湯気をたてるごちそうを、食べるよりまずスマートフォンでパシャリ。
料理の写真を撮り、見せ合うことは、食事の快楽の一部になっている。
一方、腹の足しにもならないのに人々を魅了する食べ物の写真や動画を、ちょっと批判的に「フードポルノ」と呼ぶ向きもある。
それは人生の無駄か、スパイスか?
私の撮ったフードポルノの紹介
学生時代から今でも新宿に行くと食べているカレー
越谷レイクタウンに有る牛タン「利休」
こんにちはつよぽんです
皆さんは美味しい料理を食べる前に写真を撮りますか?
私はつい撮ってしまいます、ブログに使えるかなと思って。
新聞を見ていたらこんな記事が有りました。
湯気をたてるごちそうを、食べるよりまずスマートフォンでパシャリ。
料理の写真を撮り、見せ合うことは、食事の快楽の一部になっている。
一方、腹の足しにもならないのに人々を魅了する食べ物の写真や動画を、ちょっと批判的に「フードポルノ」と呼ぶ向きもある。
それは人生の無駄か、スパイスか?
好物のウナギ
池波正太郎も訪れた日本橋高島屋(東京都中央区)の「特別食堂」が4日、新装開店した。
卓上の札には「お食事席での写真撮影は、ご遠慮くださいませ」と書かれていた。
以前はもっと小さな文字だったが、撮影する人が絶えず、他のお客から「自分が写っていないか心配だ」「音やフラッシュが気になる」と苦情があったという。
>料理だけを撮っていますね。
お得意客の多い老舗ならではの対応だが、「撮影禁止」をはっきり掲げる店はいまや少数派。
飲食店検索サイト「ぐるなび」の広報・栗田朋一さんによると、写真映えするようメガ盛り(超大盛り)をし
たり、炊き込みご飯を取り分ける前に客に声をかけたり、撮ってもらうための工夫を凝らす店が増えている。
「お客さんが食べるより熱心に写真撮影に没頭しているシーンをよく見かける。
フェイスブックなどのSNSに載せて、感動を共有したい、自慢して『いいね!』を押して欲しいという心理だ」
>この心理よく分かります。
昨秋日本版ができた米国の写真共有サイト「ピンタレスト」。
「動物」などテーマごとに、撮った写真やネット上で見つけた写真を投稿できる。
「料理」は世界的に人気のテーマだ。
日本法人の定国直樹社長は、「食は個性を表すもの。利用者は気に入った料理の写真を投稿することで、自分
がどんな人間なのかを発見しようとしている」と語る。
海外生活が長い定国さんだが、日本でレストランに行くと料理を撮っている人が段違いに多く、驚くという。
>もともとカメラを持つのが好きな人種ですね。
美味しい料理を食べた感動を何時までも残したいのでしょか。
英語圏では、料理や食事の様子を撮った写真・動画や、それを見て楽しむことを指す「フードポルノ」という言葉がある。
写真を見る人は写った料理を食べられるわけではないが、眺めて欲望を満たす点が、ポルノの観賞に似ている
ことが由来だ。
>確かに眺めて欲望を満たしますね。
英国在住のライター谷本真由美さんによると、「フードポルノ」は様々な意味合いで使われてきたという。
例えば80年代のあるフェミニストは、女性が完璧な食事を準備するという「奴隷的な行為」の象徴で、従属や欲望をかき立てるヌード写真と同じだとして、美しい料理の写真をフードポルノと呼んだ。
「セックスに相手が必要なのと同じように、料理をしたら、自分以外に食べてくれる人が必要」「食は栄養を満たして生存するためのものだけではなく、コミュニケーションの手段」。
食文化が専門の石毛直道・国立民族学博物館名誉教授が、雑誌「kotoba」春号で指摘するように、孤独な食事は時に味気ない。
近くにある「豆蔵」のラーメン
辛いのは好きですがこれは味がわからなかったです。
谷本さんは「フードポルノを見ることは、おいしいものを食べる体験の代償行為に過ぎず、実際の生活が豊かになるわけでない。
本当に欲しいものは、お金を稼いでレストランに行くなど、行動しなければ手に入らない」と厳しい。
著書『キャリアポルノは人生の無駄だ』では、「フードポルノ」をひねり、ビジネスマンに人気の自己啓発書を「キャリアポルノ」と呼んだ。
成功談を読んで「すごい人」になった気分に浸り自分では努力をしないのが、フードポルノを見るだけの行為に似ているという皮肉だ。
>人の撮った「フードポルノ」を見るより自分で撮った写真をUPする方が良いですね。
「キャリアポルノ」という言葉には驚きと納得ですね。