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断熱材(2)

防湿材の施工は「グラスウール、ロックウール、セルロースファイバー等の繊維系断熱材その他これらに類する透湿抵抗の小さい断熱材を使用する場合は、防湿材を室内側に施工する」と有ります。
こんにちは、つよぽんです。

先日のエコリフォームのセミナーの後に、公庫の方とセルロースファイバーについて話をすることが出来ました。
現在の公庫基準では、防湿材の施工は「グラスウール、ロックウール、セルロースファイバー等の繊維系断熱材その他これらに類する透湿抵抗の小さい断熱材を使用する場合は、防湿材を室内側に施工する」と有ります。
以前はⅣ地域(関東近辺)は防湿シートは必要がないと書いてあったと思いました。
吸放湿性の有るセルロースファイバーに防湿シートが必要だとは思えません。
公庫の方はメーカーに必要のないことを検証してもらい、認定工法のようなもので防湿シートを省いて施工するしか方法が無いのではと言ってました。

室内側前面に防湿シートを張ることは構造材の木材の吸放湿性も損なう様な気がします。

王子製紙のダンパックの吸放湿性の説明
http://www.oji-dp.com/pro_anti_dew_cond.html


(写真は床セルロースファイバーの下地を張っているところ)


断熱材(2) その1

 

 

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建材   2009/02/20  

断熱材(1)

当事務所では現在断熱材はセルロースファイバーをオススメしています。
こんにちは、つよぽんです。

当事務所では現在断熱材はセルロースファイバーをオススメしています。
セルロースファイバーは綿状にしたファイバーを吹き込んで施工するため、複雑な形状でも隙間無く施工することが可能だからです。

断熱材(1) その1

山本順三さんゼットテクニカHP
http://www.z-tekunika.com/

先日の杉戸町の建物もセルロースファイバーが入っているので、太陽の光が室内に入ってくると暖房機器が無いのに暖かかったです。

 

 

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建材   2009/02/10  

漆喰のはなし(2)

ポルトランドセメントは、英国のレンガ積み職人が1824年に発明したとあります。
今回は、現在一般的なポルトラント・セメントとの比較をしてみたいと思います。

ポルトランドセメントは、英国のレンガ積み職人が1824年に発明したとあります。
ポルトランドの名前は、硬化したあとの風合いがイギリスのポートランド島でとれるポルトランド石に似ていることから付けられたようです。
ポルトランドセメントは、この後、大英帝国の繁栄と歩調を合わせて広まったと思われます。

日本では1875年に国産セメントの製造に成功。
約二百年前です。

でも漆喰は5000年前から使われていましたね。

ウィキペディア
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9D%E3%83%AB%E3%83%88%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%89%E3%82%BB%E3%83%A1%E3%83%B3%E3%83%88


日本では、学校や役所などの建物のほとんどが鉄筋コンクリート造ですよね。
公共建築なので地震に強く長持ちする様にコンクリート造なんだと思ってました。
田中角栄が議員立法で作った法律で「官公庁施設の建設等に関する法律」(1951年施行)には国・地方公共団体の施設の延べ面積1.000㎡以上の建物は「耐火建築物」としなければならないと有ります。
これも利権がらみなんでしょうかね。

建築士制度を作ったのは田中角栄で、免状の第一号は彼自身です。

 

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建材   2008/12/19  

漆喰のはなし(1)

珊瑚や貝の死骸が堆積してできた石灰岩が原料です。
漆喰のはなし(1)


漆喰とは、日本古来の壁材料のひとつです。

珊瑚や貝の死骸が堆積してできた石灰岩が原料です。
この石灰岩(CaCO3)を窯で焼くと、二酸化炭素(CO2)を放出して生石灰(CaO)になり、これに水(H2O)を加えると反応して発熱消石灰(Ca(OH)2)となる。
この消石灰に海草、ワラなどを入れたのが漆喰です。

漆喰を水で練って塗ると、空気中のCO2と反応して水とCaCO3になり、もとの石灰岩に戻る。
まさに「岩」の壁。

フノリなどの海草糊は接着性能を高めるのに入れ、ワラは単なる亀裂防止のために入れていると思っていましたが、船瀬さんの本には稲ワラには納豆菌(バチルス菌)が繁殖して、それが他の菌を寄せ付けない天然防腐剤になるのではないかと書いてあります。
土佐漆喰は海草糊を入れず、ワラだけの醗酵で作っている。

先人の知恵、大切にしたいですね。


日本漆喰協会
http://www.shikkui.gr.jp/

 

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建材   2008/12/18  

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