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冬場の「風呂での急死」8割は溺死だった! 「41度以下、10分以内」の入浴が安全

こんにちはつよぽんです。
ヒートショクの話題です、交通事故より多くの方が亡くなっています。

これまで寒暖差による心筋梗塞や脳卒中だと考えられてきた入浴時の急死。
だがその死因はまったく別のところにあった。しかもそれは日本人の入浴の仕方にも関係があった。浴室という密室で何が起きているのかを徹底解明する
昨年配信した「風呂場の急死の原因は『冬の熱中症』だった! 年間2万人死亡、最適な入浴時間と温度は?」には、少なからぬ反響をいただいた。
例えば、医師で弘前大学特任教授の中路重之氏は「いやぁ、びっくりしました」と、感想を寄せてくれた。
中路氏は「短命県」として知られる青森県民の健康調査を長年実施し続け、どのような生活習慣が寿命を縮めてしまうのか、大規模研究を行っている。
「このあたりの家は、昔は別棟にトイレや風呂があって、そこで寒さのため脳卒中で倒れてしまう人が少なからずいました。

ですから同様に、浴室が寒いから、あるいは湯舟が熱いから血管性の病気が起こる。
そう考えてヒートショックという言葉がなじんだのでしょうが、実際はそうではなかったんですね」
ヒートショックは正式な医学用語ではなく、国内でのみ使われる造語である。

>ヒートショクという言葉は我々も普通に使っていました医学用語では無かったのですね。


だが疾病の予防研究を行ってきた医師でさえ、ヒートショックによって入浴中に多くの人が死亡する、と考えていたのだ。
ここで改めて前回の記事のおさらいをしておこう。
暖かい居室から、冷えた脱衣所に行って服を脱ぐと血管が収縮して血圧が上昇し、その後に浴室で湯につかると血管が拡張して血圧が下がる。
そのような血圧の急変動で、心筋梗塞や脳卒中などが引き起こされ、場合によっては死亡事故につながるとされてきた。
しかしながら2012年に行われた厚生労働省の調査では脳血管・心疾患などはわずかで、別の原因が浮かび上がってきた。
その調査結果をまとめた論文は、一昨年、日本内科学会英文誌などで発表された。年間2万人超と推計される風呂場での急死の原因は、浴室内での「熱中症」だったのだ。

>熱中症とうは初めて聞きました。


今回はその調査内容と、リスクを減らす入浴法についてさらに詳しく記したいと思う。
調査は2012年10月から13年3月の半年間に東京都、山形県、佐賀県で、入浴関連の場所から119番を要請した4593人を対象に行われた。
報告では、対象を4つのカテゴリーに分けている。
(1)死亡 1528人
(2)何らかの理由で救急隊の助けを必要とする生存者 935人
(3)体調不良 1553人
(4)怪我 577人
事故が発生した場所は総数4593件のうち、
・浴室内 3844件
・浴室外 506件
と、圧倒的に「浴室内」での発生だ。浴室内、それも「浴槽内」で起きた事故が特に(1)や(2)では多い。
(1)の死亡した人では、
・浴室内 1461人
うち浴槽内 1274人
・浴室外 26人
(2)の救助された人も、
・浴室内 907人
うち浴槽内 854人
・浴室外 7人
他に(1)と(2)ともに不明が数%あるが、浴槽内が圧倒的である。
これが何を表すのか。研究を行った東京歯科大学市川総合病院教授で、救急科部長の鈴木昌(まさる)医師にご登場願おう。
「これまでは入浴中に急死した方を解剖しても死因がよくわからなかったため、血圧が高くなって脳血管・心疾患を発症したなどとされていたところがあります。
しかし本当にそうなら、入浴事故をおこしても生存していた人の多くに脳血管・心疾患が発生しているはずですし、血圧は非常に高いか、非常に低く観察されるはず。
ですが、調査結果はそうではなかったのです」

■体温が上昇して…
前回は生存者の心電図や頭部CT検査で脳血管・心疾患の痕跡がほとんど見られなかったことからヒートショックの可能性を否定したが、血圧の値からもその可能性は乏しいことがわかる。
生存者である3065人の血圧を調べると、大半が100~140mmHgの範囲に収まる正常血圧だったのだ。
生存者で収縮期血圧が200mmHgを超えた人は8%未満で、80mmHg以下の人も3%未満。
血圧の急変動が命に関わる主要因である可能性は低い。
また、これまで指摘されてきたように「温度差が危ない」のなら、露天風呂のような場所での事故が多くなるはずだが、4593件の入浴事故のうち、銭湯や温泉を含む「公衆浴場」での入浴による死亡事故の発生はわずか71件だった。
そして入浴事故で助かった人の症状をみると、69%に「脱力感」が、48%に「意識障害」がみられた。
そのほかの「呼吸困難」4%、「めまい」1%、「胸痛」1%などはわずかである。
救急医療の場で「脱力感」の見極めは難しいが、「意識障害」はJCS(ジャパン・コーマ・スケール)で評価できる。
大きく3段階――(1)刺激しないでも意識清明、(2)痛みや呼びかけの刺激で覚醒、(3)刺激をしても覚醒しない、に分けられる。
そして血圧と意識レベルには相関がなかったが、強い相関があったのが「生存者の体温」だった。
「体温が高い人ほど意識障害のレベルが悪い、つまり(3)の比率が高かったのです。しかも体温は、救急隊が駆けつけた現場で測ったものですので、かなり実態に近いといえるでしょう。
119番要請して生存した3065人のうち救急隊の救助を必要とした人、言い換えると『軽症』ではない人は935人。その半数以上は“37度以上の体温”と、冬場にしては明らかに高かったのです」
生存者の30%は38度以上の熱で、中には40度を超える人もいた。
「熱中症の中には、体温が上がって意識障害になる熱射病、脱力や倦怠感が起こる熱疲労、血圧が低下して意識を失う熱失神があります。
入浴事故で助かった人の症状の多くがこの熱中症の症状と一致しています」(鈴木医師)
調査は10月から3月に行われているが、怪我以外の体調不良は12月~2月の冬に増加している。そして冬の中でも1日の最低気温が低いほど、入浴事故による死者数が増えることが浮かびあがった。
鈴木医師によると「東京23区は数式『y=8.38×2.38-0.07x』で表せる」という。xは1日の最低気温で、yが死者数。
「最低気温が10度を下回ると死者が増え始め、さらに5度になると東京23区であれば1日に5・9人、0度では8・4人が死亡すると推計されます。
反対に、最低気温が20度を超えれば、同地域で1日2人の死者が出るかどうか、というくらいの頻度です」
入浴中の急死は日本特有の現象であり、米国や英国、ドイツ、フランスなどの他の先進国では見られない。その原因は、寒い時期は“熱い湯に長く”つかる日本式入浴習慣にあるらしい。
「日本式入浴習慣によって古典的熱中症を発症していると考えられます」
そう語るのは、熱中症に詳しい帝京大学病院高度救命救急センター長の三宅康史医師である。
「熱中症には、元気な人が気温が高い中でスポーツや仕事によって体調不良に陥る『労作性熱中症』と、熱波に包まれた環境で過ごすことによる『古典的熱中症』があります。
熱い風呂に入っていると、浴槽の中で体が熱をもらって古典的熱中症が起こる恐れがある。熱い湯から受けた熱によって血管が拡張して、血液が体表近くに滞留する。
その結果、脳にいく血流が減って、ぼーっとなってやがて意識がなくなって溺れる、というパターンです」
最新の解析では、急死の大部分で水の吸入が確認されている。死者1528人のうち、8割近くの1207人が浴槽の水に顔が沈んだ状態であった。
つまり熱中症になっての溺死なのだ。

>血圧の高低ではなく溺死ですか。

■湯温は41度以下に
これには地域差がある。
実は鈴木医師らが調査を実施した東京都、山形県、佐賀県のうち、東京都は119番要請を受けた半数近くの患者が医療機関に運ばれていなかった。
救急隊員が死後の硬直や死斑、腐敗などによって明らかな「死亡」を確認したケースが他の二つの地域より多かったのだという。
鈴木医師は「単身世帯の高齢者が多いからではないか」と考えている。
「東京都では、独居で孤立した人たちが多く、発見が遅れるのではないかと考えています。入浴すると最初は『気持ちがいい』、体温が上昇して徐々に『暑い』、やがて『苦しい』と時間の経過とともに体への負荷が増していくはずですが、高齢者は暑さに対する感覚が鈍く、気づいた時にはすでに体温が上がって熱中症を発症している可能性が高い。

気持ちがいいと感じたまま意識レベルが低下する、あるいは脱力して、風呂から出られない状態に陥って溺れてしまうのでしょう」
そのため、入浴事故の一番の予防法は、「一人で入らないこと」と、鈴木医師は提案する。
「一人暮らしでご高齢の方は、公衆浴場を利用するといいのではないでしょうか。
公衆浴場での入浴事故発生件数が少ないのは、“人の目”があり、具合の悪い人がいれば周囲が気づいて助け出されている可能性が高いと思います」
入浴時間と湯温によって、どの程度体温が上昇するかをシミュレーションした研究では、42度のお湯に10分つかれば、36度だった体温が38度近くに、20分つかれば39度まで上がる。

>高齢者が家族に居る方はお風呂に入っている方を気にしてないとならないですね。


これを根拠に消費者庁は「湯温41度以下、湯につかる時間は10分迄」と呼びかけている。
それが守れれば安全だが、「そんな入浴法では温まらない」と思う人もいるだろう。
特に寒い家に住む人の体温(舌下温)と深部体温は低い傾向にある。体の芯まで冷えているのだ。
慶應義塾大学理工学部の伊香賀俊治教授の調査では、普段過ごす「居間」と「脱衣所」の両方が18度以上でないと、熱い湯に長く入るという危ない入浴習慣を選びがちだと報告されている。
「体の中心部が冷えると、交感神経が優位となって常に緊張状態。熱い湯に長く入ることでようやくリラックスできる。居間は暖房器具を使用し、脱衣所にはホームセンターなどで数千円で購入できるパネルヒーターを24時間使用する暮らし方を試してください」脱衣所でパネルヒーターを使用すると、続く廊下の寒さが少し和らぐという。
冷えや低体温を改善するには「まず足を温めるといい」と、鈴木医師がアドバイスする。
「足は心臓から最も遠く、床に接しているので、熱が奪われやすい。服を着たままで足湯をし、血流を良くしてから入浴すれば、短時間で済むと思います」「短時間で済ませる」こと以外にも注意しなければならない点が二つある。

一つは「飲酒後の入浴」だ。再び三宅医師の話。
「アルコールは体内で熱に変わり、体温を上げ、さらに血管拡張も起こす。言ってみれば熱中症に近い状態です。

そこで風呂に入ることは、熱中症にかかっているような人を、さらに熱い環境に置くほどのリスクがあります」
酒を飲んで顔が赤くなっているような時はすでに「血管拡張」が起きているため、入浴によってさらなる血管拡張が促されると、血圧がぐっと下がって失神する恐れもあるという。
またもう一つの注意点は、高齢者が一人で入浴する際、「長湯でないか、周囲が気にかけること」と、三宅医師。発見の遅れが、入浴事故の重症化や死に直結するのは間違いない。
湯温41度以下で10分以内が安全な入浴法。そのほか飲酒後は避ける、高齢者は家族に声をかけて入るか、一人暮らしなら公衆浴場を利用する。最低気温が低い日は、これらの注意点を一層心がけよう。「冬の熱中症」発症にくれぐれもお気をつけを。

>お風呂に入る時は以上を気をつけて入りましょう!

私はカラスの行水派なので大丈夫です。

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建築   2021/03/13  

コロナにも? 自然素材石けんは合成洗剤の「1000倍のウイルス破壊力

こんにちはつよぽんです。
昔から使われているものには知られない効果が有るのですね。
天然石鹸にコロナウイルスに対する抑制効果があるという研究です。
このような発表がNITE(ナイト)[独立行政法人 製品評価技術基盤機構という組織から有ったようです。
この組織は知りませんでした。

発表日:
令和2年6月26日(金)
 
タイトル:
新型コロナウイルスに対する消毒方法の有効性評価について最終報告をとりまとめました。
~物品への消毒に活用できます~
 
発表者名:
独立行政法人製品評価技術基盤機構 消毒手法タスクフォース
 
資料の概要:
NITE(ナイト)[独立行政法人 製品評価技術基盤機構 理事長:辰巳 敬]は、第5回「新型コロナウイルスに対する代替消毒方法の有効性評価に関する検討委員会」を6月25日に開催し、新型コロナウイルスを用いた候補物資の有効性評価結果の最終報告をとりまとめました。
今まで公表済みの結果に加え、新たに2種の界面活性剤、及び一定の濃度以上の次亜塩素酸水が、新型コロナウイルスの消毒に対して有効であることが確認されました。
1.独立行政法人製品評価技術基盤機構(NITE)は、経済産業省の要請を受け、新型コロナウイルスの感染拡大に対応し、家庭や職場におけるアルコール以外の消毒方法の選択肢を増やすため、上記検討委員会を4月に設置し、消毒方法の有効性評価を進めてきました。
 
2.昨日6月25日、最終回となる第5回検討委員会を開催し、国立感染症研究所、学校法人北里研究所、国立大学法人帯広畜産大学、国立大学法人鳥取大学及び一般財団法人日本繊維製品品質技術センターと共同で進めていた新型コロナウイルスを用いた検証試験結果について審議を行い、最終的な報告をとりまとめました。結果の概要は、以下のとおりです。(赤字部分が、今回委員会で新たに判断された事項です。)
 
(1)界面活性剤は次の9種を有効と判断しました。
・直鎖アルキルベンゼンスルホン酸ナトリウム(0.1%以上)
・アルキルグリコシド(0.1%以上)
・アルキルアミンオキシド(0.05%以上)
・塩化ベンザルコニウム(0.05%以上)
・塩化ベンゼトニウム(0.05%以上)
・塩化ジアルキルジメチルアンモニウム(0.01%以上)
・ポリオキシエチレンアルキルエーテル(0.2%以上)
純石けん分(脂肪酸カリウム(0.24%以上)
純石けん分(脂肪酸ナトリウム(0.22%以上)
 
(2)次亜塩素酸水は、以下のものを有効と判断しました。  
次亜塩素酸水(電解型/非電解型)は有効塩素濃度35ppm以上
・ジクロロイソシアヌル酸ナトリウムは有効塩素濃度100ppm以上
 
なお、今回の検証結果を踏まえると、
次亜塩素酸水の利用に当たっては以下の注意が必要であることが確認されました。
①汚れ(有機物:手垢、油脂等)をあらかじめ除去すること
②対象物に対して十分な量を使用すること

 
3.今回の検証結果のとりまとめにより、新型コロナウイルス対策のための家庭や職場における消毒方法の選択肢がさらに広がることを期待いたします。
なお、有効とされた界面活性剤を含む洗剤等は、NITEホームページで「効果が確認された界面活性剤を含む洗剤等のリスト」(※1)として公表しており、今回の追加を踏まえた情報に更新しました。
また、家庭用洗剤を使って身近なものを消毒する際の動画(※2)を作成し、公開しました。
※1 https://www.nite.go.jp/information/osirasedetergentlist.html
※2 https://www.youtube.com/watch?v=38HY_4-5sCU&feature=youtu.be
 
4.本発表に関連する資料
・「新型コロナウイルスに対する代替消毒方法の有効性評価(最終報告)」
・上記報告の概要ペーパー
・その他、第5回委員会の資料

広島大とせっけんメーカー「シャボン玉石けん」(北九州市)は、天然せっけんの成分「オレイン酸カリウム(オレイン)」が新型コロナウイルス感染防止に高い効果を示すことを共同研究で確認した。
オレインの水溶液にウイルスを3分間触れさせたところ、感染力はほぼなくなった。
一般的な合成洗剤の成分で同様にウイルスを抑制する場合、オレインの約3~8倍の濃度が必要となることも分かっており、同大は「新型コロナについて高い抗ウイルス効果が実証された意義は大きい」としている。
オレインはオリーブオイルなどに多く含まれる天然油脂が原料。
同社製品のハンドソープを含め一般的な天然せっけんにも含まれる。


同社は2008年から広島大と研究を重ねており、これまでにインフルエンザウイルスへの効果などを確認してきた。
広島大の坂口剛正教授(ウイルス学)の研究室が昨春、国立感染症研究所から分与された新型コロナのウイルス株などで実験した。
ある一定濃度のオレイン水溶液にウイルスを3分間触れさせたところ、何も手を加えない場合と比べ99・99%以上が不活性化した。
市販のシャンプーなどに多く含まれる合成洗剤成分「ラウリル硫酸ナトリウム」「ラウレス硫酸ナトリウム」と比較すると、新型コロナウイルスを99・99%不活性化させるために「ラウリル」はオレインの3・8倍、「ラウレス」は8・2倍の濃度が必要だった。
坂口教授はオレインについて「天然成分としては一般的な存在だが、自然由来の隠れた力がある」と指摘。今後は不活性化に至るまでの作用を詳細に分析するという。

石けんの「洗浄力」は主成分の界面活性剤によるが、インフルエンザウイルスによる実験で、ハンドソープ製品の大半の主成分である合成系界面活性剤と比べ、自然素材無添加石けんの界面活性剤のインフルエンザウイルス破壊能力が、100~1000倍も大きいことが明らかになった。そして、その攻撃力の差がウイルスに対する石けんの作用の常識を覆す事実がわかったというのだ。

石けんはきわめてありふれた製品で日々使っているにもかかわらず、そのメカニズムを知る人は少ないからだろう。
石けんも洗剤も主成分は界面活性剤だ。これは水では落ちない脂汚れを除去する働きを持つ。
一方、インフルエンザウイルスもコロナウイルスも粒子の表面(エンベロープ=外殻)は、脂質二重膜で覆われている。
つまり、これらのウイルスは1ミリの1万分の1という極微小の「脂くるみの玉」なのだ。
洗剤の界面活性剤は布に染み込んだ脂汚れを引き剥がすが、ウイルスの外殻も脂なので同じようにその脂を引き剥がす。
これが、ウイルスがお陀仏となる理屈だ。
新型コロナウイルス感染症の拡大で、世界各国(アメリカが主だが)で、この人類の敵を知るための、精緻でわかりやすい動画が多く作られ公開されている。
この事態を乗り越えていくために最も大事なことは、不安に煽られることなく正しい科学知識を身につけることだからだ。石けんの動画も膨大に増えているゆえんだ。

>自然由来の昔から使われているものには人工物に無い効能が隠れているのですね!

サムネイル

>何度も手洗いをすると手が荒れますね。

この対策です

手が荒れやすい人はどうすればいい?
ところで、新型コロナウイルスの感染を防ぐためには頻繁な手洗いが必須だが、とりわけ医療従事者はその回数が多くなっているはずだ。
界面活性剤はウイルスや病原菌を洗い流してくれるが、一方で洗う回数が増えれば手荒れが避けられない。
手荒れは界面活性剤がもつ「細胞傷害性」による。
界面活性剤は脂にとりつき剥ぎ取る機能が大きいが、手洗いでは皮膚の表面にある脂肪も取り去ってしまうため、頻繁な手洗いを続けると皮膚がガサガサになる手荒れが起こってしまう。
新型コロナウイルス感染症に直面する医療従事者にとって、これは大きな悩みに違いない。
では、医療現場ではどれくらいの頻度で手洗いをし、どれくらいの手荒れが出ているのだろう。
その調査研究が3年前の2017年に行われていた。
それは、北九州市の小倉記念病院感染管理部、NPO法人・北九州地域感染制御ティーム、産業医科大学病院感染症制御部、シャボン玉石けん、そしてシャボン玉石けん感染症対策研究センターが行ったもので、その成果は感染症の医学誌『INFECTION CONTROL』(2017 Vol.26 の12)に、『無添加脂肪酸カリウムを用いた手荒いせっけんの手荒れ予防に関する調査研究』として投稿された。
調査対象者は、急性期病院(3施設)の110名、療養型病院(5施設)の197名、高齢者施設(5施設)の125名で、調査票の回収率は90%以上だった。
この調査研究は、擦式アルコール製剤の使用のみならず流水と石けんによる頻回の手洗いが手荒れの原因であり、また手荒れが感染の温床にもなるという前提のもと、「石けんの工夫が重要だ」として実施した、と投稿論文は記している。
調査でわかった手洗い回数は、おおむね11~20回が4割を占めており、31回以上手洗いを行っている人も13~14%あった。そしておよそ7割の人が「とても手荒れしている」「やや手荒れしている」と回答。
だが、合成系のハンドソープに代わって、自然素材無添加石けん(手洗いせっけんバブルガード)を使いはじめたところ、手荒れは約5割に減少したのだ。
「自然素材無添加石けん」は合成系ハンドソープより肌にやさしいことが立証されたのだ。
私の知人である医療関係者も、長年、頻繁な手洗いによる手荒れに悩まされており、ワセリンの塗布が欠かせなかったそうだが、「手洗いせっけんバブルガード」に変えたところ、まったく手荒れが起こらなくなったと話していた。
新型コロナウイルス感染症の予防のため一般の方も石けんによる手洗い頻度が増えているので、こういう調査研究のあることは覚えておきたい。


>バブルガードにすると手荒れが少なくなるのですね。

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その他   2021/03/12  

2万人のウンチ研究で分かった「マスク手洗いだけじゃない感染対策」

こんにちはつよぽんです。
腸は免疫から造血まで我々の体に大事な器官ですね。
早速先生の本を買いました。

みなさん、「腸」についてどれぐらい知っていますか? 食べ物を消化・吸収し、余った分を便にする、くらいの知識はあったとしても、腸の全ての機能を把握している人はそう多くはないのではないでしょうか?
半世紀にわたって腸と腸内細菌を研究してきた辨野義己(べんの よしみ)さんの著書『「腸内細菌」が健康寿命を決める』によると、腸は免疫やホルモンを生産する最大の器官でもあり、末梢神経の50パーセントが集まっているので情報伝達機能も有しているのだとか。
また、タイトルにあるように腸は寿命にも影響力を持っていて、長寿地域で暮らす方の腸内からは「長寿菌」と呼ばれるいくつかの善玉菌が平均よりも多く検出されたそうです。
このように腸と健康の関係について興味深い知識が満載の同書ですが、今回はコロナ禍の影響で多くの人が強い関心を寄せているであろう「免疫」について書かれた部分をご紹介します。

■ウイルス感染を防ぐカギは腸内環境にあり
私は腸内細菌という微生物の研究者ですから、微生物のひとつである新型コロナウイルスについて意見を求められることがあります。そもそもウイルスの正体が不明なので、多くのことは答えられませんが、「油断せず、怖がりすぎず、冷静に対応すべき」という前提のもと、次のようにお答えするようにしています。
「微生物を研究する者として思うのは、我われは常に微生物の攻撃をうけている現実のなかで生きています。そのなかでも新型コロナウイルスは、2002年に流行したSARS、2012年に流行したMERSと同様のコロナウイルスで、その意味では特異ではない常在性のウイルスです。

たとえば狂犬病ウイルスといった、いわゆる外来性の強いウイルスではありません。エイズウイルスと比べても病原性はそれほど強くありません」
すると質問した人の顔から不安が少し消える。そして次の質問がくるのです。
「健康管理をする。密を避ける。マスクをする。手洗いうがいをする。その他にやるべきことがありますか」
私の答えは「免疫を正常に機能させる腸内環境を作れば、感染症に強くなります」というものです。なぜならば、人間の免疫担当細胞の70パーセントを腸内細菌が操っているからです。

>自分自身の免疫を高めるのが最大の対策なのですね。

■免疫力が正常かどうかを計るバロメーターは?
だから正常な免疫力を維持しようと思ったら、腸内細菌のバランスを良くする必要があるのです。
そうなると今度は、腸内細菌のバランスを良くするために、どうしたらいいかということになります。
しかし、そのバランスは個々人で異なるわけです。

そこで、ここではごく簡単なバロメーターを示したいと思います。
ベストな腸内細菌バランスが維持できている人は、毎日ウンチが出る人です。
これは、あくまでもバロメーターに過ぎませんが、毎日出るけれど下痢気味の人や、毎日ウンチが出ない便秘気味の人は、ベストな腸内細菌バランスにあるとは言い難いのも事実です。
さて、ここで理想的なウンチを毎日するための力、すなわち「腸能力」について、再確認します。
腸能力は、主に三つです。
これは長年にわたって腸内細菌を研究してきた私が、自分自身の身体を使って日常生活実験をしてきた、生活的な結論になります。

>超能力ではなく腸能力なのですね。

この三つの腸能力すべてに腸内細菌研究におけるエビデンス(科学的根拠)があるかといえば、もとより腸内細菌についてわかっていることは、善玉菌20パーセント、悪玉菌10パーセント、未知のわからない菌70パーセントという現実ですから、確実なエビデンスがあるとは言い切れません。
むしろ2万人の人たちの協力で作ったデータベースの分析結果を優先していると言っておきます。

>未知の菌は日和見菌のことでしょうか。

■食物繊維の摂取はコツコツが大事
腸能力の、一つ目は「ウンチを作る力」です。

これは食習慣を見直してつける腸能力ですが、きわめて具体的に言えばここまで何度も書いてきたように食物繊維を摂取することです。
食物繊維は、野菜、豆、穀物、キノコ、海藻などに多く含まれていますが、これらを集中的に食べるのではなく、日常的に食べることをお勧めします。
食習慣は小さな努力の積み重ねをしなければ、それが日常的な行為だから見直すことができません。

ご飯が好きなら白米ではなく玄米にするとか、パン好きならばライ麦入りにするとか、お酒を楽しむときにはクルミやアーモンドを肴にするとか、食物繊維の食べ物を小まめに摂るという、小さな努力を積み重ねてください。

■腸能力向上+ダイエット効果のある理想の組み合わせ
腸能力の二つ目は「ウンチを育てる力」です。

ウンチを育てるのは腸内細菌の仕事で、それはビフィズス菌や酪酸産生菌などの長寿菌です。

私たちにできることは長寿菌を活性化する食べ物を積極的に食べること。
その食べ物とは、やはりビフィズス菌や乳酸菌を多く含む食品や飲料、納豆、オリゴ糖、食物繊維を多く含む食材などです。
ビフィズス菌や乳酸菌を多く含む食品や飲料といえばヨーグルト系の食品を最初に思い浮かべると思いますが、チーズや漬物なども乳酸菌を多く含んでいます。

また、ヨーグルトと混ぜ合わせたり、一緒に食べると腸内細菌のバランスをより良く整える食材があります。
たとえば、ビフィズス菌を増やしてくれるオリゴ糖が豊富に含まれるバナナやタマネギ、ゴボウ。
あるいは水溶性食物繊維が豊富で、整腸効果や美肌効果が期待できるカロテンやミネラル類も含まれているニンジン。
アスパラガスもいいと思います。
アスパラガスはオリゴ糖が豊富に含まれていて、アスパラギン酸には疲労回復の効果があります。ひと工夫してみてください。
組み合わせて食べると良い食べ物は他にもあります。

私がいつも勧めているのはチーズとサツマイモの組み合わせです。
サツマイモは食物繊維の塊で、大いに酪酸産生菌を活性化させます。また、空腹感を満たすこともできるのでダイエット食としても最適です。
漬物など塩分の多い食べ物を摂った後にリンゴを食べるという組み合わせもあります。リンゴは余分な塩分を体外に排出してくれるカリウムを豊富に含んでいるからです。
日本食は思いのほか塩分濃度が高いので、デザートにはリンゴがお勧めです。

こちらに詳しく載っています。

https://www.zenyaku.co.jp/k-1ban/detail/chounai.html

■1時間ぐらいの散歩を侮るべからず
そして腸能力の三つ目が「ウンチを出す力」です。
お腹の深いところにある筋肉、つまりインナーマッスルを鍛えることで、腸をよく動かしてウンチをじわじわと押し出す筋力をつけることです。
インナーマッスルを鍛えるためには、スポーツジムへ通いトレーナーの指導を受けて効率的に運動しなければ……と考える人もいるでしょう。
たしかにスポーツジムのトレーニングマシンを使ったインナーマッスル強化は効率的で、一定レベルまで鍛えれば、その状態を維持することも効率的にできるでしょう。
パーソナル・トレーナーをタイムサービスで雇って運動をした人が便秘を解消したという話も聞いたことがあります。
ですが、そのような専門家の指導を受ける方法がすべてではありません。私はタダでできる1日9000歩以上の散歩をお勧めしています。
電車やバスで通勤通学している人は、それだけでおおよそ3000歩ぐらいは歩いているはずですので、加えて1時間ぐらいの散歩をすれば合計で9000歩ほどになるでしょう。
その散歩も心拍数を上げて歩こうとか、軽く汗をかくぐらいという歩行でもいいですが、風景を楽しみながらゆっくり歩くだけでもいいと思います。
万歩計を持っている方ならそれを利用するといいでしょうし、今どきのスマートフォンには、たいていヘルスケアデータを計測するアプリケーションがあらかじめ入っています。散歩の歩数を計測すると、計測する行為そのものが小さな楽しみになって、散歩運動がよりはかどると思います。
以上が、免疫を正しく働かせるという観点から、腸内細菌のバランスを整えるため「腸能力」を高める三つの方法となります。
私の経験からアドバイスするなら、この三つの方法の重要性は、「ウンチを出す力」が5割、「ウンチを作る力」が4割、「ウンチを育てる力」が1割ぐらいの割合だと思います。

>運動も大切なのですね。

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その他   2021/03/09  

今日はひな祭りですね!


こんにちはつよぽんです。
我が家でも娘が二人いますがお雛様を出したのは子供のころですね。

ひな祭りの由来
ひな祭りの由来は中国から伝わった「五節句」という行事のひとつ「上巳」。
季節の節目を意味する「節」のころは、昔から邪気が入りやすいとされていました。

>2月2日(今年は)の節分は、名前の通り「季節を分ける」ということを意味している言葉だそうです。 
立春・立夏・立秋・立冬は季節の始まりの日であるため、それぞれの前日は季節の変わり目にあたり、それが節分だったのです。 ... 徐々にこの考えが強まり、立春の前日だけを節分と呼ぶことになったのが現代の節分の由来だといわれています。

 

五節句のひとつ上巳には、中国では川で身を清める習慣がありましたが、日本では紙などで作った人形で自分の体を撫でて穢れを移し川に流すことで邪気祓いをする行事として広がっていきました。
人形を流して邪気をはらうこの風習が、現在でも残るひな祭りの行事「流し雛」のルーツと言われています。
《五節句》
・1月7日の「人日(七草がゆ)」
・3月3日の「上巳(桃の節句)」
・5月5日の「端午(菖蒲の節句)」
・7月7日の「七夕(星祭)」
・9月9日の「重陽(菊の節句)」

雛人形は、子どもたちの変わりに病気や事故から守ってくれるとされています。
 そのため、女の子が元気で幸せになるようにお祝いやの気持ちや願いを込めて飾ります。
 昔は、紙で雛人形を作って、病気やけがなどのよくないものを持っていってもらうように川に流す「流し雛」をしていたそう。

>昔は赤ちゃんの死亡率が高かったから禍を川に流したのですね。

別名「桃の節句」旧暦の3月3日といえば、現在の3月上旬から4月中旬。
ちょうど桃の花が咲く春らんまんの季節なので、上巳の節句は「桃の節句」とも呼ばれています。
桃の木は、中国では病魔や厄災をよせつけない不老長寿の仙木とされ、節分にも桃の木の弓で鬼を追い払う儀式があったほど。
桃はとても縁起のいい植物なのです。

>古くから桃には邪気を祓う霊力があると考えられていた。

『古事記』では、黄泉の国でイザナミの追手から逃げるイザナギが、黄泉比良坂に辿り着いた際、そこにあった桃の実を投げつけて、追手を退散させて逃げ延びることに成功した。イザナギはその功を称え、桃に意富加牟豆美命(おおかむづみのみこと)の名を与えたという。

また、『桃太郎』は、桃から生まれた男児が長じて鬼を退治する民話である。3月3日の桃の節句は、桃の加護によって女児の健やかな成長を祈る行事だそうです。

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その他   2021/03/03  

木材の匂いを嗅ぐと、免疫力がアップ

こんにちはつよぽんです。
森林浴をして木の匂いを嗅ぐと落ち着きませんか?
特に桧やヒバの木の匂いを嗅ぐと気持ちが良いですね、この匂いが免疫力を高める事が分かってきました。

人体の免疫系への働きかけが徐々に明らかになりつつあります。
風邪の予防などに木材の匂いを活かせるようになるかもしれません。

作用の仕組みはまだ不明ですが、木材の匂い成分が、ストレスを軽減し、免疫細胞の働きを向上させると考えられます。
詳細に
ヒノキの匂い成分がヒトの免疫細胞の働きを上昇させたとの報告があります。
免疫細胞のひとつとしてナチュラルキラー(NK)細胞と呼ばれる細胞があります。
都内で働く30~60歳代の男性を対象とした研究で、ヒノキの匂い成分である精油が、このNK活性を上昇させた可能性があるとの報告があります。
ヒノキ材精油を揮発させた室内に3日間宿泊滞在した前後のNK活性の変化を調べたところ、滞在前に比較して滞在後に有意に上昇していました。
また、滞在の前後で、ストレス指標である尿中ノルアドレナリンは有意に低下していました。
ストレスが軽減し、そのことがNK活性の上昇につながったのではないかと考えられます。

>ストレスが良くないですね。

免疫とは、「特定の異物に対する防御反応が強くなること」を意味します。
私たちは、同じ異物(抗原)がくりかえし体内に入るとその抗原に対する防御反応が強くなる性質を持っています。
この性質をわかりやすく言うと、「一度○○という病気にかかったら、○○にはかかりにくい」ということです。
そのことを、「○○に対する免疫がある」と表現します。
免疫を利用した医療の代表が「ワクチン」です。
ワクチンは、わざと異物(抗原)を注射することによって、その異物に対する防御反応を強くしておく、免疫を利用した予防法です。
みなさんも、結核に対するワクチンであるBCG接種のほか、麻疹(はしか)、水痘(水ぼうそう)、インフルエンザなどのワクチンの接種を受けたことがあるでしょう。
ワクチンは、細菌やウイルスの病原性をほとんど無くしたうえで、私たちの体内で免疫反応が生じるように作られているのです。

>BCGの接種の後膿んで大変だった思い出が有ります。


しかし、この世のすべての異物に対して体の免疫反応は強い方がよいかと言うと、そうではありません。
すべての病気について「免疫を高める」ことが「病気にならない」ことにつながると勘違いしている人が少なくないと思いますが、異常に強い免疫反応によって生じる病気が数えきれないほどあるのです。
確かに、感染症として悪さをする細菌やウイルスに対しては免疫が強い方がよいでしょう。
その一方で、体にとっての異物の中には「たいして悪さをしない」ものや、「放っておいてもよい」ものがいくらでもあるのです。
例えば、花粉やほこりなどです。
これらの異物に対しては、たとえ体内に入っても免疫の仕組みが働かない方がよいのです。
ところが、こうした異物に対して異常に強い免疫反応を起こしてしまう人がいます。
この「異常に強い免疫反応」が「アレルギー」です。花粉症は、花粉に対する異常な(過剰な)免疫反応が原因なのです。
ですから、何でもかんでも免疫が強い方がいいというのは間違いです。
当たり前のことですが、「それぞれの異物(抗原)に対して、それぞれにちょうどいい免疫反応」が備わっていることが健康な状態と言えます。

>丁度良い強さの免疫力とは難しいですね。


一部の健康食品や、あやしげな医療本に「免疫力アップ!」という表現がよく使われていますが、「どんな抗原に対する免疫がアップ」するのか、明確でないことが少なくありません。
もし、すべての抗原に対して免疫力がむやみにアップしたら、それは大変なことです。
さまざまなアレルギーや免疫疾患になってしまいます。

>笑いでNK細胞が増えるとうは聞いたことが有ります。

免疫系活動を担う--NK細胞の機能
免疫担当細胞のひとつとしてナチュラルキラー(NK)細胞と呼ばれる細胞があります。
比較的最近になって発見されたリンパ球の一種であり、その働きの多くはまだ明らかではありません。
ただ、腫瘍細胞(癌)の監視機構や、ウイルス感染の防御機構に関する機能を持つと考えられています。
最近の研究では、森林浴をすることによりNK活性が上昇することが明らかになり、注目を浴びました。

ストレスと免疫系の働きの関係
様々な研究により、ストレスと免疫系の働きには密接な関係があることが示されています。
たとえば、ストレス時に分泌されるホルモンが、NK細胞の働きを抑制すると報告されています。
ストレス研究の始祖であるハンス・セリエは、ストレスヘの抵抗期が長引くと、やがて体が疲れ切ってしまい、正常な抵抗力を発揮できなくなると唱えました。
ストレスを上手にコントロールすることが重要です。

>ストレスのない生活が免疫力を上げるのですね!

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建材   2021/03/02  

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