どうして病気が増えるのか、2年間に及ぶ調査の結論を「毎日の食生活に無関心だったため」と述べているそうです。
先日からご紹介している「粗食のすすめ」という本の中に、「病気は口から入るという原理」と言う章が有ります。
アメリカ議会(上院栄養問題特別委員会)がどうして病気が増えるのか、2年間に及ぶ調査の結論を「毎日の食生活に無関心だったため」と述べているそうです。
レポートの中では、
「先進国の食事は、我々が気付かないうちに非常にアンバランスで内容の悪い不健康な食事になってきてしまった。食事の悪さが病気多発の原因だ」
と締めくくっています。
ほとんどの病気は食生活が原因の病気--「食源病」では、と結論づけています。
普通、成人は一日平均2㎏の食料・水分を口から摂取していますが、鼻からの呼吸で摂取する空気重量は10㎏にも成るそうです。
口から消化器系に進入した化学物質は、腸から吸収され肝臓で解毒されるが、呼吸器から入った化学物質は解毒されることなく、血液にのって全身に回る。
つまり空気から体内に入った化学物質は、より激しく体を冒すそうです。
戦後の占領政策は「日本を自立させない」だそうで、経済占領の一つとして以下のことを進めてきました。
「日本人に米を食わすな!パンを肉を食わせろ」
「日本人に木で家を建てさせるな、石油で建てさせろ!」
ますます食事と建築は似ていると思います。
漆喰の話はまた次の機会に。