こんにちはつよぽんです。
故山本順三氏の提唱したセルローズファイバーでの既存住宅での断熱を施工しました。
この建物は平成2年新築の建物でしたが、天井と床下には断熱材の充填がなく壁のみ断熱材が入っていました。
図のように1階床下、1階天井2階床下、屋根裏の3ヶ所にセルローズファイバーを充填しました。
1階床下がシートを張って100ミリ、1階天井200ミリブローイング、小屋裏が一部ロフトして使用していたためロフト部分はシートを張って屋根に200ミリ充填その他のは200ミリブローイングしました。
お施主様は床暖房を設置しているのに背中が寒いと言っていました。
1階床下に断熱材が入っていないのと間仕切り壁に通気止めがなされていないので室内の暖かい空気が軽くなって上昇するときに床下の冷たい空気を室内に引っ張るので室内をいくら暖かくしても寒いはずです。
また2階の天井に断熱材が入っていないので夏の熱はガンガン2階の部屋に入り暑いと言っていました。
今年の冬がどのくらい快適になったか聞くのが今から楽しみです。