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漆喰の話(6)

日本の様な高温多湿の気候の国の部屋をビニールで覆うとその境界面で結露する。
こんにちはつよぽんです
今日は暖かかったので桜が散って粉雪のようでした。

結露被害:特に壁体内結露
日本の様な高温多湿の気候の国の部屋をビニールで覆うとその境界面で結露する。
結露の原理とは、 空気中に含まれている水分(水蒸気の状態で存在)が冷えることにより(エネルギーを奪うと)水になることが原因で起こる。
真夏に冷たいビール瓶の表面にびっしり水滴が付くのは、空気が冷やされ空気中の水蒸気がビール瓶の表面で水になるからです。
冬場は外が寒いのでクロスも室内側に結露する、夏は室内はクラーで冷やされいるのでクロスの室外側に結露する、壁の中に水がたまるとグラスウールの断熱材が水を吸い機能をなさなくなり、カビやシロアリにやられ
木材が湿り腐る。
これは「夏型結露・壁内結露」と呼ばれています。

セルロースファイバーを断熱材に採用したり、通気工法と透湿・防水シートを正しく用いることで有効な壁内結露対策が取れます。

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建材   2009/04/10  

漆喰の話(5)

問題のある建材を業者の言われるまま使うのではなく、自分で調べてより問題の少ない建材を納得して使って貰うのが方が良いと思います。
こんにちはつよぽんです
埼玉は雨の朝で新年度が始まりました。
早く満開の桜が見たいと思っているのですがなかなか咲いてくれませんね。

(1)科学汚染:塩化ビニール樹脂の主原料は塩ビモノマー
下記の記述はウィキペディアより
塩化ビニル・モノマーはWHOの下部機関IARCより発癌性があると(Type1)勧告されている。
これは、1974年に塩化ビニル樹脂製造に関わる労働者から肝血管肉腫(肝がんの一種)による死亡例が報告されたこと、以後の疫学調査で塩化ビニルモノマーへの曝露と肝血管肉腫との関連性が認められたこと、ラット等を用いた動物試験においても用量の増加と共に肝血管肉腫の増加が認められたことから提案された。


市民のための環境学ガイドというHPですかなり詳細に検討しています。
「塩ビモノマーの発がんリスク有りの根拠」という内容
http://www.yasuienv.net/VCRisk.htm

科学物質情報
「塩ビと可塑剤」
http://www.gakkoujimu.jp/chemical-5.htm

塩ビ工業・環境協会のHP 塩ビモノマーの安全性についての記述は無いようです。
http://www.vec.gr.jp/

問題のある建材を業者の言われるまま使うのではなく、自分で調べてより問題の少ない建材を納得して
使って貰うのが方が良いと思います。

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建材   2009/04/01  

漆喰の話(4)

現在ビニールクロスが普通に建物の内壁に貼っていますね。
こんにちはつよぽんです
天気は良いのですが風が冷たいですね早く満開に成って欲しいですね。

 

現在ビニールクロスが普通に建物の内壁に貼っていますね。
本来は「クロス」とは織物・布地のことですが、いつの間にかビニール製のクロスのことを指す言葉になり、
ほとんどの建物の内壁に使われています。
船瀬さんは三つの大罪と言っています。
(1)科学汚染:塩化ビニール樹脂の主原料は塩ビモノマー
(2)結露被害:特に壁体内結露の
(3)生物被害:カビ、ダニ、シロアリ
上記の問題があると書かれています、私も同感です詳しく書きたいと思います。
問題のある建材を業者の言われるまま使うのではなく、自分で調べてより問題の少ない建材を納得して
使って貰うのが方が良いと思います。

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建材   2009/03/27  

漆喰の話(3)

珪藻土は藻類の一種の珪藻が石化したもので、多孔質のため調湿性が有ると言われます。
こんにちは、つよぽんです。

自然素材の室内壁材の一つに「珪藻土」があります。
珪藻土は藻類の一種の珪藻が石化したもので、多孔質のため調湿性が有ると言われます。
珪藻土は昔から火に強い土として、七輪、コンロ、耐火断熱レンガなどの原料に使用されてきました。
また浄水場やビール工場でのろ過材としても使用されています。
ただ珪藻土には固まる性質が無いため固化剤が必要になります。
一般的には化学物質の接着剤が含まれているのではないかと思います。

珪藻土の成分であるシリカ(二酸化珪素)はじん肺の原因と言われ、また建材にするときに焼成するのが一般的ですが、このとき結晶シリカが出来るといわれます。
この結晶シリカが発ガン性があるのではと言われています。

ただ「珪藻土はすべて悪いとは思っていませんが、漆喰の方がより良いのではないかと思って使っています。
皆さんはどう思いますか。
ここの珪藻土は良いと思います 株式会社サメジマコーポレーション
http://www.samejima.co.jp/

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建材   2009/03/13  

断熱材(4)

(社)日本建築士連合会の機関誌「建築士」に気になる断熱材の話が有りました。
こんにちは、つよぽんです。

昨日は良い天気でしたが今日はまた雨ですね。

昨日届いた(社)日本建築士連合会の機関誌「建築士」に気になる断熱材の話が有りました。
それは、「高断熱・高気密住宅工法がもたらしたもの」というなかに外張り工法の住宅火災時の安全性を疑問
視する室蘭工業大学の鎌田教授が書いたものです。


3年ほど前に秋田で起こった外張り住宅の火災で4人死亡して全焼した火災です。
発泡断熱材の中ではもっとも燃えにくいとされる、フェノール発泡断熱材を外張りしたのですが
通気層より火が入り断熱材がほとんど燃えたのが、火災を異常に大きくした一つ原因と思われる
と書いていました。
また内装に木材を使っていたので急速に火勢が増して隣の住宅に延焼したそうです。
機関誌の写真を載せるのはどうかと思いネットで記事を探しましたがヒットしませんでした。
有毒ガスについての記載がありませんでしたが、出てないとは言い難いでしょうね。
他に代用する物が有るのに(私はセルローズファイバーを進めますが)残念ですね。


EU(ヨーロッパ)では建築に使われるすべての建材を火災時の安全性を考慮して7段階に分け、低い性能
のものは使用規制が始まっているそうです。


新木造住宅技術研究協議会HP
http://www.shinjukyo.gr.jp/

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建材   2009/03/06  

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