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ホーム > スタッフブログ > 2023年1月25日

軒の出寸法と軒天井

こんにちはつよぽんです
永く持つ仕様 軒の出です。

日本の高温多湿の気候を考えると屋根の軒先の長さは出ている方が良いですね。
軒の出が出ていないと建物とか軒ゼロの建物を見ると雨漏りや外壁の劣化を防げるのかと思います。
デザイン的には軒がない方が素晴らしいかもしれませんがデザインだけで日本の気候風土を考えてない建物は短命かもしれませんね。

軒の出があることで外壁の劣化を防ぐことができます。
外壁は紫外線や雨風などの影響により劣化しやすいですが、軒の出があることで外壁のメンテナンスを少なくできます。
また軒の出の寸法は季節や方角によりますが、夏は太陽光が部屋に多く入ってくるので室温の温度上昇にになりエアコンの効きが悪くなります。
逆に冬は太陽光を室内に入り暖かい室内に出来る可能性があります。
軒の出を出すことは軒裏の仕上げも永く持つ仕様にする必要があります。
一般的には珪酸カルシュウム板を貼り塗装をします。
塗装仕上げにすると塗装の耐用年数が約10年から15年です、外壁の耐用年数が約30年なのに軒裏の塗装の為に足場をかけるのが良いのでしょうか。
窯業系のサイデイングであれば約10年で外壁の塗装をしますの軒裏の塗装をするのは出来ますね。
しかし、永く持つ仕様では外壁をそとん壁や、漆喰、ガルバリュウム鋼板にすると耐用年数が約30年あります。
そこで軒裏の仕上げは野地板30ミリ表しで仕上げると30年後外壁と同時期に手入れができると思います。
素地の木が気になるようでしたらウッドロングエコで塗装するのをお勧めいたします。
野地板は木材なので防火的にどうかは告示などが出ています。
実際に戸田では準防火地域で建物が完成しています。
軒先は綺麗な杉材で30ミリの無垢材です。
野地板は合板ではなく杉の30ミリです。

語句の解説

軒天井
軒天は、外壁から外側に張り出している屋根の部分の裏側、下から屋根を見上げたときに見える、多くは白い塗装で仕上げられた部分です。
野地板
屋根材の下地材のことです。
垂木の上に野地板を貼り、その上にルーフングを敷いてから瓦やガルバリュウム鋼板などを葺きます。
耐用年数は通気性が高いバラ板では約40年だそうです。
ルーフイング
一般的なアスファルトルーフングで約10年
透湿ルーフングで約50年とありますが当事務所で推奨しているルーフラミテクトはメーカーの耐久性は30年と書いています。

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永く持つ仕様   2023/01/25  

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