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エコキュートで近隣トラブル(3)

エコキュート訴訟、撤去で和解に
隣家のエコキュート(ヒートポンプ式給湯器)から発生した低周波音を巡り、群馬県高崎市の住民が不眠症などの健康被害を受けたとして、隣家の住民と機器メーカーのサンデン(群馬県伊勢崎市)、設置した大和ハウスエ業(大阪市)を相手に起こした裁判は、2013年11月18日に前橋地方裁判所高崎支部で和解が成立した。
原告代理人で弁護士の井坂和広さんによると、和解内容は、①設置されたエコキュートを撤去する、②エコキュートと異なる電気温水器を代わりに設置する、③原告に費用負担を求めないなど。
今の設置場所と反対側への移設も検討したが、被告の合意が得られなかったという。
井坂さんは、「低周波音を巡る裁判は勝訴が難しく、和解になるのがほとんどだ。
今回も裁判長が和解を積極的に勧め、満足できる案が出されたので受け入れた」と話す。
訴状によると、原告のAさん宅(築50年程度の木造)の東隣に、Bさんが09年2月に住宅を新築。
図のようにエコキュートを設置した。
11年7月、Aさんと妻が不眠で体調を崩したとして約270万円の損害賠償を機器メーカーとハウスメーカーに請求。
13年3月にはBさんに対し、エコキュートの使用停止を求める裁判を起こした。
今回、これら2件の訴訟の和解が成立した。
ヒートポンプユニットの運転音の大きさは、メーカー側の資料では40dB程度とされる。
Aさん側が測定した運転音を分析すると、周波数が25Hzと40Hzでの音量が特に大きく、それぞれ50Hz強だったという。

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建築   2014/01/22  
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