スタッフブログ

ホーム > スタッフブログ > 2009年3月

断熱材(4)

(社)日本建築士連合会の機関誌「建築士」に気になる断熱材の話が有りました。
こんにちは、つよぽんです。

昨日は良い天気でしたが今日はまた雨ですね。

昨日届いた(社)日本建築士連合会の機関誌「建築士」に気になる断熱材の話が有りました。
それは、「高断熱・高気密住宅工法がもたらしたもの」というなかに外張り工法の住宅火災時の安全性を疑問
視する室蘭工業大学の鎌田教授が書いたものです。


3年ほど前に秋田で起こった外張り住宅の火災で4人死亡して全焼した火災です。
発泡断熱材の中ではもっとも燃えにくいとされる、フェノール発泡断熱材を外張りしたのですが
通気層より火が入り断熱材がほとんど燃えたのが、火災を異常に大きくした一つ原因と思われる
と書いていました。
また内装に木材を使っていたので急速に火勢が増して隣の住宅に延焼したそうです。
機関誌の写真を載せるのはどうかと思いネットで記事を探しましたがヒットしませんでした。
有毒ガスについての記載がありませんでしたが、出てないとは言い難いでしょうね。
他に代用する物が有るのに(私はセルローズファイバーを進めますが)残念ですね。


EU(ヨーロッパ)では建築に使われるすべての建材を火災時の安全性を考慮して7段階に分け、低い性能
のものは使用規制が始まっているそうです。


新木造住宅技術研究協議会HP
http://www.shinjukyo.gr.jp/

≫ 続きを読む

建材   2009/03/06  

200年住宅(1)

「長期優良住宅の普及の促進に関する法律案」が2008年2月26日閣議決定されました。
こんのちは、つよぽんです。

国土交通省より提出されていた「長期優良住宅の普及の促進に関する法律案」が2008年2月26日閣議決定されました。
この法律は長期にわたり良好な状態で使用するための措置がその構造及び設備について講じられた優良な住宅(長期優良住宅)の普及促進をはかる法律です。
長期優良住宅を建築・維持保全しようとすると「(仮称) 長期優良住宅建築等計画」の認定を受けなければなりません。
認定を受けた住宅は税制面などで優遇があるようです。
施行は6月4日の予定らしいです。

長く持つ住宅を造るのは職人や我々設計するもの思いです。
それを法律を作って税制の優遇を与えてまでしなければならないのは、今までの住宅がいかに短命だったか表しているような気がします。
本当に長期優良住宅がプレカットと金物の住宅で出来るかは疑問が有りますね。

長期優良住宅の普及の促進に関する法律案」
http://www.mlit.go.jp/houritsuan/169-8/02.pdf


外部に集成材を表しで使ってホントに長持ちすのでしょうか?

≫ 続きを読む

建築   2009/03/05  

花粉症(4)

種から大量に無花粉杉を生産する技術を全国初めて富山県が確立したと書いていました。
こんにちはつよぽんです。
昨日は予報どうり雪が降りましたね、今朝積もらなくて良かったです。
2月17日の新聞記事に「無花粉スギ種から大量生産」と記事がありました。
種から大量に無花粉杉を生産する技術を全国初めて富山県が確立したと書いていました。
無花粉の遺伝子を持つ品種を掛け合わせて9年掛かって木材に適した無花粉杉が出来たようです。
現在の杉を切って使って、森がこの無花粉杉に変わるのに何年かかるのでしょうか。
気の長い話ですが花粉に悩まされてる我々にとっては朗報ですね。

埼玉県県産材の優遇ローン
埼玉県は、環境配慮型の戸建て住宅を対象に住宅ローンを補助することを2009年度の予算案に盛り込んだようです。
具体的には(1)自然エネルギーの活用(2)省エネルギー対応(3)緑化(4)県産材の利用――の4項目の
いずれかに該当すれば、住宅ローン金利の1%相当(上限は年間20万円)を補助し、建て主に現金で支給するそうです。
ただし、対象となる戸建て住宅は新築の注文住宅だけで、建て売り住宅やリフォームは対象外だそうです。
募集期間は09年度の1年間。募集数は2000戸で、超過した場合は抽選を予定しているそうです。

http://www.nikkeibp.co.jp/article/news/20090130/128597/


花粉症(4) その1

 

散歩途中のお宅の梅の木

 

 

≫ 続きを読む

花粉症   2009/03/04  

花粉症(3)

昨日は天気が良かったのですが、風が強く花粉の影響が少なかったようですね。
こんにちは、つよぽんです。

昨日は天気が良かったのですが、風が強く花粉の影響が少なかったようですね。
皆さんはいかがですか?
私は目に少し違和感が有るのと、夕べあたりから鼻水が出てテッシュが離せなく成りました。
しかし花粉症に効くという泡盛を飲んでいるからなのか、去年より症状がまだ軽いような気がします。

28日の新聞に「花粉症に効くお米お蔵入り?」と記事がありました。
花粉症を和らげる遺伝子組み換え米を農林省が6億以上も掛けて研究していたのですね。
こういう研究をしていたとは知りませんでしたね。
どうも効果は有る様なのですが、厚労省より「花粉症の原因物質の遺伝子をコメに組み込むことは治療目的そのもの」と医薬品として開発する様に指摘されたみたいです。
医薬品として開発するには数十億の費用が掛かるらしくお蔵入りの可能性が高いようです。
製薬会社はこのコメが医薬品として出ると、現在の花粉症関係のものが売れなくなるから協力しないのでしょうか。

 

朝日新聞花粉症緩和米

http://www.nias.affrc.go.jp/pressrelease/2005/20051031.html

 

(写真事務所前の桜のつぼみです)

 花粉症(3) その1

 

ブログ訪問有り難うございます。

≫ 続きを読む

花粉症   2009/03/03  

木構造計算の話(1)

木造の構造計算の方法は現在の所3種類有ります。
こんにちは、つよぽんです。

27日に私が使っている木造構造計算ソフトの開発販売をしている木造舎の星川さんが、今年発行された「木造軸組工法住宅の許容応力度設計(通称新グレー本)」の変更や新しく記載された所の説明会を開いていくれました。

木造の構造計算の方法は現在の所3種類有ります。
以前よりある「3階建て木造住宅の構造設計と防火設計の手引き(通称青本)」、2001年にでた「木造軸組工法住宅の許容応力度設計(通称グレー本)」そして今年でた「木造軸組工法住宅の許容応力度設計2008年版(通称新グレー本)があります。
地震が起きたところの県は新しい計算方法でないと受付してくれないようですが、全国的には統一されていなく2種類の計算方法で「まだら状態」と言っていました。

 

私は計算はグレー本に従って行っていますが、場所によって計算の根拠になる基準が違うのは少し納得いきませんね。

現在の法律には、二階建てまでの木造住宅には耐震性を確実にする構造計算をする義務が有りません。
壁量規定を建築士が確認するだけで検査機関のチェックも有りません。
このことを書いている本です。

 

≫ 続きを読む

建築   2009/03/02  

 ブログの訪問有難うございました。

メールマガジン「カトケン通信」登録のフォームです。

メールアドレス
名前(姓)
名前(名)

資料請求・お問合せ

お電話