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ホーム > スタッフブログ > 2013年1月29日

11PM司会の藤本義一さんの死因はなぜ中皮腫?

我々の青春の一コマ11PMの司会だった藤本義一さんが昨年亡くなったそうです。
こんにちはつよぽんです
先日の雪は予報が外れたようですね。

我々の青春の一コマ11PMの司会だった藤本義一さんが昨年亡くなったそうです。
しかし、死因が中皮腫だそうです。
その原因を解説した新聞記事が出ていましたので紹介します。

深夜番組「11PM」の司会で知られ、昨年10月に79歳で亡くなった直木賞作家の藤本義一さんの死因は「中皮腫(ちゅうひしゅ)」だった。
長女の中田有子さん(52)は、病名を聞いて不思議に思った。
中皮腫はアスベスト(石綿)を吸うことで発症するがんの一つ。
吸い込むと10年から数十年の潜伏期間を経て発症する。
父はいったいどこで吸ったのだろう。

中田さんは父の過去をたどった。
生まれ育ちは堺市。近くに工場があった。
でも製造していたのは農業機械で石綿は使っていないと言われた。
40年前には兵庫県西宮市の住宅街に移り住んでいた。

答えに行き着いたのは、亡くなった数日後。
かかりつけ医が言った。「お父様は、震災の時に石綿を吸われたのだと確信しています」

>潜伏期間が長いにもかかわらず地震が原因とは信じがたいですね。

1995年1月の阪神大震災。
全半壊したビルや家屋は約29万棟にのぼり、旧耐震基準の81年以前の建物が多かった。
石綿建材の中で最も飛散性が高く危険とされる「吹き付けアスベスト」は、主に75年まで使われていた。

藤本さんが住んでいた西宮市でも多くの建物が壊れ、千人以上が亡くなった。
水道が止まり、土ぼこりが街を覆った。

>土ほこりだけで中皮腫になるのですね

「静かな時限爆弾」と言われる石綿はこの時、藤本さんの体にセットされたのか。
被災地では、地震から13年後の2008年以降、復旧作業の作業員4人が中皮腫を発症し、労災認定を受けている。
中田さんは「石綿被害は誰にも起こりうる」と訴える。

石綿はすでに使用・製造が全面禁止されているが、多くは既存の鉄骨・鉄筋コンクリート造りの建物の中に眠っているとみられている。
国土交通省は09年、こうした民間建築物の数を約280万棟、解体のピークを今からおよそ15年後と推計した。
だれもが石綿の潜在的なリスクとともに暮らしているというわけだ。

>耐火被覆に使われていました。
石綿の除去を進めるためには、リスクの高い物件を把握しなければならない。
国交省が調べた全国448自治体のうち、建築物のアスベスト台帳を整備しているのは24自治体(5%)にとどまる。

東日本大震災の被災地でも、倒壊建物の解体現場など17カ所で、大気汚染防止法の基準を超える石綿の飛散が確認された。
阪神の教訓が十分に生かされたとは言えない。

>地震のせいで石綿が大気中に飛散されたのでしょうか?

地震大国の日本では、全国どこでも石綿被害が起こりうる。
被災地が過去の負の遺産の代償を支払わされる。
そんな「復興災害」を繰り返してはならない。

>使われている石綿を撤去する法律はないですね。
時限爆弾を抱えて生活 しないとならないのですね。

 

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その他   2013/01/29  

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