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座敷わらしの宿、復活 

「座敷わらしに会える宿」が、再建に向けて動き出した。
2009年10月に火災で全焼した、岩手県二戸市の温泉旅館「緑風荘」。

こんにちはつよぽんです
火事の有った年の8月に「槐(えんじゅ)の間」に友達と下の娘と泊まってきました。
再建するとは嬉しいニュースです。

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2009年8月東北新幹線で一路二戸へ。

ピカチューの付いた新幹線でした。

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緑風荘の玄関

費用3億円のうち、融資のめどが立たない5200万円分についてファンドを設け、個人投資家から資金を募っている。
順調にいけば来秋、6年ぶりに再開できそうだという。
緑風荘は1950年の創業。築300年以上の、母屋と馬屋が一体となったL字形の「曲がり家」を改装し、県北部にある金田一温泉の名物宿だった。

わらしの遊び場で、実際に会えるという伝承が残る「槐(えんじゅ)の間」があり、宿泊予約は3年先まで埋まるほどの人気だった。
火事の際、母屋の裏にあり、見た人に幸運を呼ぶという座敷わらしをまつった「亀麿(かめまろ)神社」は無事だった。

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亀麿神社
参拝してきました。

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「槐(えんじゅ)の間」がある建物。

かつての宿泊客や観光客が今も参拝に訪れ、復活を望む声が絶えなかった。
ファンドは1口3万円で、空調や照明費などに充てられる。
出資者には宿泊割引券や座敷わらしグッズが贈られるほか、事業計画以上の売り上げがあれば、分配金も予定。
ファンドの運営会社ミュージックセキュリティーズ(小松真実〈まさみ〉社長)は、業務提携していた岩手銀行が5月、旅館側に紹介。

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至るとこに人形が置いてありました。

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食事をした大広間

担当者によると、宿泊客数の増加につなげるため、あえて小口にしたという。
以前と同規模の建物を検討したが、6億円かかることがわかり断念。
部屋数を18から10に減らして費用を圧縮したが、なお5200万円足りなかったという。
緑風荘の五日市洋(しょう)社長は「座敷わらしを守るため、ご協力を」。
ファンドの問い合わせは(03・5948・7301)へ。

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この「槐(えんじゅ)の間」に泊まりました。
深夜に鳥のおもちゃが突然動き出しました。
座敷わらしが会いに来てくれたのでしょうか?

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その他   2014/09/28  

なぜ日本酒に限って、温めて飲むのか?(2)

日本人の知恵と独創の歴史をまとめた「梅干と日本刀」(樋口清之著)からの抜粋です。
最近は、日本酒離れ→焼酎へと進行しているようですが、日本酒の特殊性を知ることで上手な付き合い方が見つかるのではないでしょうか。

こんにちはつよぽんです
熱燗の話の続きです。
最近は冷した日本酒ばかりですね。

前回のお酒の会の日本酒
前回のお酒の会の日本酒です。

こうしてできた上澄みを杉樽に入れる。昔は壷に入れて、腐りかけると杉の新芽を漬ける。
杉はフーゼル油という油脂を持っている。杉のヤニなのだが、このフーゼル油は防腐作用を持っている。
だから、昔の酒屋は杉の新芽をたくさん用意してあった。

酒林
奈良県の大神神社という酒の神さまを祀る神社は、杉の新芽でつくった玉を売っている。
昔、酒屋はそれを買ってきて、酒が腐りかけると、漬ける。すると元にもどる。
その杉を束ねたものを酒林(さかばやし)と呼ぶ、酒屋には昔、それを門口に吊ってあった。
だから酒林が吊ってあると、「あそこは酒屋だ」と分かるわけで、これが日本の看板の元祖である。
このフーゼル油は、レモンの皮にも含まれているが、結局、運搬するときの樽を杉で作ればいいから、江戸時代になって酒樽は杉樽になった。

日本人は杉を建材に使ったせいもあるが、杉のフーゼル油が染み込んだ酒の匂いを樽酒と言って喜ぶ。

江戸まで運んでいった酒を“下り酒”、それを上方に持って帰ったのが“戻り酒”、江戸まで馬の背に積んで揺られて酵熟した酒がもう一度、東海道五十三次を戻ってくる。

この戻り酒が非常に高い。なぜかというと、結局、杉の木のフーゼル油の香りが、全体に程よく広がって酵熟しているからだ。

だが実をいうと、フーゼル油というのは揮発性の油で、これを摂取すると脳神経を犯されて頭が痛くなる。
世界中の酒で、飲む前に温めるのは、中国の一部の酒と日本酒だけである。日本酒をお燗するのは、このフーゼル油を揮発させるためである。

>昔の人はすごいですね

冷たいままで飲むと頭が痛くなったりする。
にもかかわらず、この杉樽の香りを好んで、高いお金を出して飲むというのだから、変わっているといえば、変わっている。
>熱燗なら温めたときにアルコール分が飛んで、肝臓にやさしいのでは? とも思えますね。
しかしアルコールの沸点は約78度。熱燗は約60度、ぬる燗はさらに低く約45度ですから、残念ながらアルコールの量はどちらも冷酒とほぼ変わらないそうです。

使用前・後の酒林のようですね
>使用前・後の酒林のようですね。

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日本酒   2014/09/28  

なぜ日本酒に限って、温めて飲むのか?(1)

日本人の知恵と独創の歴史をまとめた「梅干と日本刀」(樋口清之著)からの抜粋です。

さいたま市で施工中のS邸の吹抜け部分
こんにちはつよぽんです
写真はさいたま市で施工中のS邸の吹抜け部分です。
足場を掛けて施工しています。
漆喰の感じが見えると思い掲載しました。
是非実際に見てみませんか
日本人の知恵と独創の歴史をまとめた「梅干と日本刀」(樋口清之著)からの抜粋です。
最近は、日本酒離れ→焼酎へと進行しているようですが、日本酒の特殊性を知ることで上手な付き合い方が見つかるのではないでしょうか。
そう言えば、亡くなった父は夏でも熱燗でした。

>子供のころはお酒といえば燗をした日本酒が一番思い出しますね。
あとは赤玉ポートワインでしょうか。

・・・・・以下引用・・・・・
日本人は主食の米から様々な食品を作り出している。その一つが日本酒である。
米を蒸して置いておくと、麹菌が入って腐りかける。
すると甘くなる。糖化するわけだ。そのときイースト菌を加えると酒になる。日本酒の原理である。
だが今日でこそ麹菌、イーストという言葉を使うが、昔はそんな表現をしない。

酒屋には必ず、“杜氏”という技術者がいた。麹の素で発酵させた米は、空中の自然イースト菌を触媒させることである。
その技術を知っているのが杜氏である。いうならば、甘酒に空気を吹っかけるだけである。だが、難しいのはこのときの温度である。

>経験から知ったのですね。

相手が熱すぎればイースト菌は死ぬし、寒ければ繁殖しない。
この適温を知っているのが、杜氏である。
次に杜氏はイースト菌で発行し始めた酒をそのまま放っておくと酢になるから、途中で“火入れ”をする。
塩辛類はここで食塩を使う。
日本酒は熱で菌を殺す。このタイミングがまた難しい。
今日ではすべて化学的に処理されるが、当時は経験による勘である。この結果、菌が死んで“どぶろく”ができる。
そこに藁灰をまぜると“あく汁”によって繊維と澱粉が収縮するから、下に沈殿して上に上澄みができる。
それが今日の清酒である。

今日ではあく汁の代わりに薬品を使う。
簡単にいうと米を蒸して麹菌を発酵させ、糖化したところに生ビールを入れると、日本酒が出来る。
生ビールはイースト菌が入っているからである。

>並行複発酵というそうです。
ウィキペディアの並行複発酵
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%A6%E8%A1%8C%E8%A4%87%E7%99%BA%E9%85%B5

戸田で行われたお酒の会で美味しかった手取川
戸田で行われたお酒の会で美味しかった手取川です。

 

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日本酒   2014/09/26  

省エネ講習(2)

省エネルギー講習2日目です。
今日は有楽町の東京国際フォーラムの会議室でした。

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こんにちはつよぽんです
省エネルギー講習2日目です。
今日は有楽町の東京国際フォーラムの会議室でした。
設計者向けの講習会なので簡単な計算問題も有りました。
建物は凄いですね。
傾斜通路が幾つもあり中庭はガラスの屋根が掛かっていました。

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通路に有ったモニメント?

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昼には有楽町のガード下の探訪に行って来ました。 不思議な空間でしたね。 昼ご飯はサバの焼き魚定食、ごはん大盛りですね。

 

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建築   2014/09/15  

省エネ講習(1)

省エネルギー講習会の講師の講習会に参加しました。
こんにちはつよぽんです
昨日は雨が降ったりやんだりでしたね。夕方は越谷市に強い雨が降るという予報が何度も入り驚きました
実際はたいして降らなかったようです。
省エネルギー講習会の講師の講習会に参加しました。
場所は「東雲」これは「とううん」ではなく「しののめ」と読むそうです。
ビックサイトにはよく行きますが、次の展示会前で降りるので東雲には初めて降りました。
施工者向けの講習の為、座学と午後からは模型を使っての説明があり一日がかりでした。
昼には周りには食堂もなく丁度雨が降っていてコンビニにも行けず昼抜きでした。

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会場のみらいエコリフォームセンターの展示には
断熱材の種類によって断熱材の厚みや金額の違いを展示してありました。
上から硬質ウレタンファーム
セルローズファイバー
16Kグラスウールです。

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左が今までの模型でトラックで運ぶそうです、右側の新型は分解出来て軽で運べるそうです。 再度勉強出来て良かったです。

 

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建築   2014/09/14  

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