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昔の日本人が生野菜を食べなかった理由

昔の日本人が生野菜を食べなかった理由
こんにちはつよぽんです。
ポパイもほうれん草でパワーUPですが生のほうれん草ではなく缶詰のほうれん草を食べてましたね。
ちなみにホウレンソウが缶詰でアメリカで売られていたのは、広大なアメリカでホウレンソウをアメリカ中に流通させるのが当時はむずかしかったらしく、その対策として缶詰にして流通させていたらしいです。
そしてポパイは、采食主義者の団体が、宣伝のために誕生させたキャラだったらしいです。

菜食を批判つもりはない。が、日本人が生野菜を食べるようになったのは、戦後の事。実は、長い歴史があるわけではない。
日本人は長いこと漬物とか煮物とか、手を加えて野菜を食べていた。
その理由を端的に教えてくれる記事があった。
以下、リンク より引用させていただく。
数年前に、健康のためにとダイエットを考えて一時期、野菜サラダに凝ったことがあります。

一時、ふと、疑問に思ったのが、日本人は刺身や寿司などで、生魚を食べるのにどうして生野菜を食べる習慣が昔は無かったのだろうか?という疑問です。
最近でも、生レバ刺しが禁止になり大きな話題になっていますが、牛肉や鳥肉(特に九州人は新鮮な鳥刺しが好きです)でも生で食べることが好きな国民なのにです。
日本のどこの地方でも昔からある野菜料理は、煮るか、焼くか、保存のために漬物にするかです。
戦前まで国民の8割以上が農民だったため野菜は、自分の畑から採ってすぐに食べられ鮮度の心配は全くありませんでした。
よって、肉や魚のように食中毒を心配して加熱する必要は無いはずです。それなのになぜ食べなかったのか??
少し調べてみたら、その理由は簡単でした。昔の日本の食べる野菜にはしゅう酸リンクが多かったからだそうです。

植物である野菜は、常に虫や動物に食べられる危険性があります。
そこで、植物たちは、虫や動物たちにとっては毒になるしゅう酸を葉や茎、根などに貯めこんでいるそうです。

>食べられないように毒で防衛しているのですね。


毒といっても強いものではありませんが、実は人間にも影響はあります。しゅう酸を多量に摂取した場合、人の体内に元からあるカルシウムと結びついてシュウ酸カルシウムになり、それが胆嚢や腎臓に溜まり、胆石や腎臓結石の原因になるそうです。
また、少量でも胃腸の消化吸収が悪くなり、人によっては、腹痛を起す場合もあるそうです。
>昔の人は経験で知っていたのですね。

特に、ほうれん草にしゅう酸は多く含まれていて、よくほうれん草を茹でてアク抜きをするのは、このしゅう酸(アク)を抜くためです。
しゅう酸は、水溶性なのでこの方法で大部分が簡単に抜けるそうです。
>お浸しで食べるのは理にかなっていたのですね。

実は、昔の日本人が生野菜を食べなかったの理由は、日本の多くの野菜にこのしゅう酸が多かったため生食には適さなかったからです。
また、諸説ありますが、戦後日本でも洋食を多く食べるようになった時、サラダなどの生野菜を食べる習慣が日本でも広まったそうです。
その時、農家では、食べやすくて、生でも食べられるしゅう酸の少ない野菜の品種を外国から輸入して栽培したり、品種改良によってしゅう酸の量を減らした新しい野菜を作り始めます。
一方で、日本で生野菜を食べる習慣が根付いたことによる弊害もありました。
しゅう酸を多く含んでいた昔の日本の野菜は、元々害虫の被害が少く農家も作りやすかったのですが、農家でも生で食べられるしゅう酸の少ない野菜を作るようになったことで、害虫対策として農薬を使う必要が出てきたのです。
農薬の害は今でも盛んに問題視されていますが、実際は農薬自体の人体への害は、それほど大きくないそうです。
農薬のほとんどが水溶性なのでしっかり洗えば、野菜に残ることは無いそうです。(←あくまでもサスケが読んだ本の著者の見解です。)
大きな問題は、日本の畑に農薬を散布するようになってから土を分解して肥やしてくれていた微生物やミミズなどの虫が少なくなり、土地がやせて化学肥料を加えないと野菜が育たなくなったことなのだそうです。
>肥料に頼らないと作物が出来なくなってきたのですね。

今、健康や安全性の面から有機野菜に人気があります。
特に前述した様に環境のためにも無農薬や有機農法を進めて欲しいのですが… ただし、無農薬や有機野菜と書かれている場合は、一度、生で食べてみて一般的な野菜よりアクが強い場合は、しゅう酸の含有量が多い可能性があります。
その場合は、生食にこだわらず、多少アク抜きをして食べたほうが良いかもしれません。
>生野菜は遠慮したほうがよさそうですね。

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粗食   2020/08/10  

日本人が病気に強い理由は家の中にもあった!

こんにちはつよぽんです。
日本古来の建材は凄いですね!
ただ単に建材としてだけでなく我々の健康にも良い影響を与えてくれるのですね。

早速イグサの枕と座布団を買ってきました。

イグサとは
標準和名はイ(藺。「イグサ」を使うこともある)。最も短い標準和名としても知られている。
別名:トウシンソウ(燈芯草)。畳表を作るのに使われる。俳句では夏の季語とされる。


畳表
藺草または七島藺(しちとうい)の茎を乾燥させて織ったござで、様々な織り方がある。
藺草を緯糸(よこいと)、麻糸か綿糸を経糸(たていと)にして織り上げるが、ほとんどは一目の中に経糸を2本ずつ織り込んだ諸目表(もろめおもて)と言われる織り方である。
縁無し畳には、一目に経糸を1本ずつ織り込んだ目積表(めせきおもて)という織り方のものが利用される。

「畳の材料となるイグサはもともと薬草として使われてきた植物で、抗菌作用、抗炎症作用などが知られています。
実際、イグサの粉末を寒天に混ぜて水虫菌を培養しても菌は生えません。

>薬草の図鑑に載っています。

素足で動き回る畳部屋は不潔だと思う人もいるかもしれませんが、畳部屋は抗菌作用のおかげで清潔だということです」
イグサは大腸菌O―157やサルモネラ菌をはじめとする食中毒細菌や、枯草菌などの腐敗細菌に対しての抗菌作用が認められている。
イグサの断面(写真)は硬い表皮部分と軟らかい灯芯部分から出来ていて、灯芯部分はスポンジのような構造をしている。
このため吸湿性に優れ、有害物質にも高い吸着効果があることが知られている。
「例えばイグサの畳は1畳につき500ミリリットルの水分を吸うといわれています。
夏、畳の部屋が涼しく感じるのは湿度が低いからです。
しかも、シックハウス症候群の原因といわれる、ホルムアルデヒドといった揮発性有機化合物(VOC)やアンモニアなどの悪臭の原因となる物質や二酸化窒素を吸着するなど、空気をきれいにしてくれる機能も持っています」
つまり、畳は呼吸器に優しい自然の空気清浄機ということだ。
その吸水性故にカビが生えやすいため、日々の換気などメンテナンスが必要となるものの、日本人が健康のために作り上げた最高の建材のひとつだといえる。

>天日干しする風景は過去の遺物ですね。

 

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建築   2020/08/09  

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