬物、インスタントラーメン、かまぼこ、ソーセージ、ポテトチップス、せんべいなどほとんどの加工食品・調味料に非常に広く、安易に使用されているのが現状なのです。
奇跡の調味料、兼、食品。味の素
おいしさの秘密。
塩、砂糖、香辛料に加えてグルタミン酸ナトリウムなどが「おいしさの秘密」として発見され、おいしさの多量生産が可能となった。
先進国ではあきられ、また多量摂取での害も指摘され敬遠されがちだが、途上国では台所の一角を占めるほど重宝され多量に用いられている。
>東南アジアでは、腹が減った不良少年はその辺の犬を喰らうんだそうな。
犬を捕まえるときのアイテムが缶詰と味の素。
缶詰を開けて、味の素を山盛りにして置いておく。
犬が食べる。
犬が動けなくなる。
これを料理に加えるだけで美味しくなるというのだから魔法の粉である。タイ女性などの知り合いがいたら彼女らの台所を覗いてみよう。
味の素の1キロパックがあることだろう。
彼女はたっぷり加える。多ければ多いほど美味しくなり体にも良いと信じて疑わない。
彼女らの宝物、文句をつけると嫌われる。
彼女たちは愛する旦那や子供の為にケチらずにたっぷり使用する。
塩のようにしょっぱくもなく、砂糖のように甘くもなく、辛くもなく、味は殆どないので、規定量の10倍使用しても100倍使用しても、問題は起こらない、非常に使いやすい。
スプーンなど使わなくて袋のままドーと入れても、「しょっぱすぎて食べれない。」なんてことはない。
2ー30年前は日本だってこんなだったと思う。
いや、私の母など、今でも500グラムー1キロパックを買ってきて使っている。
「たくさん使うと毒なんだよ。」なんて私が言っても、「少ししか入れていないよ。」などといって砂糖の感覚で使っている。
「もし毒ならば毒が売られている筈はない。」 という母の理屈。
味の素の標準使用量は一人一食につき0.2グラム程度だそうだが、5グラムー10グラムでも小さじ1-2杯で少量だ。
せめてスプーンを使って入れて欲しいが。
現在では日本の家庭で味の素を乱用しているのはお年寄りだけのようだが、レストランや食品会社では相変わらず多量に使っているらしい。
規制は殆どないようです。
>グルタミン酸ナトリウムは必要以上に採ると、タンパク質を作るアミノ酸の吸収が抑制され、体内の代謝に影響をあたえます。
1日の許容量は6グラムといわれ、1食2グラムを超えると症状が現れるといわれます。
1960年、中華料理は1食平均10グラム以上のグルタミン酸ナトリウムが使われていたそうです。
アメリカで中華料理を食べた人が頭痛や吐き気、腕や首のしびれを起こすということで問題になり「中華料理症候群」と言われた程でした。
また、グルタミン酸ナトリウムは焦がすと発ガン性があるそうです。
考えて使いたいですね。