原発を止めるために発電できる物は有効に使いたいですね。
こんにちはつよぽんです
驚きました、工夫すると送水の圧力でも発電が出来るのですね。
原発を止めるために発電できる物は有効に使いたいですね。
家庭まで水を送る力を利用して、電気をつくる水道局が増えてきたそうです。
水力発電といえば山の中の大きなパイプで水を落とす大規模方式が定番だったが、最近は身近で小さなエネルギーを活用するマイクロ水力発電がじわりと広がっているそうです。
さいたま市大宮区の住宅街にある大宮配水場。遊び場として開放され、親子連れでにぎわうその地下に昨年4月、「発電所」ができたことを知る人は少ない。
水道水を送る管をバイパスする形で、水車を埋め込んだ直径70センチ、長さ2メートルほどのパイプをつけた。
騒音はほとんどないが、最大出力は50キロワット。
配水ポンプなど配水場の35%の電力を賄っている。
>発電量は少ないですが送電する必要が無いのでロスも少ないですね。
大宮配水場は、5キロほど西を流れる荒川で取水する大久保浄水場から送水を受けている。
一帯はもともと井戸水が豊富でかつては飲み水を賄えたが、人口増加とともに地盤沈下が問題となり、昭和40年代にほとんど切り替えた。
浄水場の水は、ほとんど高低差のない平地を最も遠くで40キロ先の埼玉県飯能市まで届ける。
このため大久保浄水場からは0.525メガパスカルの圧力で押し出す。
これは、噴水にすれば54.2メートルまで噴き上げる水圧という。
>ものすごい力で送っているのですね。
水圧は大宮配水場でもなお0.422メガパスカルあり、24時間の流量は一定している。
この水流を利用すれば「安定した電力」が生産できる。 「水のエネルギーは以前から活用したいと思っていたが、ようやく実現した」とさいたま市水道局の有吉寛記参事は言う。
市は11月、新たに二つの発電所をつくり、合わせて最大99キロワットの電力を生み出している。
市の12配水場に発電所を設置すれば約500キロワットの発電が可能な計算になるという。
私たちの家の周囲に張り巡らされた水道管に大きなエネルギーが眠っているというわけだ。 エ
ネルギー源となる水圧をかける浄水場を運営する埼玉県企業局へも、CO2排出削減を示すグリーン電力証書を売却し、年間数十万円以上を現金で「還元」している。
課題は採算面だ。市と共同で事業を進める会社「東京発電」によると、小型の水車発電機は1台数千万円。その後の維持費などを含めると、今のところ大宮配水場と同等の50キロワットを下回ると採算をとるのが難しいという。
さらに小型化ができないか、追求している。
>コストが下がれば多くの所で採用されるでしょうね。