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細菌を考える(2)

「細菌の能力はあなどれないな」と感じるのは、人工的に作り出した農薬などの環境汚染物質を分解して環境浄化を行っているからだそうです。
こんにちはつよぽんです
中西貴之さんの著書「へんな細菌、すごい細菌」より
「細菌の能力はあなどれないな」と感じるのは、人工的に作り出した農薬などの環境汚染物質を分解して環境浄化を行っているからだそうです。

地球上で最初に自然界に大量にまき散らされた人工合成有機物はDDTで、1939年のことでした。DDTが害虫駆除や公衆衛生に非常に有効であることがわかると、それをきっかけに次々に新しい合成農薬が開発され、大量に散布されました。
これらは、感染症僕滅や穀物収穫量増大などに大きく寄与したのですが、その後、自然界に蓄積されることによる生物への悪影響が、世界各地で報告されるようになります。
いったん散布された農薬は、人間の力では回収・除去することは不可能で、その分解は自然界の力に願らざるを得ません。
ところが、短期間に大量の散布を行ったことで自然の除去能力では処理しきれなくなり、海洋や河川、ある場合は母乳中などから農薬が検出される事態になったのです。
不思議なことに、環境中に人工合成有機物がまき散らされるとそれを分解する網菌が誕生することがわかりました。
その一つが、1950年ごろに発見されたDDT分解菌です。DDTが商品化されてわずか十数年後には、それを分解する能力を持つ細菌が現れたのです。
DDTは、細菌にとって初めて見るものであるはずなのに、なぜこのようにいとも簡単に、それを分解する能力を持つことができたのでしょうか。

不思議ですねどうして分解する細菌が現れるのでしょう

次回に続く

細菌を考える(1) https://www.katohome.com/programs/blog/archives/688

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化学物質   2009/05/31  

化学物質過敏症

化学物質過敏症はまだ歴史の浅い病気ですが、最初に発見されたのは1988年アメリカだそうです。
こんにちはつよぽんです

化学物質過敏症はまだ歴史の浅い病気ですが、最初に発見されたのは1988年アメリカだそうです。
56才の医師、ベッツィ・ペイジがある初夏の夜、突然吐き気をもよおして、苦しいうめき声と共に
べッドから起きあがりました。
それ以来、腹痛、下痢、動悸、筋力低下などに悩まされるようになり、病院へ行っても原因は分からなかった。

半年あまりそんな症状に悩まれたある日、家のアリ退治の為に有機リン系とカーバメイド系の殺虫剤を、害虫駆除会社にいつもより多く散布してもらったことを思い出し、薬物に関する本を調べたところ、自分の症状が有機リン剤による中毒症状と全く同じ事を知ったそうです。
それらの殺虫剤を毎日少しずつ吸い続けることで、世界初の「化学物質過敏症」の患者に成ったようです。

シロアリの駆除についてはま改めて書きたいと思います。
無添加住宅のシロアリ予防 「ニガリでバリ」のパンフレットです。

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化学物質   2009/05/23  

目からウロコの化学物質(4)

発ガン性がないことが証明された物質はないそうです。
こんにちはつよぽんです
発ガン性がないことが証明された物質はないそうです。
グループ4(ヒトに対しておそらく発ガン性がない)は、たった一つしかないですね。
「おそらく」発ガン性がないであって、ヒトに対して発ガン性がない物質はこれからずーとない,なぜなら有害性の証明はできても、ゼロリスクがないように無害性(発ガン性がない)証明は不可能だと思われからです。

普段我々が口にしているご飯や砂糖でも、グループ4にさえ成っていない、食塩について言えばグループ1に評価されるおそれさえ有る. ちなみにお茶はグループ3(ヒトに対して発ガン性の分類が出来ない)、コーヒーはグループ2B)(ヒトに対して発ガン性の可能性がある)に評価されている。

「β-カプロラクタム」という物質が唯一のグループ4だそうです。この物質はナイロンの原料として世界中で古くから大量に使用され発ガン試験に発ガン性を示さなかったからのようです。
ある人はこの物質は「水と反応してアミノ酸に変わるから」と言っています。
アミノ酸には発ガン性はないでしょうから。

リスクを知って影響のない範囲で使うのが一番良いようですね。

 

 

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化学物質   2009/05/19  

目からウロコの化学物質(3)

化学物質のヒトに対する発ガン性の評価は国際的にもいろいろな機関で行われている。
こんにちはつよぽんです
天然物も含めて化学物質には発ガン性を示す物がある、化学物質のヒトに対する発ガン性の評価は国際的にもいろいろな機関で行われている。
中でももっとも有名な物はIARC(WHOの傘下の国際がん研究機関)の発ガン性の分類ではないでしょうか。


グループ1 (ヒトに対して発ガン性がある) 105
グループ2A (ヒトに対しておそらく発ガン性がある) 66
グループ2B (ヒトに対して発ガン性の可能性がある) 248
グループ3 (ヒトに対して発ガン性の分類ができない)515
グループ4 (ヒトに対しておそらく発ガン性がない) 1

グループ1となっている105物質群を見てみると、たとえば喫煙およびタバコの煙、アルコール飲料、すす(煤)、X線(レントゲン)、木のほこり、中性子、太陽光照射、ピロリ菌、中国式塩蔵品など
このグループ1は、ヒトに対して有意に発ガン性が示されていることが疫学的に証明された物を分類していて、必ずしもその発ガンリスクとは直結していない。
カビ毒のアフラトキシンのように数PPMにも満たないわずかの混入で、実験動物に肝臓癌を発生させるような強い発ガン性の物質もあれば太陽光のように日常的に浴びてもそう簡単にはがんにならないと思われる物まで多種多用である。
このガン評価には、暴露量に対する発ガン性の「強さ」や「リスクの大きさ」の概念が入ってないが、それが理解できていない場合があると坂口さんは書いています。


ウィキペディアよりIARC発ガン性リスク一覧
http://ja.wikipedia.org/wiki/IARC%E7%99%BA%E3%81%8C%E3%82%93%E6%80%A7%E3%83%AA%E3%82%B9%E3%82%AF%E4%B8%80%E8%A6%A7

 

 

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化学物質   2009/05/15  

目からウロコの化学物質(2)

生のパイナップルはリスクを孕んでいるという事が書いてあります。
こんにちはつよぽんです
「パイナップルの恐怖」という章があります。
生のパイナップルはリスクを孕んでいるという事が書いてあります。
パイナップルの生を一個丸ごと食べると口や舌がただれて痛くてたまらないそうです。
パイナップルにはプロテアーゼ(タンパク質分解酵素)が含まれていて、舌や口内を溶かしてしまうそうです。
缶詰のイナップルは加熱されているのでプロテアーゼが壊れているそうです。
生のパイナップルには一定のハザードがある。
しかし、有る大きさのハザードが有ったとしても暴露量(摂取量)を適量で押さえれば問題が発生しない。
これは、食品であっても一般の化学物質で有っても同じである。
リスクは、ハザード(毒性)x暴露量(摂取量)である。
天然の物と合成された化学物質も同じで良いのでしょうか、と思って読んでいます。

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化学物質   2009/05/07  

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