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ホーム > スタッフブログ > 2021年2月13日

三毛猫のオスがとても珍しいのはなぜか

こんにちはつよぽんです。
三毛猫とは一般的に白・茶色・黒の3色で短毛の日本猫。
白・茶色・こげ茶のものを「キジ三毛」、縞模様(トラネコ)との混合のものを「縞三毛(しまみけ)」と特に分けて呼ぶことがあるそうです。
気にしてみてませんでしたが三毛猫はほぼメスだったのですね。

三毛猫のオスがとても珍しいのはなぜか
「ミケ」といえばネコの代名詞となるほど、三毛猫は広く親しまれている。
ところがオスの三毛猫は大変珍しく、はっきりした統計はないものの、3000~3万匹に1匹しかいないという。
これは遺伝子に理由がある。
ネコの場合、茶色の毛色を出現させる「O遺伝子」と茶色以外の黒い毛色を出現させる「o遺伝子」の組み合わせ「Oo」ができなければ、三毛猫にはならない。
そして、「O遺伝子」も「o遺伝子」も、「X」という性染色体にだけ存在する。
メスネコの性染色体は「XX」なので、黒と茶色の2色に白が加われば、三毛猫が生まれるのは珍しくない。
だが、オスネコの性染色体は「XY」なので、黒か茶色のどちらか一方しか現れず、それに白が加わっても黒白あるいは茶白の2色の毛色になるだけ。
ごくまれに生まれるオス三毛は、染色体異常によってX遺伝子が一つ増えた「XXY」という非常に特殊な性染色体を持っているのだ。

>オスの三毛猫は染色体異常なのですね。

そのため、じつは珍しいのはオス三毛だけではなく、オスで茶色と黒の2色の毛色を持った猫も同じように希少な存在なのだ。
だが、三毛猫のほうが目立つので、その珍しさがよく知られてきたのだろう。
これほど珍しいオスの三毛猫は、古くから縁起がよいとされ、オス三毛のいる店は繁盛するなどといわれ、人気を集めた。
とくに船に乗せるとその船は絶対に沈まない、大漁が約束されているなど引っ張りだこで、高値で買い取られることもあった。
1956年の第一次南極観測隊でも、オス三毛「たけし」が隊員と一緒に船に乗り、南極大陸に上陸して越冬までしている。

三毛猫の歴史は日本だけの固有種
鼻筋が通り、短毛で、尻尾は細いものと短いものの2種類あるのが日本猫の特徴です。
なかでも短くて丸い尻尾は日本猫にしかないとされています。
日本猫と言っても、現在では外来種との混血も進み、そのほとんどが雑種ですが、その中でも三毛猫は古来からの日本猫の特徴をよく残しているとされています。またはっきりとした3色の毛をもつ猫は世界的にも珍しい存在で、「MIKE」は英語にもなっているほどです。
珍しい雄の三毛猫は縁起のいい存在として珍重されています。

>ここまで知ると、近所の家の三毛猫がオスかメスか、急に気になってきませんか。

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愛犬家住宅   2021/02/13  

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