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無添加住宅オリジナル漆喰が ヒト・コロナウイルスを5分間で100%死滅

こんにちはつよぽんです。
漆喰って凄いですね!

漆喰の歴史
世界では今から5千年前、エジプトのピラミッドの壁に使われたのが漆喰の起源です。
ピラミッドの他にも、古代ギリシャやローマ時代の建築物にも使われていたことが、 アクロポリスの神殿やポンペイの遺跡から判明しています。
これらの文明では、漆喰は絵の具を石灰に染み込ませて壁を装飾する手法に用いられました。
これが後に、イタリアルネッサンス時代のフレスコ画として確立されました。 
あの有名な、1495年に制作されたレオナルドダビンチの名作「最後の晩餐」の下地も漆喰です。 
その後、壁を装飾するだけではなく、壁全体を覆う壁材へと進化し、様々な建築物に盛んに使われました。

『フレスコ画』とは、壁に直接絵を描く技法のひとつで、生乾きの壁に顔料を水で溶いて絵を描き、壁の乾燥によって定着されるものです。

日本での漆喰塗りの歴史は1300年前まで遡り、高松塚古墳の壁画に伝わっています。
建築材料として使用されたのは平安時代初期の神社仏閣建築からと言われています。
 戦国時代には各地で盛んに築城された城郭建築によって、眩しく輝く白壁が富みと権威の象徴となり、また機能面では壁としての耐久性の高さと防火性により城郭や財産を守るために使用されました。
明治維新の後も、本漆喰の工法として、洋館造りに適した優れた建材です。
しかし、職人技を要する手の込んだ壁材であるために、新建材の出現や、コストダウン、工期短縮といった理由から伝統的な漆喰の需要は減り、同時に優秀な職人も減ってしまったのです。
近年、健康素材として再び見直されています。

>石膏ボードに一発で塗れ金ごて仕上げではなくラフな塗面の「無添加漆喰」を当事務所は内装の標準として使っています。

漆喰とは(Wikipediaより)
日本の漆喰は消石灰を主成分に、骨材、すさ(麻)、海藻のりなどの有機物を混ぜて練り上げたものである。
英語では日本の漆喰はShikkuiとして知られている。
風雨に弱い土壁そのままに比べて防水性を与えることが出来るほか、不燃素材であるため外部保護材料として、古くから城郭や寺社、商家、民家、土蔵など、木や土で造られた内外壁の上塗り材としても用いられてきた建築素材である。
面土や鬼首などの瓦止めの機能のほか、壁に使用される場合には、通常で3 - 5ミリ程度、モルタルなどへの施工の場合は10数ミリ程度の厚さが要求されている。
塗料やモルタルなどに比べ乾燥時の収縮は少ないものの、柱などとの取り合い部に隙間が生じやすいため、施工の際には留意が必要である。
主成分の水酸化カルシウムが二酸化炭素を吸収しながら硬化(炭酸化)する、いわゆる気硬性の素材であるため、施工後の水分乾燥以降において長い年月をかけて硬化していく素材でもある。
炭酸カルシウムは水に不溶であるため、漆喰の保存性は高い。

本漆喰・土佐漆喰・既調合漆喰・琉球漆喰・漆喰関連製品いわゆる「漆喰メーカー」が製造した漆喰製品。

と大まかな種類です。

近年では海藻のりに加え、合成樹脂を使用した製品や、化学繊維を使用した製品、顔料を混ぜて色をつけた製品もある。
>しかし、「無添加漆喰」は100%自然素材、合成樹脂や化学繊維は使っていません。

■ヒト・コロナウイルス(※1)を5分間で100%死滅(※2)
この度、ヒト・コロナウイルス※3を「無添加住宅オリジナルしっくい」に付着させる試験を行い、「5分間でウイルスを100%不活化(死滅)する」ということが、バイオメディカルサイエンス研究会の試験結果で明らかになりました。

※1 「ヒト・コロナウイルス(HCoV-229E)」は、「新型コロナウイルス(COVID-19)」とは異なるウイルスです。
※2 100%死滅は、検出限界以下であることを示しています。
※3 今回の試験に使用したのは、ヒト・コロナウイルス(HCoV-229E)です。
また、今回の試験は、「テストピース」を用いたもので、建物の性能を示すものではありません。

今回は、消石灰が主成分の無添加住宅オリジナルしっくいにヒト・コロナウイルス(HCoV-229E)を付着させて試験を行いました。
ウイルスはオリジナルしっくいに付着させてから5分後には、完全に死滅するという結果になりました。
この試験結果から、エンベロープを持つ他のエンベロープウイルスにも同様の効果が期待できるものと考えています。
(今回の試験は、新型コロナウイルスと遺伝子情報が90%合致している「ヒト・コロナウイルス」を用いての試験結果です。)

また、米国立アレルギー感染症研究所の見解では、新型コロナウイルスがプラスチックやステンレスに付着した場合、生存期間は3日以上と言われています。
その見解を踏まえても、オリジナルしっくいが有益な性能を持つことがわかりました。
 ※本試験はISO18184に準拠したものです。但し、ヒト・コロナウイルスが5分間で不活化した結果に関しては、基準外での試験となります。
※無添加のしっくいは、ウイルスを不活化する作用を有していますが、感染予防を保証するものではありません。

人の咳は1回で約5万個のウイルスが飛び、くしゃみでは1回で約10万個のウイルスが飛びます。
飛沫が飛び散る範囲は 約2mと言われています。
しっくいの主成分である消石灰は、強アルカリ性の水酸化カルシウム(Ca(OH)2)です。
この強アルカリ性はタンパク質を分解する性質があるためエンべロープウイルスの周りを囲んでいる脂質層に含まれるタンパク質を破壊し、ウイルスを死滅させることができます。

ウイルスには、「エンベロープ」と呼ばれる膜を持つ「エンベロープウイルス」と、膜を持たない「ノンエンベロープウイルス」の2種類が存在します。
エンベロープウイルスは、その膜さえ破壊してしまえば、死滅しますが、エンベロープのないウイルス(ノンエンベロープウイルス)は、ダメージを受けにくく、アルコール消毒剤が一般的に効きにくいとされています

空気が乾燥すると人間の喉の粘膜の防御機能が低下し、様々なウイルスにかかりやすくなると言われています。
なので、室内空間を適度な湿度に保つことで、ウイルスの侵入を未然に防いでくれるのです。
また、湿度が高いと大気中に水滴が多くなるので、その水滴がウイルスの粒子にくっついて、空気中から下に落ち、ウイルスが遠くまで飛ぶことができません。


>無添加住宅オリジナルしっくい壁は、空気が乾燥した時でも湿度を放出し、空間を適度な湿度に調節してくれます。

結論、室内を適切な湿度に保つことがウイルスの予防にもなるのです。

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建築   2020/12/09  

善玉・悪玉・日和見菌という 考え方は古い

こんにちはつよぽんです。
人体の菌の話しです。
人体には、自身の細胞数(約60兆個)の約10倍にあたる細胞数の細菌がすみついており、主人であるヒトの心身の状態をコントロールしている――。
細菌が作る内なる生態系「マイクロバイオーム」(ヒトの体に共生する微生物(細菌・真菌・ウイルスなど)の総体)のことですが、人体の作ることができない有益な物質を生み出したり、過剰な免疫反応を抑えたりしていることがわかってきたそうです。

■第三の臓器
口から肛門までは1本の管でつながっています。
その中には口腔フローラをはじめ、小腸、大腸からなる腸管には、約1000種類の細菌がいるといわれています。
私たちの細胞は、およそ40~60兆個あるといわれていますが、実は腸管壁に常在する細菌の数は120兆個。
その数は細胞の2倍以上です。これら腸内細菌叢の重さはなんと1㎏にも。
腸内細菌は腸壁内で集団生活のように集まっているのでその様子が花畑のように見えることから「腸内フローラ」と呼ばれ、消化だけではなく様々な多彩な役割を果たしていることが徐々に解明されてきたため「第三の臓器」と呼ばれています。
現在では年間1万本をこえる腸内フローラに関する医学論文ですが、それは新しい検査機器の発達によりあらゆる菌とその数をメタゲノム解析することが可能になったからです。
それにより腸内細菌は病原体の侵入、定着の阻止、食物繊維の消化、ビタミン類の生成、短鎖脂肪酸の産生、腸管免疫系の制御、ドーパミンやセロトニンの合成などの役割を担っていることがわかってきました。
その第三の臓器は食事などの生活習慣などで、自ら変えることが可能です。

>人体の細胞より腸のほうが多くいるのですね。

■そのカギは腸内細菌のバランスと多様性
自分にとってよい腸内細菌バランスとは何か。それは人それぞれ異なります。
お腹を整える代名詞乳酸菌やビフィズス菌でさえ、ある人にとっては善玉になっても、ある人にとっては悪玉にもなるのです。
さらにいえば、日本人には欧米型の乳製品ベースの発酵食品よりも、日本人の遺伝子に組み込まれた日本食という生活に沿った殺菌されていない自然発酵の食べ物、味噌やしょうゆなどが一番適しているといわれています。
腸内細菌の多様性を保つには、これら発酵食品を定期的に摂取することが必要なのです。

>昔の日本の発酵食品は腸内細菌に適していたのでしょうね。

■善も悪もなかった腸内細菌
これまで腸内細菌といえば、善玉・悪玉・日和見菌の3つに分けられていました。善玉菌を増やすには・・・というコピーの商品もたくさんありますね。
しかし、最新の研究では悪玉菌といわれていた細菌も、善玉菌に対してなんらかの役割を果たしていることがわかってきました。
また腸内バランスをとる善玉菌といわれていた乳酸菌やビフィズス菌でも、過多になれば問題を起こすことも。
原因不明の腸の不調とされてきたSIBO(小腸内バクテリア過剰増殖)の原因となるのは主に乳酸菌なのです。

>善玉菌と思われた乳酸菌も問題を起こすことが有るのですね。

■必要なのはバランスと多様性
善玉・悪玉・日和見に変わる新しい分類として「バランス調整菌」「バランスかく乱菌」「能力未知菌」の3つといわれています。
腸内フローラにとってもっとも大切なのは「バランス」。善玉が多すぎても、もちろん悪玉が多すぎてもいけないのです。
腸内細菌は個人差がとても大きくて、ある人には良い働きをしてくれる菌が、別の人では悪さをする、そんなケースもあるそうです。
大事なのは自分の腸内環境のとってよい菌は何なのかを知ること。
その上で腸内フローラのバランスをとり、腸内フローラの多様性を保つことが、健康維持の要といえるでしょう。

>日和見菌を悪い菌にしないことも大事ですね。

昔の日本の発酵食品は腸内細菌に適していたのでしょうね。
発酵食品をもっと見直したいですね!

 

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粗食   2020/12/06  

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