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セルローズファイバーによる3段論法施工写真

こんにちはつよぽんです。
故山本順三氏の提唱したセルローズファイバーでの既存住宅での断熱を施工しました。
この建物は平成2年新築の建物でしたが、天井と床下には断熱材の充填がなく壁のみ断熱材が入っていました。
図のように1階床下、1階天井2階床下、屋根裏の3ヶ所にセルローズファイバーを充填しました。


1階床下がシートを張って100ミリ、1階天井200ミリブローイング、小屋裏が一部ロフトして使用していたためロフト部分はシートを張って屋根に200ミリ充填その他のは200ミリブローイングしました。
お施主様は床暖房を設置しているのに背中が寒いと言っていました。
1階床下に断熱材が入っていないのと間仕切り壁に通気止めがなされていないので室内の暖かい空気が軽くなって上昇するときに床下の冷たい空気を室内に引っ張るので室内をいくら暖かくしても寒いはずです。
また2階の天井に断熱材が入っていないので夏の熱はガンガン2階の部屋に入り暑いと言っていました。
今年の冬がどのくらい快適になったか聞くのが今から楽しみです。

施工前の1階床下の状況です。
床板より100ミリ下げたところに布シートを張り吹き込んでいます。
1階天井と2階床の間です。
天井の上に200ミリブローイングしています。
小屋裏の状況、断熱材が入っていないので暑いでしょうね。
200ミリのブローイング
小屋裏のロフト部分の壁です。
ロフトの壁も充填しています。

この本に書いています。

興味ある方は連絡してください。

フリーダイアル(0120-971-582)、またはinfo@katohome.comまで。

 

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建築   2019/10/27  

グルタミン酸ナトリウムと聞くと私たちの年代では、○○の素を思い出いだします。この危険な物質が、だしの素、漬物、インスタン

こんにちはつよぽんです。
子供の頃は食卓に醤油などと一緒に置いてありましたね。
そして何にでも振りかけて食べてました。

一時騒がれてグルタミン酸ナトリウムは危険だとの認識は広がっていたはずなのに、いつの間にか隠れたところでたくさん使われてきているようです。

昭和30年代の話ですが、なんと世界保健機関(WHO)の専門家委員会が出している報告書にグルタミン酸ナトリウム(化学調味料の主成分)の一日摂取許容量(ADI)が設定されていました。

特に生まれて二カ月までの乳児には与えてはいけないとなっていたのです。

しかしこれは○○の素にとっては致命的なものであり、WHOの委員のうち企業の人間の必死の働きかけでWHOの報告書から消えたようです。

そもそも論でいえば乳児の問題ではなく人間には不要な化学物質です。

>広告や宣伝で必要なものという事を刷り込まされましたね。

ワシントン大学のジコン・W・オルニ-博士は、グルタミン酸ナトリウムを生まれて間もないネズミに飲ませると、目の網膜に異常が起きるというルーカス博士たちの報告をもとに、その原因を究明する研究をしていました。

この研究中にグルタミン酸ナトリウムを与えられたネズミが異常になっていることに気がついたのです。

原因はグルタミン酸ナトリウムのために、脳下垂体という成長や性成熟に関係する重要な脳の器官がやられていたためだったようです。

アメリカのラッセル・ブレイロック博士なども興奮毒であることを厳しく指摘しています。

これ以外にも肝臓や 卵巣、子宮や副腎にも異常が認められたようです。

この異常はマウスの他にもラット、ウサギ、ニワトリ、アカゲザルなどでも確かめられたとされています。

それは、味をみせかけ上良くするためにです。
しかし、グルタミン酸ナトリウムを摂ることによって、肥満が増えているのです。
グルタミン酸ナトリウムはレプチン抵抗性を高め、内臓脂肪増加の要因となり、空腹感と脂肪蓄積の悪循環を招き、心臓病や糖尿病、メタボリックシンドロームのリスクを高める作用があります。
そしてそのような危険な物質が、だしの素、漬物、インスタントラーメン、かまぼこ、ソーセージ、ポテトチップス、せんべいなどほとんどの加工食品・調味料に非常に広く、安易に使用されているのが現状なのです。

奇跡の調味料、兼、食品。味の素

おいしさの秘密。

塩、砂糖、香辛料に加えてグルタミン酸ナトリウムなどが「おいしさの秘密」として発見され、おいしさの多量生産が可能となった。
先進国ではあきられ、また多量摂取での害も指摘され敬遠されがちだが、途上国では台所の一角を占めるほど重宝され多量に用いられている。

>東南アジアでは、腹が減った不良少年はその辺の犬を喰らうんだそうな。
 犬を捕まえるときのアイテムが缶詰と味の素。
 缶詰を開けて、味の素を山盛りにして置いておく。
 犬が食べる。
 犬が動けなくなる。

これを料理に加えるだけで美味しくなるというのだから魔法の粉である。タイ女性などの知り合いがいたら彼女らの台所を覗いてみよう。

味の素の1キロパックがあることだろう。

彼女はたっぷり加える。多ければ多いほど美味しくなり体にも良いと信じて疑わない。

彼女らの宝物、文句をつけると嫌われる。
彼女たちは愛する旦那や子供の為にケチらずにたっぷり使用する。
塩のようにしょっぱくもなく、砂糖のように甘くもなく、辛くもなく、味は殆どないので、規定量の10倍使用しても100倍使用しても、問題は起こらない、非常に使いやすい。

スプーンなど使わなくて袋のままドーと入れても、「しょっぱすぎて食べれない。」なんてことはない。

2ー30年前は日本だってこんなだったと思う。

いや、私の母など、今でも500グラムー1キロパックを買ってきて使っている。

「たくさん使うと毒なんだよ。」なんて私が言っても、「少ししか入れていないよ。」などといって砂糖の感覚で使っている。

「もし毒ならば毒が売られている筈はない。」 という母の理屈。

味の素の標準使用量は一人一食につき0.2グラム程度だそうだが、5グラムー10グラムでも小さじ1-2杯で少量だ。

せめてスプーンを使って入れて欲しいが。
現在では日本の家庭で味の素を乱用しているのはお年寄りだけのようだが、レストランや食品会社では相変わらず多量に使っているらしい。
規制は殆どないようです。

>グルタミン酸ナトリウムは必要以上に採ると、タンパク質を作るアミノ酸の吸収が抑制され、体内の代謝に影響をあたえます。

1日の許容量は6グラムといわれ、1食2グラムを超えると症状が現れるといわれます。

1960年、中華料理は1食平均10グラム以上のグルタミン酸ナトリウムが使われていたそうです。

アメリカで中華料理を食べた人が頭痛や吐き気、腕や首のしびれを起こすということで問題になり「中華料理症候群」と言われた程でした。

また、グルタミン酸ナトリウムは焦がすと発ガン性があるそうです。

考えて使いたいですね。

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粗食   2019/10/26  

学習講座の開催のお知らせ

こんにちはつよぽんです

明日大宮ソニックシティ708号室においてさいたま住宅生活協同組合主催の学習講座に講師として参加いたします。

詳しくはチラシを御覧ください。

 

当日の参加可能です。

興味のある方は是非おいでください。

自然建材の展示もあります。

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建築   2019/10/25  

神棚とは

こんにちはつよぽんです。
要望があると取り付けていますが「神棚」とは。


神棚とは「神道」の神様を祀るためのものです。
神道とは日本に古くから存在する宗教で、自然や自然現象、人や八百万(やおよろず)の神などさまざまな神様を祀っています。
神棚は江戸時代中期に登場し、次第に一般家庭に広まっていったものと推測されます。

 江戸時代、伊勢の「御師」が御神札を配って歩いた
この絵草紙は文化5(1808)年に発刊された曲亭馬琴作、葛飾北斎画による『三七全伝南柯夢(さんしちぜでんなんかのゆめ )』の一節です。

緋色の枠線で囲った部分に神棚が設えられているのがわかります。
江戸中期以降、伊勢の神宮の御神徳を全国各地で説いてまわる“御師”と呼ばれる人々がいました。
この御師によって神宮の御神札が配られ、信仰が広められていったのです。
この御神札を祀るために作られたのが神棚の始まりだといわれています。
当初は御神札を入れて置く簡素なものだったのが時代を経て豪華になっていき、現在も目にする宮型ができたと考えられています。

本来は大工さん達が、建てた家の残った材木を利用して、工事無事の報恩感謝、施主 (家の建て主) の繁栄、幸福を祈念しっっ、神棚をつくったのです。
ですから神棚を販売するといいますと、年配の大工さんなどは、怪訊な顔をして「神棚」は作るもんだよといったものです。
現在では、そんな古風な大工さんもいませんし、また神棚をつくるような大きな木材をふんだんに使う家が少なくなっています。

神棚の規格(サイズ)
神棚のサイズもいろいろあります。

しかしそのサイズにも、実は意味があるのです。
神棚のサイズは、正式には、長さ三尺六寸五分(約一一〇〇ミリ)  寸(約三六〇ミしです。)
幅の一尺二寸は十二ヶ月を表わし、三尺六寸五分は三六五日を表わすといわれて居ります。
神棚は、十二ヶ月、三六五日おまいりするものとして、そのサイズにも意味が与えられているのです。
現在は、住宅も小さくなり、また神棚をお祀りする和室も減っていることから、神棚も小さくなっています。

>和室も少なくなり神棚の要望も少ないです。

神棚はどうして木でつくられ使われるのか
神社にお詣りすれば、すぐに判ることですが、社の周りは,「鎮守の森」といわれるように、木々におおわれています。
神さまと木々は、きってもきれない深い関係があるのかも知れません。
神様のことを一柱、二柱と、あたかも木を数えるように、数えてきた古代日本人達にとって、樹木こそ、この世に顕れた神のような存在として認識されたのでしょう。
国土の約九〇パーセントが山林である日本。木と日本人の生活も深いつながりがあると思います。
鉄と石油化合物が登場する迄、日本人の生活は、ほとんど木とともにあったといっても過言ではありません。
ご飯を炊いたり、湯を沸かすのにも、木が使われ、住宅にかぎらず、橋等も全て木によってつくられていました。
現代住宅と違って、住宅といえば、ほぼ全ての部材が、木材によってつくられていたのです。
神棚が、木でつくられているのは、その時代の名残であるといっても良いかも知れません。
しかし、古代から木と共に暮らしてきた私たち日本人には、色や型が同じでも、コンクリートでつくられている神社と、木でつくられている神社とでは、その雰囲気が違いその木の持っている「気」こそが、神に通ずる何かがあったと感じてきたからではないでしようか。

>確かに木造の神社に入ると気を感じますね!

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建築   2019/10/23  

防火窓に木製枠や樹脂製枠を追加

こんにちはつよぽんです。
防火戸について平成31年3月に告示を改正したようです。

新聞の記事より

告示改正で「鉄枠+網入りガラス」以外にも選択肢が広がる
国土交通省は3月29日、防火窓の仕様を定める告示を改正し、同日に公布・施行した。
木製、樹脂製、アルミ製枠の窓を告示仕様として位置付ける。
住宅の断熱性能の向上を図るうえで、木製枠や樹脂製枠の窓を使うニーズが高まっていることなどを踏まえた措置だ。

2015年7月に公布した建築物省エネ法(建築物のエネルギー消費性能の向上に関する法律)の衆議院付帯決議で、木製枠や樹脂製枠の窓の普及に向け、技術開発や基準見直しを検討することとされた。
これを受け、国交省国土技術政策総合研究所と建築研究所が中心となって、15年度から建築基準整備促進事業を活用して技術的検証を進めてきた。その成果の一部を告示改正に反映した。

耐火建築物および準耐火建築物の場合、外壁の開口部で延焼の恐れのある部分に設ける防火設備は、告示で定める仕様のものか、個別に大臣認定を受けたものとする必要がある。

>住宅で使われる防火戸は鉄枠のものは使いませんのでアルミサッシで個別認定されたものです。
認定を受けるのに試験をしなければなりません、厳しい試験をするので防火戸は高くなるのでしょう。

改正前の防火窓の告示仕様は「鉄および網入りガラスでつくられたもの」のみに限られていた。

今回の改正で、使用できる枠とガラスの種類が増える。
告示に位置付けられたものは、個別に大臣認定を受けずに、使用できるようになった。


■はめごろし窓が対象

枠の種類としては、住宅などで一般的に使用するアルミ製、アルミ樹脂製、断熱性能に配慮した樹脂製や木製のものが追加された。
また、従来鉄製の枠に含まれることとしていた鋼製の枠についても、位置付けを明確にした。

ガラスの種類は、耐熱強化ガラス、耐熱結晶化ガラスなどの透明な防火ガラスを追加した。
これらが有効に炎を遮ることを確認できたためだ。
また、断熱性に配慮し、防火ガラスと低放射ガラス(Low-Eガラス)を組み合わせた複層ガラスを使用することも可能にした。

>Low-Eガラスを組み合わせた複層ガラスを使用することも可能にしたということは今までダメだったのでしょうか?

告示ではさらに、ガラスの取り付け部材と取り付け方法の基準を追加した。
枠とガラスの組み合わせに応じて使用可能な開口部の寸法を規定。
枠の種類に応じた取り付け部材を用いて枠に堅固に取り付けることに加え、火災時の脱落防止の観点から必要な掛かりしろ寸法の確保なども求めている。
また、加熱面の反対側に炎を出さないようにするため、所要の部材を設置することも定めた。

新たに告示仕様に位置付けた種類の枠やガラスを使う防火窓の開閉方式は、はめごろし窓に限っている。
しかし、国交省は、すべり出し窓や引き違い窓についても検討を進めている。

>再度試験をしないとならないでしょうか?


必要な性能が確認できたものから、順次、告示に位置付ける考えだ。

アルミサッシと比べて火災時の安全性はどうですか。
樹脂サッシは、一酸化炭素など多くのガスを出す紙や木材と比べて、火災時に大きな被害をもたらす原因とはなりません。
つまり、自己消化性(火元を遠ざければ自然に消火する性質)を持っています。

塩ビ樹脂は着火しにくく、外部から連続して熱源を与えなければ、燃えつづけることはなく、他への延焼を促す原因にはなりません。

>火災時は焚火と同じで連続した熱源ではないでしょうか。


また、炭化して形状を保持し、ガラスの脱落を防ぎます。
燃えないアルミサッシの場合でも、防火戸または防火設備の認定のない窓は、消防車が来るまでの間に溶けてしまう場合もあり、ガラスが脱落し大量の酸素を建物内に取り込み、火を一層大きくする事があります。
ちなみにアルミが溶け出す温度は約600℃です。火に強そうに見える材料ですが、そこには、意外な盲点がある事が分かります。

>アルミの防火戸ではアルミが溶けてガラスが脱落して空気が入りい一気に燃えます。

火災時の安全性は、「建築基準法」で定められています。
防火・準防火地域にある建築物の外壁で、延焼の恐れのある開口部(窓など)について、防火戸または防火設備の使用が義務づけられています。
「建築基準法」の対象となる、延焼のおそれのある開口部(窓など)は、認定を受けた、防火戸または防火設備を使う事になります。

>サッシ業界は検査の不正があり一時は大変でし。

左の写真木製サッシ 森の窓訪問記

数十年前ですが、北欧で樹脂サッシュが人気だった時期がありました。
でも意外に早く、樹脂部の紫外線劣化と樹脂表面は汚れて黒くなることが原因で、廃れてしまいました。

現在のブームはドイツで紫外線劣化の面で改良されたPVC素材が開発されたことに起因していると聞いています。

でも劣化の改良というのは、人工的な劣化促進試験で改良された性能を示すと言う意味であって、実際の天候のなかでどうかということとはワンクッションあるわけです。

改良されていることは疑いませんが、どれくらい実際的な耐久性があるのかはまだ不明であるわけです。

>耐候性は問題が有りますね。

一方北欧では現在、樹脂サッシュよりは木製サッシュ、それもかっての全木製サッシュから外側アルミ+内側木製の複合サッシュに人気が向いてきているようです。
対候性に優れた外部アルミ(またはアルミ被覆)と断熱性や肌触りに優れた木製の複合サッシュというわけです。

>見学してきた「森の窓」にもこの複合サッシが有るので使えると思っています。

通常のサッシの何倍になる金額が問題ですね。

日本では、サッシュメーカーが全樹脂サッシュとアルミ+樹脂複合サッシュの両方を扱っている以上、全樹脂サッシュの欠点を取り上げることは少ないと思うのですが、やはり長期的に見た劣化や汚れが全くないわけではないと思います。

では、樹脂と複合の比較における断熱性能の差ですが、ガラスをLowEにする予定なら、全樹脂だろうが複合だろうがその差はなくなるほどLowEの影響が大きいので(いずれも2.33W/m2Kの断熱性能)、コスト的に安目で、長期耐久性がより確実な複合に軍配があがります。

では、LowEでない一般のペアガラスの場合には、すこし断熱性上の差が現れます。樹脂の場合で2.91W/m2K、複合の場合で3.49W/m2K (いずれもアルミスペーサー10mm以上の場合)ですので、その差は0.58W/m2K程度になります。

これが実際的にどの程度の差かと言いますと、120m2程度の住宅の場合、平均的な窓面積は、30m2ぐらいで、例えば東京の暖房度日は、1600K・日ですので、年間暖房エネルギー負荷としては、0.58W/m2K x 30m2 x1600K・日/冬 x 24h/日 = 668kWh/冬となります。

ですので全くの電気暖房する場合なら1万5000円/冬程度の差、エアコン暖房するなら、東京でなら4000円/冬 程度の差になります。

これでお宅のケースで、サッシュの差による見積もりがどれぐらい異なるかを比較検討してみてください。

個人的には迷わずLowEにしておいて複合サッシュですね。

>私は木製複合サッシをお勧めします。

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建築   2019/10/22  

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