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歩くだけで発電できる! 菌の力で木を「発電床材」に変えることに成功


こんにちはつよぽんです。
歩くだけで発電する仕組みは以前に聞いたことが有るのですが木材を使って効率よくというのは初めてです。

その上を歩くだけで発電できる「床材」が誕生するかもしれません。
スイス・チューリッヒ工科大学は、木材に圧力を加えることで、圧電効果として知られる発電が可能かを研究。
その中で、腐朽菌により木材の成分を分解させることで圧縮性をもたせ、発電効果を高めることに成功しました。
研究は、3月10日付けで『Science Advances』に掲載されています。

圧電効果とは、物質に圧力を加えると、圧力に比例した分極が現れる現象。また、逆に電界を印加すると物質が変形する現象は逆圧電効果と言う。
なお、これらの現象をまとめて圧電効果と呼ぶ場合もある。これらの現象を示す物質は圧電体と呼ばれ、ライターやガスコンロの点火、ソナー、スピーカー等に圧電素子として幅広く用いられている。

 

■菌の力で木材の「発電力」を高める
木材を使って圧電効果を発生させるアイデアは、1940年代から議論されてきました。
圧電効果とは、固体に圧力を加えることで生じる内部の「ひずみ」によって、電圧が発生する現象です。
具体的には、固体の結晶内にあるイオンの位置が圧力によって大きくずれ、結晶の一方の端がプラスの電荷を、もう一方がマイナスの電荷を帯びて(=電気分極)、電圧が発生するという仕組み。
しかし、これまでの実験によると、木材の圧電効果は微々たるものでしかなく、実用化の可能性もゼロに近いとされていました。
そこで研究チームが、木材の圧電効果を高める方法として着目したのが「菌」の利用です。
研究チームは「コフキサルノコシカケ(学名:Ganoderma applanatum)」という木材腐朽菌の一種をバルサ材に付着させて、数週間放置しました。

>菌の力で木材を柔らかくして圧縮量を増やすのは凄いアイデアですね。


腐朽菌のはたらきにより、木材に含まれる難分解性のリグニン、セルロース、ヘミセルロースが急速に分解され、最終的にほぼ半分の量にまで減少しています。
さらにチームは、木材の強度を失わせることなく、圧縮性だけを高めるのに最適な処理期間が6週間であることを特定しました。
こうして、圧力を加えたときのプレス&リリースの効果が高まり、従来の約55倍の電圧を発生できる木材が得られています。
チームはその後、木材を15ミリ四方のキューブ型に切り分け、9ブロックをワンセットとして試作品の「エネルギーフロア(発電床材)」を組み立てました。

>エネルギーフロアーとは良い名前です。


実験での発電量はわずか0.85ボルトと実用化にはまだ程遠い数値でした。
しかし、研究主任のインゴ・バーガート氏は「本研究はエネルギーフロア開発のほんの一段階であり、その可能性は十分に示すことができた」と話します。
研究チームはすでに、エネルギーフロアが発電分野で大きな利益を生み出すことを想定し、商業化について企業と話し合いを進めているとのことです。
今後の改良次第では、自宅の床材やダンスフロアなどに応用されるかもしれません。


>大勢が歩くとこに設置すれば電力が得られますね。

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建築   2021/03/14  

冬場の「風呂での急死」8割は溺死だった! 「41度以下、10分以内」の入浴が安全

こんにちはつよぽんです。
ヒートショクの話題です、交通事故より多くの方が亡くなっています。

これまで寒暖差による心筋梗塞や脳卒中だと考えられてきた入浴時の急死。
だがその死因はまったく別のところにあった。しかもそれは日本人の入浴の仕方にも関係があった。浴室という密室で何が起きているのかを徹底解明する
昨年配信した「風呂場の急死の原因は『冬の熱中症』だった! 年間2万人死亡、最適な入浴時間と温度は?」には、少なからぬ反響をいただいた。
例えば、医師で弘前大学特任教授の中路重之氏は「いやぁ、びっくりしました」と、感想を寄せてくれた。
中路氏は「短命県」として知られる青森県民の健康調査を長年実施し続け、どのような生活習慣が寿命を縮めてしまうのか、大規模研究を行っている。
「このあたりの家は、昔は別棟にトイレや風呂があって、そこで寒さのため脳卒中で倒れてしまう人が少なからずいました。

ですから同様に、浴室が寒いから、あるいは湯舟が熱いから血管性の病気が起こる。
そう考えてヒートショックという言葉がなじんだのでしょうが、実際はそうではなかったんですね」
ヒートショックは正式な医学用語ではなく、国内でのみ使われる造語である。

>ヒートショクという言葉は我々も普通に使っていました医学用語では無かったのですね。


だが疾病の予防研究を行ってきた医師でさえ、ヒートショックによって入浴中に多くの人が死亡する、と考えていたのだ。
ここで改めて前回の記事のおさらいをしておこう。
暖かい居室から、冷えた脱衣所に行って服を脱ぐと血管が収縮して血圧が上昇し、その後に浴室で湯につかると血管が拡張して血圧が下がる。
そのような血圧の急変動で、心筋梗塞や脳卒中などが引き起こされ、場合によっては死亡事故につながるとされてきた。
しかしながら2012年に行われた厚生労働省の調査では脳血管・心疾患などはわずかで、別の原因が浮かび上がってきた。
その調査結果をまとめた論文は、一昨年、日本内科学会英文誌などで発表された。年間2万人超と推計される風呂場での急死の原因は、浴室内での「熱中症」だったのだ。

>熱中症とうは初めて聞きました。


今回はその調査内容と、リスクを減らす入浴法についてさらに詳しく記したいと思う。
調査は2012年10月から13年3月の半年間に東京都、山形県、佐賀県で、入浴関連の場所から119番を要請した4593人を対象に行われた。
報告では、対象を4つのカテゴリーに分けている。
(1)死亡 1528人
(2)何らかの理由で救急隊の助けを必要とする生存者 935人
(3)体調不良 1553人
(4)怪我 577人
事故が発生した場所は総数4593件のうち、
・浴室内 3844件
・浴室外 506件
と、圧倒的に「浴室内」での発生だ。浴室内、それも「浴槽内」で起きた事故が特に(1)や(2)では多い。
(1)の死亡した人では、
・浴室内 1461人
うち浴槽内 1274人
・浴室外 26人
(2)の救助された人も、
・浴室内 907人
うち浴槽内 854人
・浴室外 7人
他に(1)と(2)ともに不明が数%あるが、浴槽内が圧倒的である。
これが何を表すのか。研究を行った東京歯科大学市川総合病院教授で、救急科部長の鈴木昌(まさる)医師にご登場願おう。
「これまでは入浴中に急死した方を解剖しても死因がよくわからなかったため、血圧が高くなって脳血管・心疾患を発症したなどとされていたところがあります。
しかし本当にそうなら、入浴事故をおこしても生存していた人の多くに脳血管・心疾患が発生しているはずですし、血圧は非常に高いか、非常に低く観察されるはず。
ですが、調査結果はそうではなかったのです」

■体温が上昇して…
前回は生存者の心電図や頭部CT検査で脳血管・心疾患の痕跡がほとんど見られなかったことからヒートショックの可能性を否定したが、血圧の値からもその可能性は乏しいことがわかる。
生存者である3065人の血圧を調べると、大半が100~140mmHgの範囲に収まる正常血圧だったのだ。
生存者で収縮期血圧が200mmHgを超えた人は8%未満で、80mmHg以下の人も3%未満。
血圧の急変動が命に関わる主要因である可能性は低い。
また、これまで指摘されてきたように「温度差が危ない」のなら、露天風呂のような場所での事故が多くなるはずだが、4593件の入浴事故のうち、銭湯や温泉を含む「公衆浴場」での入浴による死亡事故の発生はわずか71件だった。
そして入浴事故で助かった人の症状をみると、69%に「脱力感」が、48%に「意識障害」がみられた。
そのほかの「呼吸困難」4%、「めまい」1%、「胸痛」1%などはわずかである。
救急医療の場で「脱力感」の見極めは難しいが、「意識障害」はJCS(ジャパン・コーマ・スケール)で評価できる。
大きく3段階――(1)刺激しないでも意識清明、(2)痛みや呼びかけの刺激で覚醒、(3)刺激をしても覚醒しない、に分けられる。
そして血圧と意識レベルには相関がなかったが、強い相関があったのが「生存者の体温」だった。
「体温が高い人ほど意識障害のレベルが悪い、つまり(3)の比率が高かったのです。しかも体温は、救急隊が駆けつけた現場で測ったものですので、かなり実態に近いといえるでしょう。
119番要請して生存した3065人のうち救急隊の救助を必要とした人、言い換えると『軽症』ではない人は935人。その半数以上は“37度以上の体温”と、冬場にしては明らかに高かったのです」
生存者の30%は38度以上の熱で、中には40度を超える人もいた。
「熱中症の中には、体温が上がって意識障害になる熱射病、脱力や倦怠感が起こる熱疲労、血圧が低下して意識を失う熱失神があります。
入浴事故で助かった人の症状の多くがこの熱中症の症状と一致しています」(鈴木医師)
調査は10月から3月に行われているが、怪我以外の体調不良は12月~2月の冬に増加している。そして冬の中でも1日の最低気温が低いほど、入浴事故による死者数が増えることが浮かびあがった。
鈴木医師によると「東京23区は数式『y=8.38×2.38-0.07x』で表せる」という。xは1日の最低気温で、yが死者数。
「最低気温が10度を下回ると死者が増え始め、さらに5度になると東京23区であれば1日に5・9人、0度では8・4人が死亡すると推計されます。
反対に、最低気温が20度を超えれば、同地域で1日2人の死者が出るかどうか、というくらいの頻度です」
入浴中の急死は日本特有の現象であり、米国や英国、ドイツ、フランスなどの他の先進国では見られない。その原因は、寒い時期は“熱い湯に長く”つかる日本式入浴習慣にあるらしい。
「日本式入浴習慣によって古典的熱中症を発症していると考えられます」
そう語るのは、熱中症に詳しい帝京大学病院高度救命救急センター長の三宅康史医師である。
「熱中症には、元気な人が気温が高い中でスポーツや仕事によって体調不良に陥る『労作性熱中症』と、熱波に包まれた環境で過ごすことによる『古典的熱中症』があります。
熱い風呂に入っていると、浴槽の中で体が熱をもらって古典的熱中症が起こる恐れがある。熱い湯から受けた熱によって血管が拡張して、血液が体表近くに滞留する。
その結果、脳にいく血流が減って、ぼーっとなってやがて意識がなくなって溺れる、というパターンです」
最新の解析では、急死の大部分で水の吸入が確認されている。死者1528人のうち、8割近くの1207人が浴槽の水に顔が沈んだ状態であった。
つまり熱中症になっての溺死なのだ。

>血圧の高低ではなく溺死ですか。

■湯温は41度以下に
これには地域差がある。
実は鈴木医師らが調査を実施した東京都、山形県、佐賀県のうち、東京都は119番要請を受けた半数近くの患者が医療機関に運ばれていなかった。
救急隊員が死後の硬直や死斑、腐敗などによって明らかな「死亡」を確認したケースが他の二つの地域より多かったのだという。
鈴木医師は「単身世帯の高齢者が多いからではないか」と考えている。
「東京都では、独居で孤立した人たちが多く、発見が遅れるのではないかと考えています。入浴すると最初は『気持ちがいい』、体温が上昇して徐々に『暑い』、やがて『苦しい』と時間の経過とともに体への負荷が増していくはずですが、高齢者は暑さに対する感覚が鈍く、気づいた時にはすでに体温が上がって熱中症を発症している可能性が高い。

気持ちがいいと感じたまま意識レベルが低下する、あるいは脱力して、風呂から出られない状態に陥って溺れてしまうのでしょう」
そのため、入浴事故の一番の予防法は、「一人で入らないこと」と、鈴木医師は提案する。
「一人暮らしでご高齢の方は、公衆浴場を利用するといいのではないでしょうか。
公衆浴場での入浴事故発生件数が少ないのは、“人の目”があり、具合の悪い人がいれば周囲が気づいて助け出されている可能性が高いと思います」
入浴時間と湯温によって、どの程度体温が上昇するかをシミュレーションした研究では、42度のお湯に10分つかれば、36度だった体温が38度近くに、20分つかれば39度まで上がる。

>高齢者が家族に居る方はお風呂に入っている方を気にしてないとならないですね。


これを根拠に消費者庁は「湯温41度以下、湯につかる時間は10分迄」と呼びかけている。
それが守れれば安全だが、「そんな入浴法では温まらない」と思う人もいるだろう。
特に寒い家に住む人の体温(舌下温)と深部体温は低い傾向にある。体の芯まで冷えているのだ。
慶應義塾大学理工学部の伊香賀俊治教授の調査では、普段過ごす「居間」と「脱衣所」の両方が18度以上でないと、熱い湯に長く入るという危ない入浴習慣を選びがちだと報告されている。
「体の中心部が冷えると、交感神経が優位となって常に緊張状態。熱い湯に長く入ることでようやくリラックスできる。居間は暖房器具を使用し、脱衣所にはホームセンターなどで数千円で購入できるパネルヒーターを24時間使用する暮らし方を試してください」脱衣所でパネルヒーターを使用すると、続く廊下の寒さが少し和らぐという。
冷えや低体温を改善するには「まず足を温めるといい」と、鈴木医師がアドバイスする。
「足は心臓から最も遠く、床に接しているので、熱が奪われやすい。服を着たままで足湯をし、血流を良くしてから入浴すれば、短時間で済むと思います」「短時間で済ませる」こと以外にも注意しなければならない点が二つある。

一つは「飲酒後の入浴」だ。再び三宅医師の話。
「アルコールは体内で熱に変わり、体温を上げ、さらに血管拡張も起こす。言ってみれば熱中症に近い状態です。

そこで風呂に入ることは、熱中症にかかっているような人を、さらに熱い環境に置くほどのリスクがあります」
酒を飲んで顔が赤くなっているような時はすでに「血管拡張」が起きているため、入浴によってさらなる血管拡張が促されると、血圧がぐっと下がって失神する恐れもあるという。
またもう一つの注意点は、高齢者が一人で入浴する際、「長湯でないか、周囲が気にかけること」と、三宅医師。発見の遅れが、入浴事故の重症化や死に直結するのは間違いない。
湯温41度以下で10分以内が安全な入浴法。そのほか飲酒後は避ける、高齢者は家族に声をかけて入るか、一人暮らしなら公衆浴場を利用する。最低気温が低い日は、これらの注意点を一層心がけよう。「冬の熱中症」発症にくれぐれもお気をつけを。

>お風呂に入る時は以上を気をつけて入りましょう!

私はカラスの行水派なので大丈夫です。

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建築   2021/03/13  

トイレのふた、流す前に閉める?コロナで気になる問題

こんにちはつよぽんです。
便器の蓋閉めて流していますか?

高級な便器は自動で開閉でしょうか。


在宅で勤務をすると、しょっちゅうお世話になるのが自宅のトイレ。
あまりに使いすぎて気になることがあります。
それは、流す時に便座のふたを閉めるべきか否かということ。
自動でふたが開閉するタイプが自宅にある人は少ないはず。
昔から議論のある話ですが、長期戦の今、切実な問題です。
トイレのメーカーで作る団体などにふたの成り立ちを聞き、専門家にトイレでの注意点も教えてもらいました。

そもそも、この「便ふた」はいつ登場したのでしょうか。
2017年に創立100周年を迎えたTOTOの「百年史」を参照すると、今から約90年前の1929年に出荷された「高級腰掛便器」にふたがあることを確認できます。
トイレのメーカーで作る団体「日本レストルーム工業会」の担当者は「国産化される前の輸入品の時代からふたはついていたと思われます」と話します。
TOTOによると、1914年に国内で初めて洋式水洗便器を開発。
その当時すでに、ヨーロッパでは便ふたがついた便器が存在していたといいます。

「便座のふたは、少なくとも今の日本のトイレでは必ず必要なわけではありません」とTOTOの担当者。
それでも、歴史として「昔、水洗の設備がなかった頃は便器を部屋の中にも置いていたため、臭いを塞いだり、体裁を良くしたりするためにふたが必要でした。
また、用を足すとき以外はしていた方が見栄えも良いし、便器の中に間違って物を落とす心配もなく安心です」。
スマートフォンを落として絶望した記憶がよみがえります。

>たいがい座れないような柔らかい便座ですね。

■飛散が防止できる
それでは本題です。自宅のふたも閉めてから流した方が良いのでしょうか。
工業会の担当者は「便器の外への水の飛散を防止するために、ふたを閉めることは有効と考えられます」と話します。
ただし、補足として「ふたの本来の目的は、便器内への異物の落下防止・意匠性・暖房便座の断熱性向上などです。
結果的に水の飛散は軽減できますが、感染という医学的な影響に関する知見はないため、ふたのあるなしに関わらず、手洗いや必要な消毒を行ってください」。
医学的な観点も気になります。ずっと在宅で済む人ばかりではないため、どうしても公共のトイレを使うことになる人も多いかと思います。
その場合にも気をつけるべきことはあるのか、東京医療保健大学大学院の菅原えりさ教授(感染制御学)が教えてくれました。
そもそも新型コロナウイルスはトイレを使うだけで感染することはあるのでしょうか。
菅原さんは「前提として、おしりに付着しただけでは感染しません」と話します。
可能性としては、おしりなどに付着したウイルスが口や鼻に入ることで起こるものです。
そのルートとして、排泄物が飛び散ったものを吸いこんでしまった場合や、手についた排泄物を気づかないうちに口や鼻へ運んでしまう場合の2パターンが考えられるといいます。
菅原さんは「トイレの中で誰かが触れた部分を拭いて消毒することはできますが、ずっとその状態をキープするのはなかなか難しいと思います。
そこで、最終的には自分の責任で、自分の手を洗うことが一番大切になってきます。人の出入りが激しいところでは特に大事です」と強調します。
手洗いや消毒については、厚生労働省の「新型コロナウイルスに関するQ&A(一般の方向け)」が参考になります。
ここでは「感染者の糞便から感染することがありますか」という問いに対し、「これまで通り通常の手洗いや手指消毒用アルコールでの消毒などを行ってください。
また、新型コロナウイルス感染症の疑いのある患者や新型コロナウイルス感染症の患者、濃厚接触者が使用した使用後のトイレは、急性の下痢症状などでトイレが汚れた場合には、次亜塩素酸ナトリウム(市販されている家庭用漂白剤等はこれにあたります、1,000ppm)、またはアルコール(70%)による清拭をすることを推奨します」という答えが載っています。

>武田先生も便所から感染が広がっているのではと言っています。

便座ではなくドアの取っ手の方が影響が大きそうですが。

■避けられぬ便座の汚染
さらに、掃除の順番も大事です。便座と便器はそもそもの材料が違っているため、掃除の道具を使い分け、さらには「清潔」から「不潔」の順に清掃していくことになります。
菅原さんが以前行ったというノロウイルスが飛び散るかの実験では、ふたを閉めても閉めなくても便座には相当数が飛び散っていたといいます。
イギリスのリーズ大学のM.H. Wilcox教授が行った研究では、トイレのふたを閉めずに流した場合、細菌が最大で25センチの高さまで飛散したという結果が出ています。

 結局、流す時にふたを閉めるべきか否かという問いについて、菅原さんは「機種によりますが、流すときの水量によっては便座だけでなく床にも飛び散ることがあり、閉めて流した方が安全です。
特に、しゃがみこんで流すといった顔が便器に近づくような場合は、ふたを閉めて流すことをお勧めします」。
一方で、水を流すボタンが壁面にあり、便器から一定の距離を置いて流せるトイレも多数あります。
さらに、世の中にはふたがあるトイレばかりでありません。
最終的に、菅原さんは「とにかく、皮膚に触れるところの掃除と、自分の責任で手洗いをすることが重要です」とアドバイスをくれました。
うだということでした。
最後に、大事なポイント。便座のふたを閉めることは、そもそも節電になります。
ですので、自宅の場合は、忘れずに閉めるようにしましょう。
温水洗浄便座の年間の節電効果(お湯をためるタイプ、家庭のトイレ1室あたり)
・便座のふたを閉じる=約770円
・便座の温度を「中」から「弱」に=約580円
・洗浄水の温度を「中」から「弱」に=約300円

>節電という観点からも閉めた方が良いのですね。

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建築   2021/02/06  

年頭のあいさつ

こんにちはつよぽんです
大変遅くなりましたが年頭の挨拶のブログを公開いたします。

昨年はコロナ禍の影響でイベントが中止になり漆喰を広めることが出来ませんでした。
今年はコロナ禍が終息することを願っています。

■無添加漆喰
コロナ対策に古来からの漆喰が良いと思っています。
当事務所ブログに漆喰の詳しい説明が有ります。
無添加住宅オリジナル漆喰が ヒト・コロナウイルスを5分間で100%死滅

■愛犬家住宅
昨年に「愛犬家住宅」というペットと一緒に暮らせる工夫をしているグループに加盟しました。
無添加住宅の建材と合わせて
「貴方だけでなく愛犬・愛猫も幸せに暮らせる家」を目指しています。

■構造塾
YOUTUBEを見て佐藤さんの構造塾に参加しました。
熊本地震を考察して「耐震等級3」が必要との考えは私も賛成します。

■温熱
コロナ禍の影響で対面の講習会ほぼ無くなり、ZOOMでの講習会が多くなりました。
又YOUTUBEで松尾さんの温熱の動画で勉強しています。

疑問の点が有りましたらお問合せ下さい。
本年もよろしくお願いいたします。

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建築   2021/01/10  

無添加住宅オリジナル漆喰が ヒト・コロナウイルスを5分間で100%死滅

こんにちはつよぽんです。
漆喰って凄いですね!

漆喰の歴史
世界では今から5千年前、エジプトのピラミッドの壁に使われたのが漆喰の起源です。
ピラミッドの他にも、古代ギリシャやローマ時代の建築物にも使われていたことが、 アクロポリスの神殿やポンペイの遺跡から判明しています。
これらの文明では、漆喰は絵の具を石灰に染み込ませて壁を装飾する手法に用いられました。
これが後に、イタリアルネッサンス時代のフレスコ画として確立されました。 
あの有名な、1495年に制作されたレオナルドダビンチの名作「最後の晩餐」の下地も漆喰です。 
その後、壁を装飾するだけではなく、壁全体を覆う壁材へと進化し、様々な建築物に盛んに使われました。

『フレスコ画』とは、壁に直接絵を描く技法のひとつで、生乾きの壁に顔料を水で溶いて絵を描き、壁の乾燥によって定着されるものです。

日本での漆喰塗りの歴史は1300年前まで遡り、高松塚古墳の壁画に伝わっています。
建築材料として使用されたのは平安時代初期の神社仏閣建築からと言われています。
 戦国時代には各地で盛んに築城された城郭建築によって、眩しく輝く白壁が富みと権威の象徴となり、また機能面では壁としての耐久性の高さと防火性により城郭や財産を守るために使用されました。
明治維新の後も、本漆喰の工法として、洋館造りに適した優れた建材です。
しかし、職人技を要する手の込んだ壁材であるために、新建材の出現や、コストダウン、工期短縮といった理由から伝統的な漆喰の需要は減り、同時に優秀な職人も減ってしまったのです。
近年、健康素材として再び見直されています。

>石膏ボードに一発で塗れ金ごて仕上げではなくラフな塗面の「無添加漆喰」を当事務所は内装の標準として使っています。

漆喰とは(Wikipediaより)
日本の漆喰は消石灰を主成分に、骨材、すさ(麻)、海藻のりなどの有機物を混ぜて練り上げたものである。
英語では日本の漆喰はShikkuiとして知られている。
風雨に弱い土壁そのままに比べて防水性を与えることが出来るほか、不燃素材であるため外部保護材料として、古くから城郭や寺社、商家、民家、土蔵など、木や土で造られた内外壁の上塗り材としても用いられてきた建築素材である。
面土や鬼首などの瓦止めの機能のほか、壁に使用される場合には、通常で3 - 5ミリ程度、モルタルなどへの施工の場合は10数ミリ程度の厚さが要求されている。
塗料やモルタルなどに比べ乾燥時の収縮は少ないものの、柱などとの取り合い部に隙間が生じやすいため、施工の際には留意が必要である。
主成分の水酸化カルシウムが二酸化炭素を吸収しながら硬化(炭酸化)する、いわゆる気硬性の素材であるため、施工後の水分乾燥以降において長い年月をかけて硬化していく素材でもある。
炭酸カルシウムは水に不溶であるため、漆喰の保存性は高い。

本漆喰・土佐漆喰・既調合漆喰・琉球漆喰・漆喰関連製品いわゆる「漆喰メーカー」が製造した漆喰製品。

と大まかな種類です。

近年では海藻のりに加え、合成樹脂を使用した製品や、化学繊維を使用した製品、顔料を混ぜて色をつけた製品もある。
>しかし、「無添加漆喰」は100%自然素材、合成樹脂や化学繊維は使っていません。

■ヒト・コロナウイルス(※1)を5分間で100%死滅(※2)
この度、ヒト・コロナウイルス※3を「無添加住宅オリジナルしっくい」に付着させる試験を行い、「5分間でウイルスを100%不活化(死滅)する」ということが、バイオメディカルサイエンス研究会の試験結果で明らかになりました。

※1 「ヒト・コロナウイルス(HCoV-229E)」は、「新型コロナウイルス(COVID-19)」とは異なるウイルスです。
※2 100%死滅は、検出限界以下であることを示しています。
※3 今回の試験に使用したのは、ヒト・コロナウイルス(HCoV-229E)です。
また、今回の試験は、「テストピース」を用いたもので、建物の性能を示すものではありません。

今回は、消石灰が主成分の無添加住宅オリジナルしっくいにヒト・コロナウイルス(HCoV-229E)を付着させて試験を行いました。
ウイルスはオリジナルしっくいに付着させてから5分後には、完全に死滅するという結果になりました。
この試験結果から、エンベロープを持つ他のエンベロープウイルスにも同様の効果が期待できるものと考えています。
(今回の試験は、新型コロナウイルスと遺伝子情報が90%合致している「ヒト・コロナウイルス」を用いての試験結果です。)

また、米国立アレルギー感染症研究所の見解では、新型コロナウイルスがプラスチックやステンレスに付着した場合、生存期間は3日以上と言われています。
その見解を踏まえても、オリジナルしっくいが有益な性能を持つことがわかりました。
 ※本試験はISO18184に準拠したものです。但し、ヒト・コロナウイルスが5分間で不活化した結果に関しては、基準外での試験となります。
※無添加のしっくいは、ウイルスを不活化する作用を有していますが、感染予防を保証するものではありません。

人の咳は1回で約5万個のウイルスが飛び、くしゃみでは1回で約10万個のウイルスが飛びます。
飛沫が飛び散る範囲は 約2mと言われています。
しっくいの主成分である消石灰は、強アルカリ性の水酸化カルシウム(Ca(OH)2)です。
この強アルカリ性はタンパク質を分解する性質があるためエンべロープウイルスの周りを囲んでいる脂質層に含まれるタンパク質を破壊し、ウイルスを死滅させることができます。

ウイルスには、「エンベロープ」と呼ばれる膜を持つ「エンベロープウイルス」と、膜を持たない「ノンエンベロープウイルス」の2種類が存在します。
エンベロープウイルスは、その膜さえ破壊してしまえば、死滅しますが、エンベロープのないウイルス(ノンエンベロープウイルス)は、ダメージを受けにくく、アルコール消毒剤が一般的に効きにくいとされています

空気が乾燥すると人間の喉の粘膜の防御機能が低下し、様々なウイルスにかかりやすくなると言われています。
なので、室内空間を適度な湿度に保つことで、ウイルスの侵入を未然に防いでくれるのです。
また、湿度が高いと大気中に水滴が多くなるので、その水滴がウイルスの粒子にくっついて、空気中から下に落ち、ウイルスが遠くまで飛ぶことができません。


>無添加住宅オリジナルしっくい壁は、空気が乾燥した時でも湿度を放出し、空間を適度な湿度に調節してくれます。

結論、室内を適切な湿度に保つことがウイルスの予防にもなるのです。

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建築   2020/12/09  

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