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ホーム > スタッフブログ > 2014年2月12日

防蟻防腐剤「エコボロンPRO」(1)

現場で塗布していた防腐防蟻剤で頭が痛くなりました。
当事務所で使っているホウ酸塩の「エコボロンPRO」の紹介です。

こんにちはつよぽんです

先日確認を取った現場の瑕疵担保法の中間検査に立ち会いを頼まれ行ってきました。
瑕疵担保の検査員もしっかりと見ているようで検査に一時間も掛かりました。

大工さんの工程が丁度1階の床下地を組みながらシロアリ消毒の薬を塗ってる最中でした。
この薬品の匂いがきついこと。
置いてある缶を読むと農薬なんですね、どうりで一時間も居ると頭が痛くなってしまいました。
作業する大工さんや住むお客様のことを考えるとあまり使いたくないです。

現場に置いてあって防腐防蟻剤

現場に置いてあって防腐防蟻剤

大引きに塗っていました。

大引きに塗っていました。



当事務所ではホウ酸の「エコボロンPRO」を使っています。
無色・無臭で水に濡れなければ長く持つようです。
今までの薬品と違い揮発しないので効果が長いそうです。


今までの防蟻防腐剤は、殺虫成分が揮発して、白アリや腐朽菌を攻撃するのが一般的でした。
殺虫成分が揮発して飛んでしまうので、効果は最大5年と短期間で無くなります。

>再消毒を勧められるので業者には良いでしょうね。

ホウ酸塩鉱物の紹介

ホウ酸塩鉱物の紹介

ホウ酸と農薬系の違い

ホウ酸と農薬系の違い


ホウ酸塩の整理作用は
植物の細胞中には微量のホウ酸塩が存在します。
最近の研究で、ホウ素は、代謝や骨の健康、脳の機能に関係することが明らかにされ、ホウ素サプルメントも発売されています。
ホウ素は植物の生育にも欠かせません。
特に野菜や果実の栽培には重要で、日本でも年間3000トンのホウ砂が肥料として散布されています。
ホウ素は動植物にとって必須ですが、過剰に摂取すると危険です。
生物は、細胞内で栄養分を燃やしてエネルギーに変えています。
これを代謝といいます。代謝をスムースに進めるのは、酵素と補酵素の役割です。
酵素は複雑なタンパク質ですが、補酵素は糖やアミノ酸が結合した単純な構造です。
糖は多数の水酸基を含むため、ホウ酸塩とキレート結合を形成します。
細胞中のホウ素濃度が高まると、大部分の補酵素がキレート結合により活性を失い、代謝反応がストップします。
こうなると、生物は死を免れません。
例外は、哺乳動物です。
哺乳動物では、血液に溶けた過剰のホウ酸塩は、腎臓の働きで体外へ排出されます。
このため、哺乳動物に対するホウ酸塩の毒性は微弱です。
これに対して、昆虫のような下等動物や微生物は、過剰なホウ酸塩を摂取すると致命的です。
ホウ酸塩は目の洗浄や、化粧品の防腐剤に使われますが、これは微生物を殺しながら人体には悪影響のないホウ酸塩の性質を利用したものです。

>人間には腎臓で分解されて排泄されるので安全です。

人間に対する毒性が微弱で腐敗菌の繁殖を押さえるホウ酸塩は、食品保存剤としても広く使用されました。
軍隊の糧食はもちろん、一般向けのマーガリン、バター、クリーム、ベーコン、ハムにも0.5%程度のホウ酸が添加されていました。
ホウ酸のメリットは、塩漬けや砂糖漬けのように食品の味を損なわないことです。
食品保存剤としてのホウ酸塩は、20世紀後半、急速に使用が制限され、今日、法律で許可された用途はEUでのキャビア用保存剤のみです。
しかし、東南アジアの中国系社会では、今日でもうどんや餅にホウ砂を添加する風習が根強く残っているようです。
当局の厳しい取締りにもかかわらず、高濃度のホウ砂を含んだ食品が販売され、抵抗力の小さい幼児が犠牲になることもあるようです。
(NPO法人 ホウ酸系木材保存剤普及協会HPより)

>以前は食品の中にも入っていたのですね。

無色無臭なので色素で色を付けています。

無色無臭なので色素で色を付けています。

農薬系の防腐防蟻剤は持続効果は最大で5年です。壁の中の再塗布難しいですね。

農薬系の防腐防蟻剤は持続効果は最大で5年です。壁の中の再塗布難しいですね。


 


 

 

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建材   2014/02/12  

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