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吹き抜け空間は2階も暖房する

こんにちはつよぽんです。
よく吹き抜けを作るので気になった記事です。

吹き抜け空間は開放感があり、採光や通風経路の確保にも有効だ。
だが、冬は足元が寒いという声がよく聞かれる。
下のグラフは、高断熱仕様の住宅で、暖房を間欠運転(必要な時間帯だけ運転)している吹き抜け空間の温熱評価を、建て主に聞いた結果だ。
約3割が「やや寒い」と答え、吹き抜けに階段がある建て主の1割は「寒い」もしくは「とても寒い」と訴えている。

>セルローズファイバーを充填しているのでそこまでは寒くはないと思います。
ただ高性能の断熱材でも発熱はしません、温度の低下が緩やかですので真冬は暖房が必要ですね。

調査した足利工業大学准教授の齋藤宏昭さんは、「吹き抜けがあっても、空調を全館連続運転すれば室内の温度差は生じにくいが、暖房を間欠運転すると対応が難しくなる」と話す。
齋藤さんは、実大の吹き抜け空間を使い、暖房の設置方法が異なる3パターンで階段部分の風速と温度を調べた。
気流を可視化した画像(34~35ページ)を見ると、階段と窓のある左上から右下に向かって空気が流れている様子が分かる。
三つを比べると1階のエアコンだけを運転した場合が秒速0・53mと最も速く、温度のばらっきも大きい。
風速が一番遅いのは1階の床暖房と2階のエアコンを同時運転した場合だ。
1階の温度が高く、ばらっきも小さい。

齋藤さんは「2階の温度が低いと暖気が上昇し、2階で冷やされた空気が1階に戻るコールドドラフトが生じる。
対策は2階を暖房することだ。
2階は人が居なくても2O℃くらいは欲しい。
2階を暖房すれば、1階の床暖房は弱運転でも快適になるという研究結果もある」と話す。
1階の床暖房だけを運転したときに、秒速0・46mの気流が発生していることも注目したい。
吹き抜けかあると、気流を感じにくいという床暖房のメリットが損なわれやすくなる。
1階の暖房をエアコンにする場合は、置き場所にも気を付ける必要がある。
吹き抜けから遠く狭い場所に設置すると、その周りだけ温度が高くなり過ぎてエアコンが運転を止めてしまう可能性がある。

>参考にして吹き抜けを作りたいと思います。

建築   2019/11/26  
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