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入浴中立ち上がれず、「ヒートショック」ご注意

こんにちはつよぽんです。
断熱に大いに関係する「ヒートショック」の話題です。

一年で最も寒さが厳しくなるこれからの時期。
家で温かい風呂に入って、ほっとしたいところだが、気を付けたいのが「ヒートショック」だ。
急激な温度変化で血圧や脈拍が大きく変動し、脳出血や心筋梗塞こうそくなどを引き起こし、命の危険につながる。
家庭の浴槽で亡くなった人のうち、65歳以上が9割を超すとのデータもあり、高齢者は特に注意したい。
昨年11月、滋賀県内在住の80歳代の男性が入浴中に足腰に力が入らなくなった。
いつまでたっても上がってこないので、家族が心配して見に行くと、男性は意識はあるものの立ち上がれずにいた。

すぐに119番し、事なきを得た。
ヒートショックは風呂や脱衣所で起こることが多い。
暖房のある部屋から寒い脱衣所に移動して服を脱ぎ、続けて熱い風呂に入ると、血圧が乱高下し、心臓に負担をかける。
厚生労働省の人口動態統計によると、2016年に家庭の浴槽で溺死した人は過去10年で最多の5138人。

>交通事故より多い。

うち65歳以上が4756人と全体の90%以上を占めており、その多くがヒートショックの可能性が高いとみられている。
また、同年に県警に変死体として届け出があり、検視が行われた1417件のうち、139件は場所が風呂場だった。
中でも、11、12月は各16件、1月20件、2月22件と、冬場に増える傾向がある。

ヒートショックを防ぐにはどうすればいいのか。

大津市消防局は、入浴時の急激な温度変化を避けるための注意点をホームページで紹介している。
〈1〉脱衣所を暖房で暖める

〈2〉入浴前に湯船の蓋を開けておく。またはシャワーで湯をためる

〈3〉風呂の温度を41度以下にする――などだ。

>一番は温度差のない建物にするでしょうか。

また、風呂で倒れている人を見つけた時はすぐに119番する。
もし浴槽から出せない場合は風呂の栓を抜いて、あごを風呂の蓋に乗せるなどして安全を確保するよう呼びかけている。

「高齢者入浴アドバイザー協会」(東京)の鈴木知明代表理事の話では、寒暖差がすぐ確認できるよう浴室や脱衣所などに温度計を置くことや、入浴時に家族に一声かけておくことも有効という。

「ほんの少し気を付けることが、命を守ることにつながる。ぜひ実践してほしい」と強調している。

>ヒートショクの起きない家を目指しましよう。

建築   2019/10/12  
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