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ホーム > スタッフブログ > 2018年08月23日

私たちは毎日プラスチックを飲んでいる

こんにちはつよぽんです

>水道水にプラスチック粒子が含まれているとは知りませんでした。


記事によると
マイクロプラスチックの海洋汚染に続き、ペットボトルの飲用水もプラスチックで汚染されているそうです。

世界保健機構(WHO)が「ペットボトル入りミネラルウォーターの90%以上にプラスチックが混入している」という調査結果に対し声明を発表
 (中略)
 研究者たちは、一般的なボトル入り飲料水ブランドから発売されている製品から検出されるプラスチック・ファイバーの含有レベルは、水道水で見られるものの 2倍になる可能性があることを見出した。
世界保健機関(WHO)は、世界で最も人気のあるボトル入りミネラルウォーター・ブランドのいくつかのペットボトル製品を新たに分析した結果、それらの 90%以上に微細なプラスチックが含まれていることが判明した。
以前の同様の研究では、水道水の中に高レベルのマイクロ・プラスチックが発見されている。
この新しい調査では、11カ国の異なるブランドから出されている 259本のミネラルウォーターのペットボトルを分析した。
その結果、ミネラルウオーター 1リットルあたり 325個のブラスチック粒子が検出された。
 分析されたそれぞれのボトルは、アメリカ、中国、ブラジル、インド、インドネシア、メキシコ、レバノン、ケニア、タイで購入されたものだ。
試験した 259本のボトルのうち、プラスチック粒子が含まれていなかったのは、17本だけだった。
その中で最も高かったのは、Nestle Pure Life (海外のミネラルウォーター)で、1本のボトルから、水 1リットルあたり 10,000個という高濃度のプラスチック粒子が検出された。

>日本のボトルでは無かったのですね。

 

調査をした科学者たちは、以前報告された水道水の研究と比較し、「ペットボトル入りのミネラルウォーターの中には、水道水の約 2倍のプラスチック粒子が発見された」と記している。
この新しい調査によると、見つかった最も一般的な種類のプラスチック断片は「ポリプロピレン」で、これはボトルのキャップを作るのに使われるのと同じ種類のプラスチックだ。

 世界保健機関(WHO)のスポークスマンは、この調査に関して、ガーディアンに、この問題が人体の健康に影響にする可能性についての証拠はまだ出ていないが、新たな懸念事項ではあると認識しているとした。
 (中略)

 

プラスチックの人体に対して影響の可能性の強いもの

 ・腎臓、および脳の損傷との関係(プラスチック成分のビスフェノールA)
・子供の問題行動と関係している(プラスチック成分のフタル酸エステル類)
・男子の生殖機能を低下させる(ビスフェノールA、フタル酸エステルどちらも)
 (中略)
・男性の精子レベルの著しい低下がイスラエルの大学の大規模調査で確認される…

>左のグラフで確認できますね


 海におけるプラスチックの小さな粒子は「いかに恐ろしいものか」

もうずいぶんと長い間、魚は海洋中の小さなプラスチックの粒子を食べ物と誤って食べ続けている。

 英国プリマス大学の海洋生物学教授リチャード・トンプソン(Richard Thompson)氏は、人の髪の毛よりも細いこともある「マイクロ・プラスチック」が現在、魚の集団 の 85 - 90% の体内にあると述べる。
そして、私たち人間はその魚たちを食べている。
2014年、研究者たちは、米国のカリフォルニアとインドネシアの市場から数十種類の魚を購入した。
その魚たちを調査した結果もカリフォルニアの市場の魚では 10匹に 1匹の割合で体内にプラスチックがあった。
インドネシアでは、その割合は 4匹に 1匹だった。
 海洋のプラスチック廃棄物の人間への直接的な影響はまだ詳細には分かっていないが、それを示唆するいくつかの研究はある。
 最近、科学者たちは、プラスチックの人体への悪影響について、プラスチック成分のビスフェノールAが、人間の腎臓、肺、および脳の損傷と関係していることを見出した。
また、フタル酸エステル類が、脳の損傷と子供の問題行動と関係していることなどがわかってきている他、男性の生殖機能を低下させることにも関係している可能性が見出されている。
しかし、研究は難航している。
たとえば科学的な調査では、通常、何らかの健康への影響を測定するためには「対照群(その影響に曝露していない人たち)」が必要だ。
しかし、プラスチックの場合、現在すでにプラスチック汚染に曝されていない人たちを見つけることがますます困難になってきているからだ。

ブラスチックを含む化学汚染に関する研究の最前線の 1つは、米アリゾナ州の環境保全センターがおこなっているものだ。
ここでは、プラスチック汚染に付随する化学物質が、最終的にどこにまで至るかを正確に調べようとしている。

 研究はまだ途上だが、動物や生態系へのすでに知られているプラスチックによる影響は、私たち人間への影響をも示唆しているかもしれないという。

 「この問題の未知数であり、本当に恐ろしいものだと感じます」と、環境保全センターの研究者は述べる。

2013年には、海洋環境から採取したマイクロ・プラスチックを含む食物をメダカに与える実験をしたが、それらのメダカで病変や肝障害の症状を呈するものがあった。

しかし、それより 1つの影響が最も顕著だった。 — それは「飢餓」だ。プラスチックを食べた魚たちは、胃の中のそのプラスチックにより満腹感を得てしまっており、完全な栄養失調を引き起こしていたのだ。

この問題は、魚の繁殖を妨げる可能性がある。
少なくとも、ウミガメへの影響は知られている。
25年間海ウミガメを研究してきた海洋生物学者のウォーレン・J・ニコルス氏によれば、ウミガメは、プラスチックを食べると、栄養失調を引き起こし、まったく繁殖できなくなるという。 

>食べ物たと思い食べ栄養失調になるなんて・・・・

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その他   2018/08/23  

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