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もったいない商品(1)

「賞味期限」とはおいしく食べられる保証期限をメーカーが独自の判断で設定したものだそうです。
こんにちはつよぽんです
先週の新聞記事に「賞味期限切れだって食べられる」と東京亀戸のサンケイス-パーの社長水野さんの話が載っていました。
「賞味期限」とは食品衛生法と日本農林規格(JAS)法で表示が義務ずけられていて、比較的痛みにくい食品を対象に、おいしく食べられる保証期限をメーカーが独自の判断で設定したものだそうです。

それに対して総菜や食肉など製造日から5日以内に品質が急に悪くなる食品の場合は「消費期限」を表示するようですね。

食品偽装の時はこの期限を過ぎた原料を使ったり、賞味期限を誤魔化していたのが問題になりましたが、このスーパーでは試食をして問題のない商品を「賞味期限切れ」と表示をして売っているそうです。

賞味期限が切れたからと言って食べられなくなるものではないですね、期限切れだけの理由で捨てるのは本当にもったいないと思います。
製造年月日や、開けて自分の五感で判断すべきだと社長は言っています。
しかしかっては製造年月日の表示でしたが95年の法改正で期限表示に変わったそうです。
我が国の食糧自給率を考えても「もったいない」ですね。

ウィキペディア 賞味期限
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%B3%9E%E5%91%B3%E6%9C%9F%E9%99%90

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粗食   2009/04/26  

スローフード(3)

日本で一番、作られている野菜でもあるけど、一番捨てられている野菜でもある
こんにちはつよぽんです

本の中に熊本大学の徳野さんの面白い野菜の話があります。
「あの喫茶店やらファミレスやらで出るサラダ、あれ、何で日本中どこでもトマトとキュウリと
レタスかキャベツなんだろうね。年中同じやろ。
季節はずれのもん喰ても、パサパサやし、味もないし。
わしら、昔から、あれをキリギリス・セットって呼んで不思議がっとんやけど。
世間じゃ、当たり前になってしもうとるね。
あれは餌だから、消費者が食べたくて選んだ野菜でなくて、外食や中食の会社の人のニーズで食べさせられている野菜なんだよ。
日本で一番、作られている野菜でもあるけど、一番捨てられている野菜でもあるんだよね」

我々はキリギリス・セットをドレッシングをたっぷり掛けてパサパサで味のない野菜を食べている

消費者の望むモノでなく施工者の都合で使われるビニールクロスも同じではないでしょか。

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粗食   2009/04/17  

粗食のすすめ(7)

近年の食品偽装の原因をこう書いています。
桜の花が散って若葉が出てきましたね、次は毛虫のシーズンを迎えますね。

山本さんは近年の食品偽装の原因をこう書いています。
モノの値段は安ければ安いほどよいと考えている人は多いだろう。
少なくとも消費者という立場では、モノが安く買えることはいいことだ。
しかし、多くの消費者は、なんらかの職業に就いており、ある一面では「生産者」でもある。
このように消費者と生産者という二つの顔を持つ人にとって、モノの値段が安くなることは、消費者としては好ましいけど、生産者とすれば、自分の生産したモノを安く売られる訳ですから一方的には喜んでいられない。

消費者の発言力が強くなり、それが価格をより安くすることに向けられているために、
「製造業者が不正を行わざるを得ない構造」のなかで、儲けのために悪いと認識しながら過ちを犯すと書いています。

ミートホープの社長が「販売店も悪いし、半額セールで喜んで買う消費者にも問題が有る」と言いましたが
「安いモノを求めすぎる消費者」も食品偽装を生んだ一つの原因ではないでしょうか。
(私はミートホープの一連の偽装に関しては明らかに犯罪であり、罰せられるべきだと思っています。)

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粗食   2009/04/14  

粗食のすすめ(6)

現在の日本の状況が中国産の食品にいかに依存していたか再認識しないといけないと思います。
こんにちはつよぽんです
寒い日が続いて桜が咲きませんね、今年は早いと言うのを信じて27日に花見を予定したのですが
早く満開に成って欲しいですね。

 

昨年の中国の毒餃子事件の真相はまだ解明されていないのに世論はすでに過ぎ去ったように「食の安全」話題が有りませんね。
現在の日本の状況が中国産の食品にいかに依存していたか再認識しないといけないと思います。
ネットで「中国人が買わない食品を「安い」と輸入して、食べる日本人の謎」という記事がありました。
中国では「食の安全」は自己責任という事を国民が熟知しているので、好きこのんで自国製品を買っているのでは無いと、という。
そんな中国人から見ると中国製品を安いと言って輸入し、消費する日本人は不可解とあります。
中国の人は同じ値段なら中国産の物は買わず外国産の物を買うと書いてあります。

日本の企業にも、儲けだけを考えて最低限守らなければいけないはずのモラルや消費者の健康被害さえもおざなりにしている企業は有りますが。
本来の日本の伝統食を食べていればこんなに自給率が下がるはずがないと思っています。

食品も住宅も適正価格が有るはずです、安い物は何か安くしているからその価格に出来るのでは無いでしょうか。

下記の本の副題は「タブーを犯さなければ生産者は生きていけない」
本物には、必要な適正価格がある。
買い支えよう!日本の素晴らしい食を
読んでみませんか

 

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粗食   2009/03/25  

スローフード(2)

照葉樹林帯の西日本には米や雑穀を発酵させ酒を作ったり、タケノコを食べたりする食文化が育まれていた。

こんにちは、つよぽんです。

この所雨の日が多く花粉の影響が少ない様な気がしますが、皆さん花粉症の具合はいかがですか?

今、「スローフードな日本!」という本を読んでいます。

 

スローフード(2) その1

 

照葉樹林帯の西日本には米や雑穀を発酵させ酒を作ったり、タケノコを食べたりする食文化が育まれていた。
この食文化は中国南東部や東南アジアとも共有しているそうです。
一方ブナ樹林帯の関東から北にはミズナラやクルミが目立つブナ樹林が多く広がり、ここには山菜やきのこが豊富で、熊や猪の狩猟をし、晒したトチの実やクルミを餅にしたする食文化育まれていった。
森が、我々の食文化のルーツの一つであると書いています。

宮城に「森は海の恋人」運動と言う名前の植林祭があります。
北陸前の山中に暮らす熊谷龍子さんという歌人の歌から生まれた言葉を名前にしたこの運動は、山林の状態が海や川に大きな影響を与えることを知った漁師さんがはじめた植林活動。

川と森が海に生きる生き物全般に影響を与えていることは想像できるのですが、実際に漁師さんが木を植える活動をしているというのは、森が健全でないと海の生物も健全でないということを強く実感したからでしょうね。
「牡蠣の森を慕う会」のことは知っていましたが、20年も前から活動をしていたのは知りませんでした。
今年の植樹祭には参加したいなと思っています。

わたしの出身地の北海道(宗谷地方)のオホーツク沿岸はホタテの産地ですし、海産物が豊富でした。
アムール川の恩恵というのがスケールが大きくて実感が有りませんが毛蟹とホタテは美味しかったです。

 

牡蠣の森を慕う会HP
http://www.kakinomori.jp/

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粗食   2009/02/27  

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