照葉樹林帯の西日本には米や雑穀を発酵させ酒を作ったり、タケノコを食べたりする食文化が育まれていた。
こんにちは、つよぽんです。
この所雨の日が多く花粉の影響が少ない様な気がしますが、皆さん花粉症の具合はいかがですか?
今、「スローフードな日本!」という本を読んでいます。
照葉樹林帯の西日本には米や雑穀を発酵させ酒を作ったり、タケノコを食べたりする食文化が育まれていた。
この食文化は中国南東部や東南アジアとも共有しているそうです。
一方ブナ樹林帯の関東から北にはミズナラやクルミが目立つブナ樹林が多く広がり、ここには山菜やきのこが豊富で、熊や猪の狩猟をし、晒したトチの実やクルミを餅にしたする食文化育まれていった。
森が、我々の食文化のルーツの一つであると書いています。
宮城に「森は海の恋人」運動と言う名前の植林祭があります。
北陸前の山中に暮らす熊谷龍子さんという歌人の歌から生まれた言葉を名前にしたこの運動は、山林の状態が海や川に大きな影響を与えることを知った漁師さんがはじめた植林活動。
川と森が海に生きる生き物全般に影響を与えていることは想像できるのですが、実際に漁師さんが木を植える活動をしているというのは、森が健全でないと海の生物も健全でないということを強く実感したからでしょうね。
「牡蠣の森を慕う会」のことは知っていましたが、20年も前から活動をしていたのは知りませんでした。
今年の植樹祭には参加したいなと思っています。
わたしの出身地の北海道(宗谷地方)のオホーツク沿岸はホタテの産地ですし、海産物が豊富でした。
アムール川の恩恵というのがスケールが大きくて実感が有りませんが毛蟹とホタテは美味しかったです。
牡蠣の森を慕う会HP
http://www.kakinomori.jp/