スタッフブログ

ホーム > スタッフブログ > 2018年12月2日

本当にこわいのはわからないこと(3)

こんにちはつよぽんです

本当にこわいのはわからないこと(1)

本当にこわいのはわからないこと(2)の続きです。

□個人毎に感受性が異なる 
近年、環境汚染物質に対する個人の感受性に大きな差があることが分かってきました。
 
例えば、農薬を解毒する酵素にパラオクソナーゼがあります。
この酵素は体の中に入った有機燐系農薬を分解します。

この活性(働き)は個人間で11倍の違いがあることが分かりました。

人口の約3分の1はこの酵素の働きが弱く、有機燐系農薬の影響を受けやすいと言われています。
 
また、有機燐系農薬によって阻害される酵素、アセチルコリンエステラーゼの活性にも違いが知られています。
 
この様な有機燐系農薬の人体への影響に関連する酵素は4-5種類分かっています。

これらの農薬の代謝などに関連する酵素にそれぞれ10倍の差があるとすれば、個人の感受性は数桁にのぼる可能性があることが指摘されています。

また、最近単一の化学物質あるいは混合物に短期的にあるいは長期的に被曝した後に、多くの化学物質に過敏になると言う多剤(種)化学物質過敏症に患っている人が増えてきました。

過敏症の患者は通常の人には影響がない汚染レベルで様々な影響を受けると言われています。 

この病気の存在や原因・治療法などの問題は、現在論争中ですが、個人の化学物質に対する感受性の差を認識する必要があるでしょう。
感受性の強い人が安全であるなら、ほとんどの人の安全が確保されます。
この化学物質過敏症に関するコンパクトな説明を米国の農薬問題を扱っている団体NYCAPが報告しています。

考え方の1つとして「多剤化学物質過敏症(MCS)--環境中の化学物質被ばくにより誘発された病気」を参考にして下さい。 


□天然の物にも気をつけましょう 

一般的に、天然のものは安全と考えがちです。しかし、天然のものにも危険がないとはいえません。

例えば、1999年2月26日のAFP通信は、母親が菜食主義者(ベジタリアン)である場合、子どもが陰茎の奇形である尿道下裂になる可能
性が高いことを伝えています。
研究者は、植物エストロゲン、特に大豆との関連を示唆しています。
野菜や果物を食べることは否定されるものではありませんが、このようなことが起こり得ることを知っておく必要がある。

 

≫ 続きを読む

  2018/12/02  

 ブログの訪問有難うございました。

メールマガジン「カトケン通信」登録のフォームです。

メールアドレス
名前(姓)
名前(名)

資料請求・お問合せ

お電話