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「風呂死」を防ぐ水回りの水準案、ベターリビングが提示(3)

断熱区画をコンパクトにする対策も有効
こうした目標設定に基づき、住宅における良好な温熱環境実現研究委員会の構工法・設備評価部会では現実的な構工法と設備の提案内容を検討した。
既存住宅の改修を考える場合、間取りや生活スタイル、資金など、さまざまな制約が存在する。
同部会の部会長を務める近畿大学建築学部の岩前篤学部長は、「目標とする暫定水準を実現するための対策を多面的に用意し、最低でも入浴事故などの防止につなげる必要がある」と話す。
そこで、同部会では改修のグレードを3段階に分けて検証した。
グレードIは水回りの改修と暖房設置、グレードIIは水回りを含む主たる生活空間の断熱区画設定と暖房設置、グレードIIIは住宅全体の断熱・気密化と暖房設置だ。
1980年の省エネ基準相当の既存木造戸建て住宅を例に、グレードIとIIの対策について実証実験を実施。
さらに、全グレードについてシミュレーションで対策の効果を確認した。
グレードIIの実証試験ではリビングの暖房によって水回り空間の温度が上がり、ユニットバスと浴室暖房の設置が有効だと判明した。
さらにシミュレーションでは、水回りや日常生活空間の床や壁、境界、開口部の断熱を強化したグレードIIのケースの方が、主生活階全体の床と住宅全体の開口部において断熱を強化したグレードIIIのケースよりも省エネ性能が高くなると分かった。


「グレードIIの対策は、日常生活空間をコンパクトにして断熱区画を設定する手法だ。
施工費用などを考慮すると、高齢者など世帯人数が少ない世帯に対応した改修に適する」と、岩前学部長は説明する。

>セルロースファイバーを充填してグレードⅢを目指したいですね。

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建築   2018/08/14  

うなぎのかば焼き“食中毒” 190人超で謝罪会見

こんにちはつよぽんです

うなぎで食中毒なんて焼いてから出されるのに不思議でした。

記事によると

愛媛県今治市の産直市で販売されたうなぎのかば焼きなどによる食中毒の問題で、愛媛県漁連は患者が190人を超えているとして謝罪しました。
7月、今治市の産直市の鮮魚コーナー「魚媛」で販売されたうなぎのかば焼きなどにより、

サルモネラ菌が原因の集団食中毒が発生しました。
魚媛を運営する会社を傘下に持つ愛媛県漁連が先月31日、会見を開いて症状を訴えている患者は190人を超えていて、このうち23人が入院したと明らかにしました。
患者数はさらに増える可能性があるということです。
原因については、生のウナギを触った手でかば焼きを触るなど何らかの衛生管理上の問題があった可能性が高いとしています。

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  2018/08/13  

駅ナカ、ちょっと一仕事

こんにちはつよぽんです
駅の近くの喫茶店で仕事をするというイメージですが
これからはこのサテライトオフィスの中で仕事をするようになるのでしょうか。

新聞のより

移動の合間にメールや資料作りをしたい。
駅近くの喫茶店を探すしかないか――。
そんなビジネス客の声に応えようと、富士ゼロックスが東京メトロと組み、貸しオフィス「サテライトオフィスサービス」を始めた。オフィスは東京メトロの溜池山王駅と北千住駅のエキナカにあり、溜池山王駅で利用してみた。
利用するにはまず、パソコンやスマートフォンで予約をする。事前に専用サイトで、利用したい日時を選択。
空室の時間帯は丸印で示され、1日合計4時間まで、15分単位で予約することができる。
予約した時間にオフィスに着いたら、再びスマホで専用サイトを開き、画面上に現れる解錠ボタンを押せばオートロックの扉が開く。


設置されたオフィスは、幅1.5メートル、奥行き1メートルの1人用のブース。
高さ約2メートルの壁に囲われているが、頭上は開いていて駅の天井が見える。
室内には机とイス、パソコンとつなげられる27インチの液晶モニターが用意されていた。
コンセントやUSBの電源、無料Wi-Fiも使える。
利用前に気になっていたのは、周囲の音がうるさくないかどうか。
オフィスに天井がないためか、遠くの方から地下鉄が走る音や足音が聞こえる。
だが、作業が妨げられるような音には感じなかった。


サテライトオフィスも、もともとは「社内の営業担当が漏らした不満から生まれたアイデア」(担当者)という。
同社の主力事業である複合機のノウハウを、オフィス内の温湿度の制御といった機能に生かす構想もある。
今後は、他の駅への展開も検討するとともに、空港やオフィスビル、催事場などでの設置も模索していくという。
現在は9月30日までの予定で実証実験中。その後もサービス継続を検討している。
現在は無料で利用できるが、有料化される見通しだ。
「カフェのコーヒー代や一般的なシェアオフィスの利用料金を参考に決める」という。

>是非利用してみたいです。

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その他   2018/08/12  

「風呂死」を防ぐ水回りの水準案、ベターリビングが提示(2)

「暖かい家」への改修で溺死者を減らす
水準案では、浴室や脱衣所、トイレにおいて、「最低でも18℃以上の作用温度を確保する」よう推奨している。
作用温度とは壁などからの放射熱も加味した「人体に作用する温度」だ。例えば、室温・床・壁の表面温度が均一であれば、室温と作用温度は一致する。
一方で、床や壁の表面温度が低い場合は、室温をより高く設定しなければ、作用温度を保てない。

さらに暫定水準案では、水回り空間における換気装置の設置を勧めている。

不用意に窓を開けて、低温の外気にさらされる危険を避けるためだ。
ベターリビングでは、スマートウェルネス住宅等推進事業の調査から得られた知見を基に、改修や新築が進んで温熱環境が改善した場合の浴槽の溺死者数を推計した。
その結果、年間100万戸のペースで温熱環境を改善した改修などが実現した場合、浴槽での溺死者を現状から数パーセントの増加にとどめられると分かった。
「水回りも含めて1999年の省エネ基準以上+浴室暖房設置」といった一定水準以上の改修などを条件として試算した。

今後10年間で、後期高齢者数は1872万人から2288万人へと400万人、つまり2割強増加する。
相対的に入浴中に亡くなる高齢者の割合を減らせる見通しだ。

伊香賀教授は「入浴中の溺死の原因が全て42℃以上の熱めの湯への入浴によると仮定するなど、一定の条件を設けた参考推計だ」と前置きしたうえで、次のように語った。
「新築住宅の温熱環境を高いレベルで実現し、既存住宅の改修を進め、ユーザーの暮らし方を改善すれば、入浴中の事故を減らせると期待できる」
今後は、基礎データを増やして推計の精度を上げるとともに、指標の検討を続けていく。

>暖かい家は高齢者の突然死のを防ぐこともできるのですね。

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建築   2018/08/11  

海渡るクラフトビール

こんにちはつよぽんです。

地ビールの話題です。

新聞の記事より。

原料や製法にこだわり、小規模ならではの個性で勝負する「クラフトビール」の国内メーカーが、米国やアジアなど海外市場に目を向けている。

かつては「地ビール」と呼ばれ、ブームを招いたが、下火になった後も各地で個性を磨いてきた。
その品質がいま、世界の品評会で評価され、輸出量を増やしている。
クラフト国内最大手のヤッホーブルーイング(長野県軽井沢町)が、米国への輸出を始めたのは2010年ごろ。

米国はビールの売り上げの約20%をクラフトが占める。知名度と価格のハンディを克服しようと、和の素材で個性を打ち出すべく研究してきた。

かつお節のうまみ成分を発酵促進に使った「SORRY UMAMI IPA」を16年に開発。

缶は浮世絵風のポップなデザインだ。

米国への輸出量はこの6年で倍増したという。

同社の担当者は「海外市場は無視できない存在。チャンスは生かしたい」。
個性を競うクラフトは、地域性も武器になる。

「COEDOビール」のコエドブルワリー(埼玉県川越市)の看板商品「紅赤 Beniaka」は、地元特産のサツマイモが原料だ。
「おいしさだけでなく商品の背景を伝えることで、とても興味を持っていただける」と朝霧重治代表(45)。

紅赤をはじめとした6種の製品は欧米の品評会での評価も高く、輸出量は5年で約3倍。
15年には香港に自社のビールと日本の串焼きが楽しめる「タップルーム」を、現地の取引先とともに開いた。
1994年の酒税法改正で、ビール製造免許取得に必要な年間製造量が大幅に引き下げられ、新規参入が急増。

 

地ビールブームが起きた。だが品質のばらつきと割高な価格で沈静化し、撤退が相次いだ。今、海外を向くのは、この停滞期を乗り越えたメーカーだ。
網走ビール(北海道網走市)もその一つ。再建期に開発した、青色が珍しい「流氷DRAFT」が、まず国内でヒット。

需要が落ち込む冬季の販売先として北海道人気の高いアジアへの輸出を始めた。

「インスタ映えするためか若者に人気のようです」と長岡拓児社長(36)は話す。
海外バイヤーが来る商談会などにも積極的に出展。今後は、アジアのコンビニなどでの定番商品化をめざす。

スパイス使い「アジア」感
クラフトビールの普及振興に取り組む民間団体「クラフトビアアソシエーション」によると、近年、台湾や香港、韓国でもクラフトは人気で現地メーカーの数も増えているという。
山本祐輔理事長によると、その中でも「品質の点で日本はクラフト先進国」だが、輸出には長期輸送に耐える品質管理やパッケージングの技術も必要で「まだ本格的な状況ではない」という。
そうした中、海外販売が国内と並ぶのが「常陸野ネストビール」を造る木内酒造(茨城県那珂市)だ。


「地ビールブームが去った時に見いだした活路が海外」と木内敏之取締役(54)。
スパイスを使って「アジア」を感じさせ、古代米を原料に用いるなど商品開発でも海外を意識してきた。年間生産量約2500キロリットルの5割を米国や英仏など約30カ国で販売。
昨年にはサンフランシスコに常陸牛とビールのレストランを開いた。
木内さんは「米国では地域性の強いクラフトが成長している。店を持つことで『地元』感が出れば」。
こうした動きを、官も追いかける。政府が農林水産物・食品の輸出促進のために設けた「JFOODO」は今年度、米国で参加を希望するメーカーと米国でプロモーションを実施する。
中小のメーカーが多く、広告費をそれほど割けない場合も少なくない。
輸入代理店探しにも苦労している」と担当者。9月以降、サンフランシスコなど西海岸の4都市で業界関係者や消費者向けのイベン
トや試飲会を催し、「オールジャパン」での輸出拡大を目指す。

〈クラフトビール〉 製法などにこだわった小規模醸造のビール。
酒税法上は発泡酒などに含まれるものもある。
クラフトビアアソシエーションによると、ピーク時の2000年ごろには約300社が参入し「地ビール」ブームが起きたが、数年で約200社に減った。

やがて原料や製法にこだわる作り手が、手作り感のある「クラフト」を名乗り出した。国内の「ビール」市場に占めるクラフトの割合は0・9%(16年の出荷量ベース)で増加傾向という。
国内大手の主流はのどごしや爽快感が特徴のラガーだが、クラフトの製法は多彩で作り手の個性が出る。近年は大手も参入している。

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日本酒   2018/08/10  

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