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ホーム > スタッフブログ > 2014年9月28日

座敷わらしの宿、復活 

「座敷わらしに会える宿」が、再建に向けて動き出した。
2009年10月に火災で全焼した、岩手県二戸市の温泉旅館「緑風荘」。

こんにちはつよぽんです
火事の有った年の8月に「槐(えんじゅ)の間」に友達と下の娘と泊まってきました。
再建するとは嬉しいニュースです。

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2009年8月東北新幹線で一路二戸へ。

ピカチューの付いた新幹線でした。

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緑風荘の玄関

費用3億円のうち、融資のめどが立たない5200万円分についてファンドを設け、個人投資家から資金を募っている。
順調にいけば来秋、6年ぶりに再開できそうだという。
緑風荘は1950年の創業。築300年以上の、母屋と馬屋が一体となったL字形の「曲がり家」を改装し、県北部にある金田一温泉の名物宿だった。

わらしの遊び場で、実際に会えるという伝承が残る「槐(えんじゅ)の間」があり、宿泊予約は3年先まで埋まるほどの人気だった。
火事の際、母屋の裏にあり、見た人に幸運を呼ぶという座敷わらしをまつった「亀麿(かめまろ)神社」は無事だった。

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亀麿神社
参拝してきました。

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「槐(えんじゅ)の間」がある建物。

かつての宿泊客や観光客が今も参拝に訪れ、復活を望む声が絶えなかった。
ファンドは1口3万円で、空調や照明費などに充てられる。
出資者には宿泊割引券や座敷わらしグッズが贈られるほか、事業計画以上の売り上げがあれば、分配金も予定。
ファンドの運営会社ミュージックセキュリティーズ(小松真実〈まさみ〉社長)は、業務提携していた岩手銀行が5月、旅館側に紹介。

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至るとこに人形が置いてありました。

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食事をした大広間

担当者によると、宿泊客数の増加につなげるため、あえて小口にしたという。
以前と同規模の建物を検討したが、6億円かかることがわかり断念。
部屋数を18から10に減らして費用を圧縮したが、なお5200万円足りなかったという。
緑風荘の五日市洋(しょう)社長は「座敷わらしを守るため、ご協力を」。
ファンドの問い合わせは(03・5948・7301)へ。

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この「槐(えんじゅ)の間」に泊まりました。
深夜に鳥のおもちゃが突然動き出しました。
座敷わらしが会いに来てくれたのでしょうか?

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その他   2014/09/28  

なぜ日本酒に限って、温めて飲むのか?(2)

日本人の知恵と独創の歴史をまとめた「梅干と日本刀」(樋口清之著)からの抜粋です。
最近は、日本酒離れ→焼酎へと進行しているようですが、日本酒の特殊性を知ることで上手な付き合い方が見つかるのではないでしょうか。

こんにちはつよぽんです
熱燗の話の続きです。
最近は冷した日本酒ばかりですね。

前回のお酒の会の日本酒
前回のお酒の会の日本酒です。

こうしてできた上澄みを杉樽に入れる。昔は壷に入れて、腐りかけると杉の新芽を漬ける。
杉はフーゼル油という油脂を持っている。杉のヤニなのだが、このフーゼル油は防腐作用を持っている。
だから、昔の酒屋は杉の新芽をたくさん用意してあった。

酒林
奈良県の大神神社という酒の神さまを祀る神社は、杉の新芽でつくった玉を売っている。
昔、酒屋はそれを買ってきて、酒が腐りかけると、漬ける。すると元にもどる。
その杉を束ねたものを酒林(さかばやし)と呼ぶ、酒屋には昔、それを門口に吊ってあった。
だから酒林が吊ってあると、「あそこは酒屋だ」と分かるわけで、これが日本の看板の元祖である。
このフーゼル油は、レモンの皮にも含まれているが、結局、運搬するときの樽を杉で作ればいいから、江戸時代になって酒樽は杉樽になった。

日本人は杉を建材に使ったせいもあるが、杉のフーゼル油が染み込んだ酒の匂いを樽酒と言って喜ぶ。

江戸まで運んでいった酒を“下り酒”、それを上方に持って帰ったのが“戻り酒”、江戸まで馬の背に積んで揺られて酵熟した酒がもう一度、東海道五十三次を戻ってくる。

この戻り酒が非常に高い。なぜかというと、結局、杉の木のフーゼル油の香りが、全体に程よく広がって酵熟しているからだ。

だが実をいうと、フーゼル油というのは揮発性の油で、これを摂取すると脳神経を犯されて頭が痛くなる。
世界中の酒で、飲む前に温めるのは、中国の一部の酒と日本酒だけである。日本酒をお燗するのは、このフーゼル油を揮発させるためである。

>昔の人はすごいですね

冷たいままで飲むと頭が痛くなったりする。
にもかかわらず、この杉樽の香りを好んで、高いお金を出して飲むというのだから、変わっているといえば、変わっている。
>熱燗なら温めたときにアルコール分が飛んで、肝臓にやさしいのでは? とも思えますね。
しかしアルコールの沸点は約78度。熱燗は約60度、ぬる燗はさらに低く約45度ですから、残念ながらアルコールの量はどちらも冷酒とほぼ変わらないそうです。

使用前・後の酒林のようですね
>使用前・後の酒林のようですね。

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日本酒   2014/09/28  

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