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酔っぱらいに学ぶ脳科学(3)

そもそも脳は、なぜ酔っぱらうのかという章がありました。
こんにちはつよぽんです
風が強く成ってきましたね、台風の影響無ければよいのですが。

そもそも脳は、なぜ酔っぱらうのかという章がありました。
人々が、町中で手軽に入手できて、公の場でも合法的に飲める物質で、この「酔い」が得られるものはアルコールの入った飲料、つまりお酒しかない、確かにそうですね。
アルコールは、脳を麻痺させます、しかも、その麻痺のさせ方が絶妙だと書いています。
通常の飲酒なら、麻酔薬のように意識を失われるのでもなく、麻薬類のように幻覚を生じさせる分けでもありません。
まして神経毒のように脳の重要な機能を素早く停止させて、呼吸を止めてしまうような過激さもありません。
じんわりと大脳皮質に染みこみ、その結果、普段は厳しく自分を見張っている前頭前野の機能を、緩めてくれる
ようですね。

アルコールの血中濃度が比較的薄い場合、理性を司る大脳皮質の活動を低下させます。
特に前頭前野を麻痺させていきます。
前頭前野によって制御されていた辺緑系(本能や感情をつかさどる脳)は、相対的に活発になり、抑制から
解放されて本来の活動を行うようになる、これが酔いによる「楽しさ」「気分の良さ」になるようですね。

血中濃度がさらに上がると、小脳にまで影響が及び、運動失調(千鳥足)状態になっていきます。
さらに濃度が上がると海馬にもアルコールが作用して、新しい記憶が作れなくなる。
最も濃度が高まると、いわゆる泥酔、または急性アルコール中毒に陥ってしまいます。
中枢までも麻痺し、呼吸中枢(延髄)に作用すると呼吸のできない危険な状態に陥り、死に至ることもあるそうです。

酔いの「楽しさ」の状態で止めて「気分良く」飲みたいですね。


前回飲んだ「南部美人」です。

日本酒   2009/08/31  
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