スタッフブログ

ホーム > スタッフブログ > 粗食

戦略としての給食

戦後の米国の余剰小麦を日本に買わせ、その上に輸入に頼らせ自立を阻む思惑が有ったのでは、と書いてあります。
こんにちは、まだ風邪の治らないつよぽんです。

朝日新聞の夕刊「窓」論説委員室から、上記の題で書いてありました。

現在の欧米風食生活がなぜ盛んになったか、その理由の一つが書いてありました。
戦後の米国の余剰小麦を日本に買わせ、その上に輸入に頼らせ自立を阻む思惑が有ったのでは、と書いてあります。
同感ですね。

パン食による学校給食は、米国の無償援助で始まり1954年(私の生まれる一年前)にPL480法(通称、余剰農産物処理法)が成立、贈与が打ち切られました。
学校給食が危機になるが、日本がパンとミルクを米国から輸入して学校の完全給食が始まったようです。
米国の小麦業界がお金をだし「キッチンカー」で田舎をまわり小麦を普及させ、さらに日本の大脳生理学の権威の学者に「コメを食べると頭が悪くなる」と言わせたり、政府・マスコミの米食批判の結果、日本人の米離れが定着したと書いてあります。
米国の都合で日本人の食生活を変えられたとは知らなかったです。

マスコミは本当に必要な情報は出さず、時の権力に都合の良い物しか報道しない。
現在はインターネットが発達したので本当に必要な情報もネットで手に入る時代になりましたね。

かつての米国の戦略にならって週5回の米飯給食推進の運動をしているそうです。
皆さんお米を食べましょう!
日本人には米飯が伝統的な食事ですよ!

≫ 続きを読む

粗食   2009/01/23  

スローフード(1)

「スローフード」聞いたこと有りますよね。

図書館で借りた「スローフードな日本!」島村菜津著に書いてありました。
皆さんこんにちは、つよぽんです。
風邪引いてませんか?
私は2-3日前から喉が痛くて風邪かもしれません。

「スローフード」聞いたこと有りますよね。
でもそれが何を言いたい言葉なのか分かりませんでした。
図書館で借りた「スローフードな日本!」島村菜津著に書いてありました。
この言葉が生まれたのは1986年イタリアきっかけは「マクドナルド」の進出に対する反対運動からだそうです。
90年代にはNPO法人となり、現在世界中の45カ国に八万人強の会員がいるそうです。

スローフード協会の活動の柱は、

ひとつめは、質のよいものを作ってくれる、小さな生産者を守ること。
良い物を作ってくれる、小さい生産者にこだわる理由は、単純で自分の孫にたべさせても
大丈夫というような食べ物を作ってくれるひとは私たちの身体を守ってくれる人だからだそうです。

ふたつめは、子供を含めた消費者への味の教育
味の教育といえば、子供の「食育」で沸き立っているが、教える大人ののほうも問題があるのでは
ないかと思います。
戦後の食教育は栄養成分学に偏ってしまったからです。
そこでは、五感を駆使する調理や会食の悦びは、脳と心への最高の刺激であることが忘れられていた。

みっつめは、放っておけば消えそうな味を守ること。

昔から食べてきた伝統的な郷土料理が失ってしまったらもう二度と食べられないからだそうです。


(スローフードな日本)

≫ 続きを読む

粗食   2009/01/16  

ダシのはなし(2)

朝日新聞の「私の視点」に伏木さんという京都大学の教授が記事を書いてました。「ダシ」と「米」を見直そうという表題です。
こんにちはつよぽんです。
今日は風が冷たいですね、風邪なのか、少し体調不良です。

12月の朝日新聞の「私の視点」に伏木さんという京都大学の教授が記事を書いてました。
「ダシ」と「米」を見直そうという表題です。
油脂や糖に富む欧米の食品は非常に美味しく、摂食抑制が難しく、おいしさの快感本能への強い刺激がむさぼり食う肥満体を作るとあります。

動物実験が紹介されていました。
マウスが規定回数レバーを押すと微量の餌を与え、その回数を徐々に増やしていきレバーを押し続ける限界点を求めると言う実験です。
水には興味を示さず、20%砂糖水には約50回、油脂には百数十回まで執拗にレバーを押し続けたそうです。
カツオダシは砂糖水を上回る60回もレバーを押したそうです。
脳内メカニズムは油脂と糖と同じですが、ダシのやみつきには味だけでなく「香り」も関係するそうです。
確かに駅そばのカツオダシの匂いにお腹がすく感じがしますよね。

食育は幼児期にこそ必要でしょう、三つ子の魂百までと言いますよね。
本当のダシの味を体験しないと次の世代につたえられないですね。
母に感謝しないといけませんね。

(美味しい食事の罠)

 

≫ 続きを読む

粗食   2009/01/15  

粗食のすすめ(5)

世界の民族が何を食べて来たか、考えてみましょう。
こんにちは、つよぽんです。

世界の民族が何を食べて来たか、考えてみましょう。
主食は気候風土によって作られると思いませんか?
寒くて雨が少ない欧米は、穀物が育ちにくいので肉や乳製品中心の食生活になり、
温暖で雨の多いアジアでは穀物や米が育つのでこれを主食にする食生活になる。
そうなるのは自然ですよね。

戦後、我々は給食で食の指向を変えられて、欧米のカタカナ食品が普及し、伝統的な食生活を否定してきたと思います。
米だけ見ると自給できるはずが、小麦など欧米の食生活をするために輸入にたよらざるを得ない。
自立出来ない様に支配されているように思います。

建材も同じです、石油で家を建てさせろと言われ、石油が無い日本は輸入しなければなりません。
日本には木や土・紙で作られ土に帰る、石油製品・化学物質に極力たよらない家も出来るのです。

一緒に考えてみませんか?

スローフードな日本!

≫ 続きを読む

粗食   2009/01/09  

ダシの話(1)

この雑誌の記事には、食品以外に建築や原子力発電・電磁波の問題を取り上げているので、何年か前より年間購読しています。
ダシの話(1)

私が購読している「食品と暮らしの安全」のスタッフ便りというコーナーに、「天然ダシを使ったら子供の泣く回数が少なくなり、父親があまり怒らなくなった」と書いて有りました。

この雑誌の記事には、食品以外に建築や原子力発電・電磁波の問題を取り上げているので、何年か前より年間購読しています。

一番すごいのは広告を載せていないので、添加物たっぷりの食品をつくっているメーカーなどの批判の記事を遠慮しないで書いていることですね。
この雑誌を読むとホントなの、と思ってしまうことが多いです。

皆さんも読んでみてはいかがですか?

日本子孫基金
http://tabemono.info/

 

≫ 続きを読む

粗食   2008/12/22  

 ブログの訪問有難うございました。

メールマガジン「カトケン通信」登録のフォームです。

メールアドレス
名前(姓)
名前(名)

資料請求・お問合せ

お電話