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ホーム > スタッフブログ > 2021年7月6日

「ウッドショック」木は余っているのに木材高騰

こんにちはつよぽんです。
ネットに今回のウッドショクに関する記事が有りました。

読むと納得できる内容ですね!

木は余っているのに輸入して木材不足、田んぼが余っているのに食糧輸入して農村崩壊。
こんな事をしている限り日本は衰退し続けるでしょう.

>国の政策は失敗してもだれも責任を取らないですから。

 それに怒らない国民も問題ですね!

 

■木は余っているのに木材高騰
最近数か月の間に木材価格が高騰しウッドショックと呼ばれていて、住宅価格の値上げも起きようとしている。
知っての通り日本の国土の7割は森林で”木”はその辺に余っているが、なぜこうなったのでしょうか?
原因は北米の人手不足やエネルギー危機などだが、根本原因は輸入木材を自由化した日本政府の失策でした。


>使える国産材が有るのに輸入材に頼るのは食料も同じですね。


2019年に北米でストライキが起きた時も輸入量が減少したが、今回はそれ以上の危機になっている。
木材と言うと木を切って売るだけのように思えるが、アメリカは石油のように先物取引があり、取引業者を通じて売買している。
先物相場は数年先などの取引価格を売買するもので、数倍に高騰したり下落することがあります。
つまりアメリカの木材は投機商品で、値上がりすると見た投資家は一斉に木材先物を買い、さらに木材を高騰させます。
日本で使用される木材の6割は輸入で、建材としては約半分を輸入で賄っています。
日本の住宅メーカーは危機感を持っているものの、今のところ値上げするつもりはないと説明している。

一つにはコロナによる景気悪化で住宅需要が減少したので、それほど需要がない事が挙げられる。
2つ目の理由は日本では木材は余っていて、国産木材を増やせば対応できるのではと考えている。
林業では国産材を売るチャンスと考えているようで、工場はフル稼働している。

 

■農林業を保護しない国は衰退している
林野庁によると2020年の木材輸入額は前年比19%減だったが、秋ごろから輸入材が不足し始めた。
国産材の工場はフル稼働しているが生産能力に上限があり、新たな需要には応えられない状態だという。
木材は木を切ってから製材し出荷するまで人手に頼る労働が多く、半導体のように1秒間に百個も生産できない。
日本の森林のほとんどは杉だが、やや強度が弱いので、梁など負荷がかかる場所には硬い輸入材が必要とされている。

林野庁は価格高騰は国内林業の好機と語っているが、話はそう簡単でもない。
木を伐採して植林してその木が育つには30年から50年かかり、木1本を生産するのに30年以上かかる。
その間に政府が木材を輸入自由化し価格崩壊させたので、今日本で木の伐採だけで生計を立てている人は、個人では1人も居ないでしょう。
昔は木こりとか山で木を切ったり間伐したり植林すれば生活でき、江戸時代には高収入職業だったようです。


>国産材が単価が安いので植林するだけの費用が出ないのですね。
はげ山が多いのは木を伐りっぱなしにして植林しないから、熱海のような災害がおきなければよいですが。


1980年代に日米貿易摩擦が起きてアメリカは「何か輸入しろ」と迫ってきました。
日本政府は愚かなことに「農業と林業は要らない」と考えて輸入自由化し、農林業を壊滅させました。
農林業を切り捨ててもハイテクや自動車輸出で儲かるというのが政府の考えだったが、大間違いでした。
まず農村の衰退で出生率が極限まで下がってしまい、人口減少で経済成長率はゼロが定着しています。
さらに欧米諸国はハイテクやitで日本を抜いたが、it先進国は例外なく『農林業先進国』でもあります。
農林業を切り捨ててハイテクで成功した国は一つもなく、そのような国は「ハイテクでもダメ、農業でもダメ」になっています。
農林業は儲からないからなくて良い、という浅はかな考えがその後の日本の衰退を招き、全国の農村や森林から人間が消えたのです。


>目先のことしか考えなく私利私欲に忙しい官僚や国会議員は猛省して欲しいですね。(無理か)

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建築   2021/07/06  

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