モック株式会社植本部長の案内で長野県の小林木材株式会社さんの工場に唐松の床材を見に行ってきました。
こんにちはつよぽんです
先月モック株式会社植本部長の案内で長野県の小林木材株式会社さんの工場に唐松の床材を見に行ってきました。
私と松山(所員)とアトリエヌックの勝見さんと一緒に出かけました。
雨が降りそうな天気でしたが小林木材さんに着いた時は暑いくらいでしたが、次第に雨模様になってきました。
唐松の原木
唐松とは唐絵(中国の絵画)のマツに似ていることが名前の由来だそうです。
日本の針葉樹のうち唯一の落葉樹であることから「落葉松(ラクヨウショウ)」ともいわれるようです。
針葉樹合板に多く使われるのでなかなか原木が手に入りにくいと言っていました。
床材用に製材された唐松
小林専務さんに案内してもらい工場を見学しました。
地場の唐松を製材して構造材や床材にしているそうです。
抜けそうな節は接着材で止めるようです。
抜けて節は桧の節で埋めているそうです。
補修した床材
もともと螺旋状に繊維が育つため乾燥後に割れや狂いがでやすい材種なので乾燥してからもう一度挽くそうです。 それに節の処理をするのに手間が掛かりますね。
カラマツは戦後、その成長の早さを見込まれて、スギやヒノキが植林できない寒冷地に大量に植林されました。
長野県は造林面積の50%をしめているようです。
当初は、その土地で育った天然林の高樹齢木とは違い、30年から40年ほどの成長途上にある植林木には、ねじれなどの暴れや、ヤニが多く出て使いづらい木材という評価もありましたが、最近では高温脱脂乾燥技術により、内装材や柱材等への利用が可能になってきています。
乾燥庫も入っていました。
手前の倉庫は唐松集成材の大断面構造体のようです。
上の写真の反対側です。