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漆喰のはなし(2)

ポルトランドセメントは、英国のレンガ積み職人が1824年に発明したとあります。
今回は、現在一般的なポルトラント・セメントとの比較をしてみたいと思います。

ポルトランドセメントは、英国のレンガ積み職人が1824年に発明したとあります。
ポルトランドの名前は、硬化したあとの風合いがイギリスのポートランド島でとれるポルトランド石に似ていることから付けられたようです。
ポルトランドセメントは、この後、大英帝国の繁栄と歩調を合わせて広まったと思われます。

日本では1875年に国産セメントの製造に成功。
約二百年前です。

でも漆喰は5000年前から使われていましたね。

ウィキペディア
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9D%E3%83%AB%E3%83%88%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%89%E3%82%BB%E3%83%A1%E3%83%B3%E3%83%88


日本では、学校や役所などの建物のほとんどが鉄筋コンクリート造ですよね。
公共建築なので地震に強く長持ちする様にコンクリート造なんだと思ってました。
田中角栄が議員立法で作った法律で「官公庁施設の建設等に関する法律」(1951年施行)には国・地方公共団体の施設の延べ面積1.000㎡以上の建物は「耐火建築物」としなければならないと有ります。
これも利権がらみなんでしょうかね。

建築士制度を作ったのは田中角栄で、免状の第一号は彼自身です。

 

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建材   2008/12/19  

漆喰のはなし(1)

珊瑚や貝の死骸が堆積してできた石灰岩が原料です。
漆喰のはなし(1)


漆喰とは、日本古来の壁材料のひとつです。

珊瑚や貝の死骸が堆積してできた石灰岩が原料です。
この石灰岩(CaCO3)を窯で焼くと、二酸化炭素(CO2)を放出して生石灰(CaO)になり、これに水(H2O)を加えると反応して発熱消石灰(Ca(OH)2)となる。
この消石灰に海草、ワラなどを入れたのが漆喰です。

漆喰を水で練って塗ると、空気中のCO2と反応して水とCaCO3になり、もとの石灰岩に戻る。
まさに「岩」の壁。

フノリなどの海草糊は接着性能を高めるのに入れ、ワラは単なる亀裂防止のために入れていると思っていましたが、船瀬さんの本には稲ワラには納豆菌(バチルス菌)が繁殖して、それが他の菌を寄せ付けない天然防腐剤になるのではないかと書いてあります。
土佐漆喰は海草糊を入れず、ワラだけの醗酵で作っている。

先人の知恵、大切にしたいですね。


日本漆喰協会
http://www.shikkui.gr.jp/

 

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建材   2008/12/18  

粗食のすすめ(4)

牛乳は乳癌や前立腺癌のリスクが上がる可能性が有ると言うことでした。
前回、牛乳はカルシウムがさほど多くないと書きましたが、所員の松山と話していると、牛乳は乳癌や前立腺癌のリスクが上がる可能性が有ると言うことでした。

http://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/food/e-01-002.html
調べてみると、現在の日本人の牛乳・乳製品の摂取量は1950年に比べておよそ20倍に増えているそうで、それに比例して乳ガン死は約7.5倍に、そして前立腺ガン死はなんと約111.6倍にも増えているそうです。
厚生労働省で調査してるのですね、でも私はそんな情報初めて知りました。


ASAHI.COMの記事
http://www.asahi.com/

この国は都合の悪いことは隠し、隠しきれないと責任を誰かに押しつけちゃうんですね。

耐震偽装も同じですね、松山が図書館から借りたようなので読んでみたいと思います。

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粗食   2008/12/17  

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その他   2008/12/16  

粗食のすすめ(3)

どうして病気が増えるのか、2年間に及ぶ調査の結論を「毎日の食生活に無関心だったため」と述べているそうです。
先日からご紹介している「粗食のすすめ」という本の中に、「病気は口から入るという原理」と言う章が有ります。

アメリカ議会(上院栄養問題特別委員会)がどうして病気が増えるのか、2年間に及ぶ調査の結論を「毎日の食生活に無関心だったため」と述べているそうです。
レポートの中では、
「先進国の食事は、我々が気付かないうちに非常にアンバランスで内容の悪い不健康な食事になってきてしまった。食事の悪さが病気多発の原因だ」
と締めくくっています。
ほとんどの病気は食生活が原因の病気--「食源病」では、と結論づけています。

 

普通、成人は一日平均2㎏の食料・水分を口から摂取していますが、鼻からの呼吸で摂取する空気重量は10㎏にも成るそうです。
口から消化器系に進入した化学物質は、腸から吸収され肝臓で解毒されるが、呼吸器から入った化学物質は解毒されることなく、血液にのって全身に回る。
つまり空気から体内に入った化学物質は、より激しく体を冒すそうです。

戦後の占領政策は「日本を自立させない」だそうで、経済占領の一つとして以下のことを進めてきました。

「日本人に米を食わすな!パンを肉を食わせろ」
「日本人に木で家を建てさせるな、石油で建てさせろ!」


ますます食事と建築は似ていると思います。

漆喰の話はまた次の機会に。

 

 

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粗食   2008/12/15  

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