スタッフブログ

ホーム > スタッフブログ > 2009年7月16日

カキ1500個海をお掃除

カキを利用し、河口部の川底に蓄積した有害化学物質を吸収・除去する実験に、熊本大学の研究グループが成功したと書いています。
こんにちはつよぽんです
梅雨が明けたと思ったら暑い日が続きますね。

上記の記事が夕刊に載っていました。
カキを利用し、河口部の川底に蓄積した有害化学物質を吸収・除去する実験に、熊本大学の研究グループが成功したと書いています。
熊本大学の中田晴彦准教授(環境化学)らは、貝類が化学物質を吸収して体内に蓄積し、汚染されていない環境で吐き出す特性に着目して実験をはじめてようです。

過去の公害で汚染が残る有明海北東部の大牟田川河口部で、かごに入れた天然のマガキ約1500個を一ヶ月間放置した。
その後、カキを回収し、人工海水を入れた水槽で体内の化学物質を約一週間かけて吐き出させ、活性炭フィルターで回収したそうです。

カキを放置した場所の泥を実験前後に採取して分すると、発ガン性が指摘される多歓環芳香族炭化水素(PAH)が泥いグラムあたり980ナノグラム(ナノは10億分の1)回収できた。
ポリ塩化ビフェニール(PCB)も同様の効果が見込まれる。

実験はこれまで6回実施され、死亡率は毎回1割程度で、化学物質や移植に体制が強いことも分かった。
「ゴカイなどと組み合わせ、深層部の泥からも化学物質を回収する方法を模索したい」と田中准教授はいっています。
機械的な方法でなく無害な生物を利用して海が綺麗になるのは素晴らしいですね。
自然界の再生する能力はすごいですね。

東京都も水質浄化実験をしているのですね、少し古いですが
http://www.eic.or.jp/news/?act=view&serial=22112

≫ 続きを読む

その他   2009/07/16  

 ブログの訪問有難うございました。

メールマガジン「カトケン通信」登録のフォームです。

メールアドレス
名前(姓)
名前(名)

資料請求・お問合せ

お電話