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二日酔いの元凶はアルデヒドだけじゃない!? (2)

飲酒で起こる様々な反応とは
飲み会の翌朝…、体は鉛を着けたかのように重たく、喉はカラカラ。
水さえ受け付けそうにない胃の不快感に、鈍い頭痛―。
これこそ酒を飲み過ぎた翌朝に起こる二日酔いである。

こんにちはつよぽんです
二日酔いの話の続きです。


■アセトアルデヒドはすぐに分解されてしまう
アルコールの代謝経路アルコールの大半は分解酵素が多く存在する肝臓で分解される。
最終的には水と二酸化炭素になる。
アルコールの大半は分解酵素が多く存在する肝臓で分解される。
最終的には水と二酸化炭素になる。
次に、「アルコールの代謝物」が及ぼす影響について。
アルコールすなわちエタノールは、分解されると「アセトアルデヒド」「酢酸」を経て、最終的には水と二酸化炭素になる。

二日酔いや悪酔いの原因とされる「アセトアルデヒド」には毒性があり、血中濃度が高くなるとドキドキしたり(頻脈)、皮膚が赤くなる、吐き気を催すなどの症状が現れる。

アセトアルデヒドの代謝は早く、翌日にはほとんどが分解されてしまう
個人差があるものの、アセトアルデヒドの代謝は早く、翌日にはほとんどが分解されてしまうという。
では、なぜアセトアルデヒドが二日酔いの原因になるのだろう。
アセトアルデヒドはアルコールの代謝とは別のところで影響を及ぼす。
「体内にアルコールが入ると、肝臓は最優先でアルコールやアセトアルデヒドを分解しようとします。
これにより、他の栄養素の代謝が遅れてしまうだけでなく、肝臓の糖新生(グリコーゲンという物質から体を動かすエネルギー源であるブドウ糖を合成すること)も抑制されてしまいます」(木村先生)。

血糖値が上がらない状態(アルコール性低血糖)では、体に力が入らず無気力に陥りやすいと言う。
飲んでいる最中から感じる方もいるかも知れないが、やたら空腹感をあおられるのもアルコール性低血糖によるもの。
散々飲んだ後、シメにラーメンやお茶漬けといった炭水化物(糖質)が恋しくなるのは、体の正直な声だったのだ。

>シメにラーメンは自然な欲求だったのですね、毎回ニンニク入りを食べて家族からヒンシュクをかうのは私だけ?

■“酒の風味や個性”が二日酔いを誘引する
最後に、酒の風味や個性を決めるエステルやメタノールといった不純物について触れておこう。
なかでも「メタノールは分解に時間がかかるため、体内に長時間とどまり、疲労感やだるさがいつまでも残るのです」(木村先生)。
ちなみに、不純物の含有量の多さは、ブランデー、赤ワイン、ラム、ウイスキー、白ワイン、ジン、ウオツカ、ビールの順。

機会があれば、酒の種類と自分の二日酔いの程度を比べてみるのもいい。
自分の体質と酒との相性が分かればしめたものだ。例えば、「赤ワインではひどい二日酔いになるのに、日本酒では翌日に響かない」とか、「ビールならどんなに飲んでも平気なのに、ウイスキーは少量飲んだだけで使い物にならなくなってしまう」など、合う・合わないといった傾向が見えてくるはずだ。
冒頭でも記したよう、二日酔いのメカニズムは、厳密にはいまだ謎。
木村先生は「残念ながら、二日酔いの特効薬はありません」と断言する。
極論を言えば「飲み過ぎないことが一番」なのだろうが、理性を保ち続けながら飲むのはたやすいことではない。

>この理性を持ちながらというのが一番難しいですね
皆さんはどう思いますか。

今宵(こよい)もひそかに忍び寄る二日酔い。
酒飲み達は一刻も早い二日酔いの原因究明を待ち望んでいるに違いない。

>結論は飲みすぎないことでは。

日本酒   2014/11/02  
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