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ホーム > スタッフブログ > 2019年07月10日

スマホなどの電磁波が人体に及ぼしうる悪影響とその対策

スマホなどの電磁波がヒトの健康に及ぼす生物学的な影響について、新しい研究成果を踏まえながら世界的に議論が行われています。
例えば学術雑誌「Environmental Pollution」に2018年7月に発表されたBelpomme氏らの論文では、電磁波が人体に及ぼす健康上の悪
影響についての警告が発せられています。

電磁波の種類

電磁波とは、電磁場の振動が真空中または物質中を伝播する現象です。周波数または波長によって様々な種類に分類されています。
上図では波長の短い方から、ガンマ線・エックス線・紫外線・可視光線・赤外線・電波としています。一般に波長が短いほど光子の
エネルギーは強くなります。

こんにちはつよぽんです

スマホの電磁波の人えの影響と対策の話です。

るいネットよりの転載です。

電磁波の人体への影響

エネルギーの強いガンマ線・エックス線・紫外線の一部は電離作用を持っており電離放射線に分類され、DNAの損傷や、がんなどを引
き起こすことが知られています。
一方、電離作用を持つほど強くはない電磁波は非電離放射線と呼ばれています。
そのうち周波数が3T(テラ)Hz以下の電磁波は「電波」と呼ばれ、無線通信など様々な用途で利用されています。

十分な強度を持つ電波が人体に当たると、その一部が吸収されて組織が加熱され体温が上昇します。

>携帯をそのまま使うと頭の中心が加熱されるようです。


これが電磁波の熱作用です。電子レンジが物を温めるのと基本的には同じ原理です。
熱作用が人体に悪影響を及ぼしうることについてはすでに科学的なコンセンサスが得られています。
そのためWHO(世界保健機関)や各国政府は熱作用の悪影響ができるだけ人体に及ばないような強度に電磁波を規制するガイドライン
を設定しています。

一方、コンセンサスが得られておらず近年議論が沸騰しているように見えるのは、電磁波の非熱作用です。
電磁波の非熱作用とは、熱作用を持つほど強くはない強度の電磁波が人体に及ぼす作用のことです。
以下で示すように、熱作用を持たない弱い電磁波が人体に悪影響をもたらすことを示す論文・データも少なくありません。

>何といっても携帯の電磁波はごく最近のことなので分からい方が多いですね。

人々が電磁波にさらされる機会は劇的に増加しつつある

かつては一般人がさらされるのはテレビやラジオの電波だけでした。
しかし今では、携帯電話の数は世界の人口と同じくらいになっており、世界中の人が高周波電磁波にさらされています。
いたるところに携帯基地局が存在しています。


先進国では、より高い周波数を用いる5G(第5世代移動通信システム)運用のために狭い間隔に多数の小型基地局を設置しようとする
動きが加速しています。

>5Gは安全なのでしょうか。


また、WiFiやスマートメーター、自動運転車なども電磁波の発信源です。

WHOの一機関であるIARC(国際がん研究機関)は、2011年に無線周波電磁界(周波数:30KHz~300GHz)を発がん性評価で2B “発がん
性があるかもしれない” に分類しました。
より根拠の強い2Aや1に分類されなかった主な理由の一つは、電磁波ばく露によってがんが生じるという明白な動物実験のデータが不足していたことでした。
しかし次に示すように、権威ある研究機関により近年行われた大規模な動物実験では、電磁波ばく露と発がんの間に明白な関係が認められています。

・アメリカのNPT(国家毒性プログラム、米国保健福祉省を中心として発がん性評価などを行うプログラム)の実験(ファクトシートはこちら)

⇒携帯電話からの電磁波に過度にさらされることは、オスのラットにおいて心臓の腫瘍と明白に関連していることが示される

⇒オスのラットにおいて脳の腫瘍との関連も示される

※本実験では動物への電磁波の曝露レベルは強く、また曝露期間は長く、全身が曝されるなど、人間がスマートフォンの使用で電磁波
に曝される環境とは違う点もあります。

・イタリアのラマツィーニ研究所による実験(Falcioni et al., 2018**)

⇒上記NTPの実験と同様、携帯電話基地局から発せられる電磁波により、オスのラットで脳や心臓の腫瘍が増加することが示される

今すぐ簡単にできる、スマホからの電磁波ばく露を減らす方法(対策)

以下は、米国カリフォルニア州公衆衛生局が2017年12月に公表した電磁波対策の概要を大まかに翻訳したものです。

・携帯電話(スマホなど)をできるだけ身体から離しておく。(少し距離を離すだけで、電磁波ばく露量は大きく減らせる)

・通話時に電話を頭部近くで保持しないようにする。通話時にはスピーカーまたはヘッドセットを使うようにする。(有線/無線のヘッドセットが発する電磁波は携帯電話と比べてずっと少ない)

・通話の代わりにできるだけメッセージ送信機能を使う。

・音楽や動画のストリーミング中や大きなファイルのダウンロード・送信中には携帯電話を身体や頭から遠ざけておく。

・スマホはカバンやハンドバッグなどに入れて携帯する。ベルト、ブラジャーやポケットなどに入れて持ち運ばないようにする。
(携帯電話は使用していない時でも電磁波を発している。電源を切るか機内モードにすれば電磁波は出ない。)

・携帯電話が強い電磁波を出しているときにはできるだけ使わないようにする。

例1:アンテナが1,2本しか表示されていない時(シグナルが弱いときは携帯基地局に接続しようとして強い電波を発する)

例2:高速で移動している車・バス・電車などの中にいる時(次々に切り替わる基地局との接続を維持しようとして強い電波を発す
る)

例3:音楽や動画のストリーミング中や大きなファイルのダウンロード・送信時(動画や音楽については、先にダウンロードを済ま
せた後で機内モードに切り替えてから視聴するようにする)

>出来る処から対策をしましょう。

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電磁波過敏症   2019/07/10  

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