こんにちはつよぽんです
古代から生きているカブトガニがコロナワクチンの影響で危機になっているようです。
毎年春になると、満月に導かれて何十万匹というカブトガニが産卵のため米大西洋沿いの砂浜に上陸する。
お腹を空かせた鳥たちにとっては、ご馳走。
製薬会社にとっては、医薬品の安全を確保するために必須の資源だ。
カブトガニの青白い血液から得られるライセート試薬(リムルス変形細胞溶解物)は、内毒素(ないどくそ、細菌内の細胞壁に含まれる毒素)を検出できる唯一の天然資源だ。
2億年以上も前から、その形を変えないまま、現在まで生き続けていることで、生きる化石と言われているカブトガニだが、このカブトガニは人類にとってなくてはならぬ存在なのだという。
正確に言えば、カブトガニから採取される青い血液が人類に大いに貢献しているのだ。
カブトガニの青い血液は細菌汚染試験に利用されており、医療の現場で無数の命を救っている。
その為に今も、カブトガニは血液採取工場にてその血液が採取されているそうだ。
カブトガニの血液には特筆すべき点が2点ある。
1つ目は、体内に酸素を運ぶうえで、ヘモグロビンに含まれる鉄の代わりに銅を利用しており、そのために淡い青色をしていることだ。
そして2つ目は、カブトガニの血液は細菌内毒素と反応するため、汚染があった場合には凝固し、ゲル状の物質となってそれを閉じ込めることである。
非常に感度が高く、ppt(1兆分の1)レベルの汚染に対しても反応するほどだ。
>青い血液にも驚きますが。毒素と反応する特性が製薬会社にとっては重要なのですね。